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料理・レシピ

しんしんと冷え込む夜は、お腹も心もあたたまるぽかぽかお鍋♪

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旬の大根にベーコンのこくをプラス。大根1本使い切れるエコレシピ!

みぞれ鍋

みなさん、こんにちは。寒い毎日が続きます。今年は爆弾低気圧が何度となく訪れ、暴風や大雪などに見舞われることが多いですよね。冬の嵐は、身も心も凍えさせる厳しいもの。だからこそ、家庭でのホッとするあたたかな団らんが貴重なものに思えます。特に独身ひとり暮らし男性が、こんな時期に「あぁ......、結婚したい......」なんて思ったとしても不思議ではありません。

人肌も恋しいけど、何より湯気の立つ食卓が恋しい。遠くから灯りのついた我が家を見てしあわせを感じ......たい......。
そんな家庭的な温かさを求める彼につくってあげたいNo.1がずばり「お鍋」。冬の定番であり、かつ、難しい手順ナシ!の楽ちんメニュー。とはいえ侮るなかれ、食材の組み合わせや、出汁の味つけなどによって、天文学的数字になるくらいのパターンが考えられる、実に自由度の高いメニューなのです。だからこそ!ここで女子力を発揮してほしい!

水炊き、寄せ鍋、ちゃんこ鍋、もつ鍋......毎回、同じパターンのお鍋ばっかりになっていませんか? 市販の鍋スープに頼りっきりになっていませんか? もちろん普段はそれでもいいのですが、彼に結婚を意識させるには、もう一段だけ大人の階段をのぼりましょう。味の決め手となる出汁から手作り。そして、旬の食材を余らせることなく使い切る。なおかつおいしい! そんなとっておきのお鍋のレシピをプロのシェフにうかがいました。

シェフが教えてくださるみぞれ鍋は、甘みを増した旬の大根に、ベーコンのこくが相まって絶妙な味わい。普段1本買っても使い切ることが難しい大根も、これなら使い切れちゃう。フーフーハフハフ、切り方を変えた大根の食感を楽しみましょう。シェフの出汁は、どんな食材にもマッチするので、具材はお好みで変えてもOK。彼の好きな食材を入れて、寒さ疲れを癒しちゃいましょう!

材料・調味料(4人分)

【焼き餅とベーコンのみぞれ鍋】
大根......1本 1/2本分は食べやすい大きさのブツ切りにする
厚切りベーコン......240g
水菜......1/2把
菜の花......8本 サッと茹でる
角餅......4ヶ 4等分に切り、焼く
◆調味料
├かつお出汁......580cc
├淡口醤油......大さじ1.5
├味醂......小さじ2.5
├塩......小さじ1/2
├うま味調味料......少々
└黒胡椒......適量

作り方(調理時間:約30分)

【STEP1】

ブツ切りにした1/2本の大根は、下茹でする。ベーコンはフライパンで焼く。

【STEP2】

大根の残りの半量は千切り、もう半量は大根おろしにする。

【STEP3】

分量のかつお出汁と調味料(黒胡椒以外)を合わせ、鍋出汁を作る。

【STEP4】

土鍋に下茹でしたブツ切りの大根を入れ、その上に千切りの大根を盛る。

【STEP5】

水菜、菜の花、焼いたベーコン、角餅を盛り、鍋出汁を注ぐ。黒胡椒を全体に振りかけ、コトコト炊きましょう。最後に大根おろしを入れて完成です。

シェフからのアドバイス
大根をいろんな切りかたで楽しめる鍋です(ぶつ切り、千切り、おろし)。

確実に彼を落とすためのおせっかいメモ

※大根を下茹でするとき、あれば米のとぎ汁を使うとGOOD。竹串がスッと通るくらいまで茹でると、大根のアクがとれ、やわらかく仕上がり、味の含みも早くなります。とぎ汁がない場合は、大さじ1杯程度の米を入れてもOKです。
※大根は、部位によって味や肉質が変わります。今回のレシピでは、大根を4等分に切って、葉に近い1/4、真ん中の1/4を二個分、しっぽの1/4と分けて使うのがベスト。葉に近い部分は甘みが強く、生のままでもおいしいので、千切りに。やわらかい真ん中部分をブツ切りに。線維が多く、辛みの強いしっぽ部分はおろしにして。辛い大根おろしが苦手な人は、火を通せば辛みは減少するので大丈夫。
※葉も、皮も、身も、すべて食べられる大根は究極のエコ食材。葉はきんぴらに、皮はお掃除グッズに、身が残ったら切り干し大根に......など、鍋だけでなく、さまざまな活用法を実践して、デキる嫁への第一歩を踏み出してみましょう。
※餅は□でも○でもかまいません。お正月に残ったお餅を有効活用しましょう!

<この料理を教えてくれたシェフ>
シェフ

「鳥彩 新橋店」 中村 哲也 シェフ
1965生まれ、山梨県出身。 料理専門学校卒業後、懐石料理店に就職。18年間に渡り修行をし技術の研鑽に励む。2004年「TV東京テレビチャンピオン全国お茶漬選手権」初代チャンピオン、2008年「ぐるなびシェフ BEST OF MENU 2008」TOP 10入賞など、幅広い活動を行っている。 「長年培ってきた日本料理のキャリアを生かし、基本を守りながらも新しい料理開発に取り組んでいる毎日です。これから料理の道を志す若い人達に伝えていかなければならないことも、たくさんあると思っています。」
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<情報提供元>シェフごはん
「シェフごはん」は、シェフが皆さんの家庭料理を提案するサービス。経験を積んだシェフが、あっと驚くアイデアや、今まで知らなかったコツを加えたレシピを紹介します。人気のシェフのレシピをモノにして、料理の腕をあげちゃいましょう!

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