芸術 / Art
WWL
坂本龍一展はまだまだ開催中:WIRED WHITE LIST #009
イノベーションとアイデアのタネはどこにある? 『WIRED』がキャッチした、ファイブ(またはシックス)センスを刺激するグッドニュース。東京都現代美術館で3月30日まで開催中の坂本龍一展のこと。
By Asuka Kawanabe
Science
未来への分岐を促す、カラフルなサンゴ礁のジェネラティブアート:スプツニ子!「コーラルカラーズ」
24年の夏、沖縄近海の海水温は記録的な高温で、サンゴの白化が各地で報告された。沖縄科学技術大学大学院(OIST)の初代客員アーティスト・スプツニ子!が制作したジェネラティブアート「コーラルカラーズ」には、海面水温のデータが活用されている。気候変動の影響、そして、未来に残したいサンゴ礁の色について考えさせられる作品だ。
By Erina Anscomb
ART
プラダ 青山店で開催中のユニークな展覧会がまもなく終了:WIRED WHITE LIST #004
イノベーションとアイデアのタネはどこにある? 『WIRED』日本版がキャッチした、ファイブ(またはシックス)センスを刺激するグッドニュース。リジー・フィッチとライアン・トレカーティンのアジア初個展は1月13日(月・祝)まで。急げ!
By Satoshi Taguchi
Culture
大いなる力で、時代の潮目を変えていく:アルスエレクトロニカ・フェスティバル2024 レポート
40年以上の歴史をもつアートとテクノロジーの祭典「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」。2024年のテーマは「HOPE」。アートとテクノロジーの交差点で生じた現地の熱量をレポートする。
By Kazuya Sano
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SZ Newsletter VOL.266「動画生成AI「Sora」とアートウォッシング」
AIと芸術、人間と機械の創造性をめぐる何周目かの議論が勃発している。果たして民主的で分散的な人工知能を希求することは、インターネットと同じ運命をたどるのだろうか。編集長からSZメンバーに向けたニュースレター。
By Michiaki Matsushima
Culture
OpenAIの動画生成AI「Sora」の“流出”と、アーティストたちの言葉
12月9日、OpenAIによる待望の動画生成AI「Sora」が公開された。しかし11月26日、アーティストらが、公開前のSoraを“流出”させる騒動が起きていた。この騒動を受けて公開に踏み切ったのか、OpenAIは公式のコメントをしていない。
By Akihico Mori
SZ MEMBERSHIP
バーニングマンに行きそびれた人のための、「リージョナル・バーン」入門
米国ネバダ州で毎夏開催されるバーニングマンのスピリットは、一年を通して世界各地で楽しめる。あの興奮が冷めやらないあなたも、あるいは「ソフトバージョン」を求めているあなたも、世界の「リージョナル・バーン」に参加してみてはいかがだろうか。
By Alden Wicker
WWL
WIRED WHITE LIST:ファイブ(またはシックス)センスを刺激するニュース:WWL #003
イノベーションとアイデアのタネはどこにある? もちろんフィジカルな世界にある。バーチャル空間でアーカイブされてしまう前に、五感、あるいは6つの感覚を総動員して体感しよう。『WIRED』がキャッチした、テクノロジーとカルチャーとライフにまつわるグッドニュース。【2024年10月】
By Satoshi Taguchi、Asuka Kawanabe
SZ MEMBERSHIP
編集長からSZメンバーへ:「クリエイティブに、世界をハックせよ」SZ Newsletter VOL.258
なにを、なぜ、いかにハックしたのか?── 今年で12回目となる「CREATIVE HACK AWARD 2024」の作品募集締め切りがいよいよ迫ってきた。世界の見え方を永遠に変えるハックはいかにして可能だろうか? 編集長からSZメンバーに向けたニュースレター。
By Michiaki Matsushima
Culture
みえないものとのダイアローグ──「発酵文化芸術祭 金沢」開催中!
金沢21世紀美術館と地域の醸造蔵を舞台に、目にみえない「発酵」をテーマにしたユニークな文化芸術祭が開催中だ。総合プロデューサーに小倉ヒラク、共同キュレーターにドミニク・チェンを迎えた注目のコンテンツをレポートする。
By Maiko Atsumi
Culture
ライゾマティクス・真鍋大度が語るPerfumeとの“共創”の軌跡
さまざまな先端技術や舞台演出で知られるPerfumeの結成25周年を記念した展示会「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」。彼女たちをテクノロジーとクリエイションで支えてきたライゾマティクスの真鍋大度は、その“魔法”のようなステージをいかにつくり上げてきたのか。これまでの“共創”の軌跡について真鍋に訊いた。
By Takuya Wada
Science
プラスチックから生まれたアイスクリームは何味?:未来への問いを生み出す「Grow Lab」
「Guilty Flavours」は、わたしたちの未来を冷ややかに批判するアイスクリームだ。アーティストのエレオノーラ・オルトラーニのインスピレーションは、いかにしてかたちになったのか? ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズのラボ「Grow Lab」を訪ねた。
By Akihico Mori
Culture
海洋生物多様性の保全に自宅から貢献できる仕組みのデザイン: 「CREATIVE HACK AWARD 2023」グランプリ受賞者インタビュー
海洋生物の約25%の生存を支える一方、地球温暖化等の影響で白化現象が問題視されるサンゴ。「CREATIVE HACK AWARD 2023」でグランプリを受賞した「Coral Rescue」は、誰もがサンゴの保全に加担できる可能性を示すプロジェクトだ。同プロジェクトを主導するエクスペリエンス・デザイン・ディレクターの左右田智美に、プロジェクトの現在地やアワードに挑戦することの意義、そして、24年度の応募者に期待することを訊いた。
By Erina Anscomb
Business
その作品は「証券」なのか? NFTアーティストによる訴訟が問いかけること
米国証券取引委員会(SEC)はこれまで、証券に該当するNFTの条件を明確にしてこなかった。それにもかかわらず、複数のNFTプロジェクトを証券とみなして規制対象にし、罰金を課している。これを受け、複数のNFTクリエイターがSECにルールの明確化を求めて訴えを起こした。
By Jessica Klein
SZ MEMBERSHIP
見えない犯罪を耳で調査──フォレンジック・アーキテクチャーは世界を聞いている
シリアの拷問施設からイスラエルによるガザ爆撃まで、アーティストで音響調査員のローレンス・アブ・ハムダンは、犯罪捜査や証拠究明において音響分析の手法を使い、“聞こえるけれど見えない”犯罪を調査している。
By Doreen St. Félix
Culture
未来のためのポジティブなアクティビズム:アルスエレクトロニカ2024 作品解題
例年9月に開催されるアルスエレクトロニカ・フェスティバルに先立ち、プリ・アルスエレクトロニカの今年の受賞作品が発表された。プリ・アルスエレクトロニカ・ヘッドを務める小川絵美子が「ポジティブなアクティビズム」と評する今年の各部門グランプリ受賞作品を解題する。
By Kazuya Sano
Culture
生成AIでアートとサイエンスをつなぐ、奇妙なハイブリッド生物たち
映像アーティスト、マルコス・ケイの作品を一言で表すのは難しい。彼はテクノロジーと芸術を融合することで、生物科学や素粒子物理学の複雑怪奇な世界に果敢に分け入っていく。
By Nadine Kahil
Culture
架空のガジェット「#架ジェット」の懐かしくて新しい、ユーモアたっぷりの世界(しかも、一部は買える)
架空のガジェット、その名も「#架ジェット」。東京を拠点に活動するデザイナーがソーシャルメディアに投稿する作品は、どれもSF的な想像力とレトロなガジェットの魅力、そしてくすっと笑ってしまうユーモアに溢れている。
By Asuka Kawanabe
ART
ハロー、カオス。AIを駆使する写真家がいま考えていること:チャーリー・エングマンとの対話
生成AIアートをリードするアーティストにして、身体や記憶や家族と誠実に向き合う写真家であり、インターネットと資本主義のカオスをスイスイ泳ぐ(ように見える)ボーダレスな表現者でもある。チャーリー・エングマン、あなたはいま何を考えているのですか?
By Yoshiko Kurata
Business
「英国で最も人気の観光スポット」のイマーシブ施設、入場無料で見出した“ちょうどいい”ビジネスモデル
没入型の体験を提供するイマーシブ施設といえば入場料制を想像するかもしれないが、2023年に「英国で最も人気の観光スポット」に選ばれたロンドンの「The Outernet」は入場無料だ。いったいなぜなのか?その理由を最高経営責任者(CEO)に訊いた。
By Asuka Kawanabe