[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

もはや毎年の恒例行事! unshift Inc. の年賀コンテンツがビカビカのバキバキでおもしろい

doxas : 2025-01-17 12:28:05

突貫とは思えないクオリティ

今回ご紹介するのは、unshift Inc. の長谷川さんによる年賀コンテンツです。

これまでにも、当サイトでは年賀コンテンツを多く紹介してきましたが、unshift さんは毎年コンスタントにこういったコンテンツを作っていて、もうすっかり恒例となっています。

今年はいろいろあって公開が遅くなってしまったと X でおっしゃっていましたが、それでもこれだけのクオリティに仕上げてくるのはさすがです。

リンク:

(belated) Happy New Year 2025 by unshift Inc.

マウスとのインタラクションもおもしろい

今回のサイトは年賀コンテンツということで、かなり意識的にド派手に作られている感じがします。

ロードが完了するとすぐに表示されるビジュアルからアクセル全開という感じで、すごく目を引くビジュアルが最初から登場します。

ブルームの効果を上手に使いつつ、カレイドスコープ(万華鏡)のような感じでビジュアルを折りたたんで描き出します。

折りたたまれた状態のビジュアルだけを見てもちょっとわかりにくいかもしれませんが、これらは元となるシーンがまずあり、それをポストプロセスによってカレイドスコープ風に加工しているものですね。

元になっているシーンではなにかしらの文字が描かれており、それらの文字を構成するパーティクルはカーソルの位置に応じて影響を受けます。

すでに折りたたまれている状態のビジュアルではちょっとわかりにくいかもしれませんが、文字の形をしているときにカーソルを動かしてやるとその効果がわかりやすいでしょう。

シーンはおおよそ5つの場面からなっており、スクロール操作を行うことで、それらのシーンを遷移していくことができます。

スクロール操作を行っている最中は、折りたたまれる際の係数が変化するようになっており、絶えず違ったビジュアルがつぎつぎと描き出されては目に飛び込んできます。

突貫で作ったということですが、カーソルとのインタラクティブな要素なども取り入れられておりシンプルながら見栄えのするコンテンツとなっています。

数年前までは、年のはじめに WebGL 製のオリジナルコンテンツを公開するというケースが比較的よく見られました。

日本だけの文化というよりは、世界的にそういった取り組みがなされていたように記憶しています。

最近は WebGL はすっかり普及して、それ自体が目新しさを持って見られるものではなくなりました。これはいいことでもあり、一方で、今回のようななにかの契機で使われるケースが減ってしまったことはちょっとだけ寂しい気もします。

unshift さんのようにこうして技術デモを公開してくださるのは本当にうれしいですよね。

ぜひチェックしてみてください。

リンク:

(belated) Happy New Year 2025 by unshift Inc.

share

follow us in feedly

search

search

monthly

sponsor