料理・レシピ
秋の味覚を召し上がれ♪湯気までおいしいほくほく栗ごはん♡
2014/09/25 Thu
旬を感じる献立作りは良き妻への第一歩!新米を味わう炊き込みごはん
料理の腕をあげて、東京オリンピックまでには結婚を......とお考えのみなさん、こんにちは。
朝晩めっきり冷え込んで、空気が澄んできましたね。
季節は実りの秋! 日本人なら誰もがバンザイしちゃう、新米の季節です♪ 新米を炊きあげたときの色、つや、甘み、香り......湯気に含まれる成分までも違うんじゃないかと思うほど、そのおいしさったら一口含んだだけで骨身に染みます。
最近は、パンケーキ?とか、エッグベネディクト?なんぞをいただくのがオシャンティとされていますが、今こそ!米食を推したい! なんといっても米は弥生時代から日本人が食してきたもの。誰がなんと言っても、DNAレベルで、日本人には米食なんです。ちなみに、日本の伝統的食文化である「一汁三菜」は、あえていうなら「一飯一漬一汁三菜」というのが本来。でも、飯と漬け物は必須であり、なくてはならないものだったから、もはや言わなくてもわかるでしょ......と、表示しなくなったと言われています。
食欲もモリモリ増してくる秋、我々の食事の基本であり、もっとも大切な「ごはん」を今しかできない食べ方で、調理してみませんか?それは、秋の味覚の代表選手、栗を使った、ほっくほくの栗ごはん! ほんのり甘くてついつい食べ過ぎちゃう(かもしれない)栗ごはんの作り方をプロのシェフにうかがいました!
ホッとできる食卓には、湯気の立ったごはんがつきもの。プラス、旬の食べ物を意識して取り入れるといっそう家庭的な女性をアピールできます。きっと、彼も「こんな家なら、まっすぐ帰りたい......」と思ってくれるはず!
材料・調味料(2~3人分)
栗......9個 包丁で座面を少しだけ切り落とし、鬼皮・渋皮の順にむく
米......320ml
もち米......80ml
太白ごま油(サラダ油で代用可)......大さじ1
昆布......10cm大
塩水......410g(水400ccに塩10gを溶かす)
酒......大さじ2
作り方(調理時間:約40分)
【STEP1】
栗は1cm大に切り、5秒ほど水にさらす。米を砥いでザルに上げ、ごま油をまぶす。もち米は洗わない。
※栗はむくまえに茹でると風味が飛ぶので生を利用しています。
【STEP2】
鍋に米、もち米、栗、昆布、塩水、酒を入れる。アルミホイルでフタをして重石の網などをのせ、箸で蒸気穴を数ヶ所あける。
【STEP3】
強火にかけ、沸騰したらごく弱火で10分。火をとめて15分ほど蒸らし、上下を軽く混ぜながら、栗を均等にいきわたらせてから、お茶碗にもりつける。
栗を1cm大に切っているのは、ごはんとなじみがよく、均等に行き渡るように。 また、米にごま油をまぶすことで、米のひと粒一粒に存在感をもたせることができます。ほのかに甘く、もちもちした食感にするために、もち米を1/4程度入れるのもポイント。 塩水で炊くのは、米の芯まで塩を浸透させるため。お吸いものと海水の間くらいの塩加減がベストです。
確実に彼を落とすためのおせっかいメモ
※栗は、種実類のなかでは脂質が控えめで他のナッツ類よりヘルシー。副菜には、たんぱく質たっぷりの魚料理や、野菜の煮物、味噌汁などを合わせて「ザ・日本の食卓」を演出しちゃいましょ。
※炊飯器で炊いてもおいしくできますが、せっかくの栗ごはん、直火で炊いてこだわりをみせちゃいましょう。おこげもできて、いっそう香ばしく、おいしく炊けますよ♪
※残ったらおにぎりにして、秋晴れの休日にピクニックに出かけても素敵!
>>>おいしいお料理が最高のおもてなし
「元赤坂ながずみ」小河 雅司 シェフ
1979年、福岡県生まれ。店名のながずみは出身地。大学では数学科を専攻したが、日本各地をバックパックで旅行し、沖縄のホテルでアルバイトしたことから"数学よりも楽しい"料理にめざめる。いくつかの日本料理店で修業を積み、2009年、29歳で開業。和の伝統にとらわれない独創性が評価され、2010年より連続でミシュラン1ツ星受賞。ミシュラン最年少シェフとして認定されている。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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