出産・育児
【育児相談:ベビーの食事】完了期は、大人と同じごはんでいい?
2014/06/26 Thu
毎日せっせと大人用と子供用のごはんを作り続け、育児ストレスにも負けず頑張っているお母さん。子供の月齢が12~18ヶ月となり、離乳食レシピ本で「完了期」の文字を見かけるようになると、「これで離乳食作りも終了?ヤッター!」と叫びたくなりますね。
でも、ちょっと待って。まだ完全に大人と同じ食事にはできないのです。「離乳食以上大人食未満」なのが完了期。では何を食べさせればいいのでしょうか?そして何に気をつければいいのでしょうか?そこで、「完了期」を迎えるにあたっての心構えや注意点を整理しました。
「完了期」って、どんな時期? 赤ちゃんの食事の様子など
完了期(1歳~1歳6ヶ月頃)とは、「ぱくぱく期」などとも呼ばれ、舌の動きがだいぶ発達し、食事が上手になってくる頃のこと。奥歯が生えそろい、歯ぐきや歯でものを噛む練習を始め、口をもぐもぐ上下に動かして食べ物を噛んでいる様子が見られるようになります。また、母乳やミルクが減り、栄養の大半を食事から摂取できるようになります。
完了期の食事の用意。いったい何に注意すればいい?
繰り返しとなりますが、「完了期」と名前はついていても、まだ大人と同じ食事はできません。以下に注意して、赤ちゃんがニコニコ笑顔で食事できるよう準備してあげてくださいね。
食材の「かたさ」
まだまだ噛む力が弱い赤ちゃん。食材はしっかり煮込んで、やわらかめにしましょう。硬さの目安は、離乳食後期の「完熟期のバナナ」よりも少し硬い、肉団子くらいです。
食材の「大きさ」
口のサイズにあわせ、食材は小さめにカットするのが基本。ただし、あまり小さくしたものばかりだと丸呑みしてしまうので、やわらかく煮た野菜はスティック状にするなどして、噛む練習をできるように調理しましょう。ただし、お肉や油揚げのような噛み切りにくいものは、小さく切ってあげてください。
「もぐもぐしようね」などと声がけを
顎の力が弱い赤ちゃんは噛むのが苦手で、すぐ丸呑みしようとします。「もぐもぐしようね」と声をかけてあげたり、大人が口の中を見せてあげたりして、噛むことを教えてあげましょう。
何才くらいで、大人と同じ食事ができるの?
「完了期」にも、まだ注意がたくさんあることをご理解いただけたでしょうか。では、何才から大人と同じ食事ができるのか気になりますね。ズバリお答えするなら、大体「3才頃」。
ただ、成長の度合いや家族の嗜好によっても異なるので、あくまで目安と思ってください。「正直、面倒だな...」と思ってしまったお母さん。今は、大人ごはんと子供ごはんを同時に作れるレシピも、インターネットや書籍で簡単に探せます。大事なお子様のための一手間をどうぞ惜しまず、期間限定のことだと割り切って、対応してあげてくださいね。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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