宇宙感マシマシのビジュアルがかっこいい月面調査に関連する機器を開発する Venturi のウェブサイト
ロードに時間が掛かります
今回ご紹介するのは、宇宙、とくに月の探査に関連した製品開発などを行っている Venturi という企業のウェブサイトです。
先に注意書きをしておくと、なんかよくわからないのですがこのサイトはロードに時間が掛かる場合があるようです。日本からアクセスしているからなのかわからないですが、根気強く待ちましょう。
表示がされるとそこはまさに宇宙空間という感じで、なかなか質感の高い地球や月が描画されます。
リンク:
地球の大気までも描き出す
今回のサイトは宇宙をテーマにしていますが、主に月を主人公にビジュアルが構成されています。
カメラの画角内に地球が映り込むことはあるのですが、とはいえ、あくまでも月にフォーカスした演出が多く見られます。
個人的には地球の質感がすごくいいな~と感じていて、思わず紹介したくなった次第です。
ブルームのような効果、さらに RGB シフトのような効果がポストエフェクトとして適用されているせいもあると思うんですが、なんかいかにも宇宙から送られてくる映像っぽい質感が再現されています。
3D シーンと DOM で構成された要素がシンクロしながら動くような場面もあり、全体的に質感だけでなくウェブサイトの実装としてもそつなく丁寧になされている感じがします。
デザインも透明感があり洗練されている感じがして、かっこいいですよね。
一度でも自分で地球系のオブエジェクトを扱ったことがある方なら想像しやすいかと思うのですが、地球って単なる球体なので、それを描画すること自体はとっても簡単です。
ですが、雲の質感、地表の質感、そしてそれをうっすらと覆っている大気の質感などなど、いろいろ再現しようとするとなかなか難しいことが実はたくさんあるんですよね。テクスチャの解像度が足りないとか……
今回のサイトの実装はそのあたりが上手に実装されていて、本当に宇宙の風景を見ているかのようなリアリティが再現されているように感じます。
地球をクローズアップして描画するようなシーンでは、雲や地表用のテクスチャが 4K クラスでも、若干ドットが目立つような見栄えになります。
一番単純な解決方法はもっと高解像度なテクスチャを使うことなんでしょうけれども、4K より上となると 8K とかになってしまうので、そのあたりをどう解決していくかということがなかなか難しい問題であったりもします。
今回のサイトの詳細までは調べていないのでなんとも言えないですが、かなり質感や表現には気を遣っている感じがします。
ぜひチェックしてみてください。