川崎重工、十数億円申告漏れ 所得隠しも、海自金品提供問題
2024年12月23日 11時36分
海上自衛隊の潜水艦修理契約に絡み、川崎重工業が架空取引で資金を捻出し海自側に金品などを提供していたとされる問題で、大阪国税局からこれらが経費ではなく「交際費」と認定されたことが23日、関係者への取材で分かった。2023年3月期までの6年間で、所得隠しを含む少なくとも十数億円の申告漏れを指摘される見通し。
川重は特別調査委員会を設置しており、関係者によると、委員会は近く調査結果を公表する。同社は取材に「年度内に修正申告したい」とコメントした。
一連の問題は今年7月に防衛省と同社が公表。防衛省は、契約の適正性などを調べるため、防衛相直轄の防衛監察本部による「特別防衛監察」を実施している。
川重によると、架空取引による裏金捻出は遅くとも6年前に始まったとされる。修繕作業は海自と川重の共同作業で行われ、神戸工場(神戸市中央区)にドック入りした潜水艦の乗組員は、工場敷地に隣接する同社の宿泊施設「海友館」に滞在。慣習となっている乗員と社員の飲食代に充てられた疑いがある。
【速報】追加の安全対策後、陸自オスプレイ飛行再開と防衛省
12月21日
共同通信
防衛省人事(20日)=関係分
12月20日
北海道新聞
【速報】PFAS流出、防衛省が横田基地立ち入りへ
12月20日
共同通信
<一般質問ピックアップ>佐賀市 オスプレイ安全性調査「防衛省を介し行う」
12月16日
佐賀新聞
工期延長に伴う交付金増額なし…馬毛島自衛隊基地整備巡り市議会と防衛省が着工後初の意見交換 議員は家賃高騰や進む人手不足など生活への影響訴え
12月13日
南日本新聞
南西諸島の防衛強化へ奄美に新たな訓練・補給拠点の開設検討 防衛省が新年度予算概算要求に事前調査費計上
12月10日
南日本新聞
防衛省の中学校跡地の取得 対馬市長「売却を前向きに検討」 長崎
12月04日
長崎新聞
馬毛島自衛隊基地整備に1377億円 労務費や資機材高騰で当初見込み上回る 防衛省補正予算案
11月30日
南日本新聞
「反撃能力宣言が抑止に」 名寄で防衛省参事官ら解説
11月25日
北海道新聞
F35B配備計画、説明要求 新富町議会が防衛省訪問
11月23日
宮崎日日新聞
海洋監視強化へ滞空型無人機MQ-9Bシーガーディアンの導入決まる 海自鹿屋航空基地で今夏、同型機を試験運用 配備先は「今後検討」 防衛省
11月15日
南日本新聞
対馬の浅海中跡地 防衛省が取得へ 陸自、廃校の施設を訓練に活用 長崎
11月15日
長崎新聞