登録日:2011/11/27 Sun 20:05:08
更新日:2024/05/30 Thu 01:40:59
所要時間:約 3 分で読めます
『北へ。~Diamond Dust Drops~』は、2004年1月から3月にかけて放送されたテレビアニメ。
北海道を舞台にしたゲーム『北へ。~Diamond Dust~』を
アニメ化したもの。
略称「北へ。DDD」
全13話(最終話はDVD-BOXの購入特典)で北海道の各都市を舞台に、ヒロインごとのオムニバス形式で進んでいく。
また、それぞれのヒロインごとにパートナーとなる男性キャラも登場するが、全てが恋人という訳ではない。
茜木温子編-函館市
白石果鈴編-北見市
朝比奈京子編-札幌市
北野スオミ編-旭川市
原田明理編-帯広市
催馬楽笙子編-札幌市
作中、実在する風景や観光名所も登場し見所になっている。
函館編のヒロイン。
20歳。
茜木鮮魚店の一人娘で、母から老舗旅館の御曹司との結婚を勧められているが、
彼女自身は常連客の倉田を慕っている。
声-高橋裕子
北見編のヒロイン。
15歳。
自然気胸という病を患い病院に入院している少女。
父を医療ミスで亡くし、その
トラウマから手術を受けられない。妹思いの大学生の兄がいる。
長いこと入院生活が続いている彼女の趣味は物語の創作。
札幌編のヒロインその1。
21歳。
大学生で大学のシネマ研究会に所属している。
新人賞をとったことで、自分が何を撮りたいのかを見失い、
サークルの他のメンバーともトラブルが絶えない。
声-天瀬まゆ
旭川編のヒロイン。
17歳。
日本人とフィンランド人のハーフで、フィンランドを代表するフィギュアスケート選手だったが、
友人との接触事故が原因で滑れなくなってしまったうえ、友人との間に埋めがたい溝が出来てしまった。
変な
日本語を使う。
帯広編のヒロイン。
17歳。
父子家庭であり、肝心の父親は酒浸りでろくに働かず、
趣味の砂金掘りに明け暮れているため、貧しい生活をしている。
そのため彼女が和菓子屋でアルバイトをして家計を賄っている。
ぶっちゃけ、全ヒロイン中一番可愛い。
そして一番悲劇だった。
声-高乃麗
札幌編のヒロインその2。
28歳。
ラジオ番組「カプチーノブレイク」のDJをしている。
妻子持ちの男と不倫をしているが、ぶっちゃけ遊ばれてただけでした。
声-皆川純子
他のヒロインのエピソード中にちょびっとずつ登場するだけ。
最終回で全員の後日談が語られる際、今作オリジナルキャラの唐黍十郎太と一緒に見せ場がある。
その正体は
ニューハーフ。(原作ゲームの時点ではっきり水商売のお店に勤めている設定がある)
年齢も21歳と高め(本作ではさらに年長ヒロインもいるが)で
男の娘と呼ぶには微妙なところ。
なお「まふゆ」という名前は源氏名であり、原作では源氏名としての姓はなかったがアニメ化の際に本名の姓をそのまま使っていることにされた。
OP「ホップステップジャンプ」
歌-ファイブスピリッツ(石原絵理子・渡辺明乃・高橋裕子・能登麻美子・天瀬まゆ)
ED「会いたい~Love Theme from 北へ。~」
歌-ALLEY:A
【余談】
放送後、茜木温子役の声優の
石原絵理子は事務所に内緒で「うさだヒカル」名義でAV女優として活動していた事が発覚。
それが問題になり声優業界から引退している。詳細は当該項目を参照。
このアニメは、北海道内では
テレビ東京系列の
テレビ北海道(TVh)で放送されたが、
放送当時は、道東地方(帯広、北見など)は未開局だったため、帯広や北見の人々は地元が舞台にもかかわらず、ほとんど視聴することが出来なかった。
ちなみに、2011年10月に帯広、11月に北見でテレビ北海道が視聴可能になった。
映像ソフトは放送当時にDVD-BOXが全2巻でリリースされたが現在は絶版、中古価格も高騰気味となっている。
媒体を問わなければdアニメストアでの配信も行っているが、上述したDVD-BOX特典である第13話は未配信。
放送当時、コミカライズ版がワニブックスより全1巻で刊行された。
トミイ大塚と千葉道徳(アニメ版のキャラデザ・作画監督)の共作となっており、大塚がストーリー作成とカット割を、千葉が作画を担当している。
こちらはアニメ版ともまた異なるストーリーが展開されている。
追記・修正は北へ行ってお願いします。
- 良い作品だよね。PS2でゲームもやったけど面白かった。 -- 名無しさん (2024-05-30 00:13:01)
最終更新:2024年05月30日 01:40