卓球・丹羽孝希、所属のTリーグ・岡山が契約解除を発表「双方合意のうえ契約解除」 現在3位のチームに大打撃
2025年01月30日 18時55分
東京五輪・卓球男子団体で銅メダルを獲得した丹羽孝希(30)が所属するTリーグ・岡山リベッツが30日、公式サイトを更新。丹羽との契約解除を発表した。
【写真】丹羽の写真を大きく使用…Tリーグ・岡山”首位攻防戦”のビジュアル
同チームは「丹羽孝希選手の書類送検に関するご報告と対応について」と題した文書を発表。冒頭「このたび、当チーム所属の丹羽孝希選手が書類送検された件につきまして、関係者の皆様、スポンサー企業の皆様、そして日頃よりご支援いただいているファンの皆様に、多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
続けて、事実関係について「当チームが把握している事実として、2025年1月29日18時頃、当チーム監督・白神宛に、丹羽孝希選手の書類送検に関する事実確認の問い合わせがありました。その後、丹羽選手本人に確認したところ、事実であることが判明しました」と報告。その対応として「本件を受け、当チームは本日1月30日午前にオンラインを含む役員会を開催し、選手および関係者の処分について以下のとおり決定いたしました」とし、「丹羽孝希選手 チームと選手との契約に基づき、双方合意のうえ契約解除 契約解除日:2025年1月30日」と契約解除に至ったことを報告した。
また、「株式会社岡山リベッツ 代表取締役 羽場誠 減俸処分(100%減額) 発令日:2025年1月30日 期間:無期限」と代表取締役の羽場氏が、無期限で報酬を返上することを伝え、「株式会社岡山リベッツ 監督 白神宏佑 減俸30% 期間:2025年1月30日〜2025年12月31日」と、白神監督も1年間の減俸という厳しい処分に至ったことを発表した。
今後については「丹羽選手本人への確認し、本件は仮想通貨を用いたオンラインカジノの利用によるものであり、2023年8月以降は利用していないこと、また借金はしていないことが確認されております。また、利用のきっかけはインターネット広告を通じたものでありました」とし、「当チームでは所属選手全員に対して聞き取り調査を実施し、他の選手が同等サービスを利用していないこと、また丹羽選手からの勧誘等がなかったことを確認しております」と他への影響がないことを報告。また、「当チームとしては、今後このような事態が再び発生しないよう、選手および関係者に対するコンプライアンス教育をさらに徹底し、倫理意識の向上に努めてまいります。健全なスポーツの発展に向け、チーム一丸となって取り組んでいく所存です」とつづった。
そして最後に「改めまして、本件により多くの皆様にご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と重ねてお詫びし、結んだ。
丹羽は29日に、海外オンラインカジノで賭博を行ったと報じられ、同チームは「現在、報道にあります丹羽孝希選手の件につきまして、当チームとして詳細を調査中であり、事態を重く受け止めております」「本件については、慎重に事実関係を確認し、適切な対応を検討してまいります。対応方針が決まり次第、改めて正式に発表させていただきます」と発表していた。
昨年8月に開幕した『Tリーグ 2024-2025 シーズン』で、同チームは現在、首位と勝ち点6差の3位(消化ゲーム数に差があり)。同チームの公式サイトやXでは、2月8日に岡山武道館で行われるホームゲーム『T.T彩たま』戦を“首位攻防戦”と位置付け、丹羽の写真を大きく使用して告知していた。
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