登録日:2011/05/16 Mon 19:27:57
更新日:2024/12/13 Fri 00:34:55
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ドックン。血が、騒ぐぜ。
凄い奴らが
凄い3次元スペースバトルを
引き起こす。
スターフォックスは、1993年2月21日(日)に任天堂から発売された、スターフォックスシリーズの記念すべき第1弾である。通称「スタフォ」。
カートリッジ内に搭載された「スーパーFXチップ」によって疑似ポリゴンを実現し、当時としては画期的な3D表現が人気を博した。
特殊な拡張チップによってSFCの描画性能を超えたポリゴンを実現していたため、長らくVC化が困難な作品の一つでもあったが、後述のミニシリーズに収録された他、
スーパーファミコン Nintendo Switch Onlineにも収録されたことでOnline加入者であれば誰でも遊べるようになった。
ちょっと寄ってこうぜ!
どこ~?
ゲームセンター!
行かないよ。
どうして~?
アレだよな~?
そう、アレアレ!
1993.スーパーFXチップ現る。
この小さなICが、とてつもないゲームソフトを誕生させてしまった。
立体映像ポリゴンによる動きは、まるでアニメーション。
じゃあな~!
アレって何だ?お~い!!
戦闘シーンが目まぐるしく迫る、3次元スペースバトル。
スーパーファミコンソフト
STARFOX
新発売!
コレだよな!!
帰り道にいつものゲーセンに行かず、家でスターフォックスをプレイしようとする青年たち。
理由を知らない1人が後を追いかけ、仲良くカメラ目線でゲームソフトを見せる姿までを描く。
操作するアーウィンの基本兵装は「ブラスター」「スマートボム」の2つ。
ステージ中の対応アイテムを取るとブラスターは最大2回まで強化され、スマートボムは最大5個まで保持可能。
【ストーリー】
ライラット系第三惑星コーネリア。この惑星に、一人の科学者がいた。
名前はアンドルフ。天才的な頭脳を持つ彼は危険な実験を繰り返し、ついには第一惑星ベノムに追放されてしまう…。
数年後、そのベノムに異変が起きた。正体不明の物体が次々とベノムを飛び立ち、周辺の惑星を侵略していく。
復讐心に燃えるアンドルフはいつの間にかベノムを支配し、軍勢を作り上げていたのだ。
コーネリア軍は抵抗を試みるも押され続け、アンドルフ軍はコーネリアの目前に迫っていた…
戦況を打開するべく最新鋭戦闘機「アーウィン」を投入することが決定されるものの、まだ開発されたばかりのアーウィンにはパイロットがいなかった。
そこでコーネリア軍の司令官ペパー将軍は雇われ遊撃隊「スターフォックス」にアーウィンを託し、アンドルフ軍との戦いへの協力を依頼する…
【主な登場キャラ】
発言は全てカタカナで表記される。
現在のスタフォシリーズとは口調・性格の異なるキャラが多い。
主人公。雇われ遊撃隊「スターフォックス」のリーダー。
気弱だがメカに強い。一人称は「オレ」。「ゲロゲロ」鳴く。
陽気なウサギ。年齢は30前後。
情に脆い鳥兄貴。素直じゃない所がある。
コーネリア軍の司令官。
ボスキャラ。今回の侵略を企んだ黒幕。
ペパー将軍は犬、彼は猿。つまり犬猿の仲である。
【アイテム】
道中に散りばめられたアイテム類。
当然ながら後のシリーズに比べるとローポリで、事前に知らないとどのような効果のアイテムかはほとんど解らない。
また特定の敵を破壊すると、その敵に対応するアイテムが出現することがある。
機体のダメージを少し回復する。主に敵やミサイルを撃墜した時に一定確率で出現。
6個の黄色い三角形が円状に配置されている。
ランダムに回転しているため気が付きにくいことも。
銀色は回復量がかなり大きいが、敵が落とすことはない。
青い三角形が円状に並んだもの。
機体のダメージを大きく回復する。
チェックポイントでもあり、取得した後にミスするとそこから再スタートとなる。
ちなみにスモールサプライは回転しているが、サプライサークルは回転していないので間違えないように(ご丁寧にもこの2種類を一列に並べた引っかけのような場所がある)。
赤と青の二重の立方体。
取得後の一定時間、機体が透明(ワイヤーフレーム表示)になり、敵の攻撃からダメージを4回ほど受けなくなる。
ただし大ダメージを受ける場合だと完全には防ぎきれない。
効果が切れても数秒間だけダメージを多少軽減してくれる。
取得すると自機のブラスターが連装化され、攻撃力が上昇する。その状態でもう一個取得すると「ツインブラスターBタイプ」へ強化される。ツインブラスターは左右どちらかの主翼が破損すると通常のブラスターに戻る。
主翼が破損している場合には、「ウィングジャイロ」を呼び寄せる。
ツインブラスターを取得した際に主翼が破損していると出現し、自機の動きに合わせて接近してくる。
接触すると主翼が修理されるが、ツインブラスターにはならない。
見た目は「中央のボディだけ透明になったアーウィン」といった具合。
青い六角形に、六角形の輪がかかっている。
スマートボムを一発補充する。ストックは5発まで。
3つのトゲのような物体が三角形に並んだ「トップス」というオブジェクトで登場。
トップスのパーツ3つすべてをブラスターで撃つと中央にアーウィンが出現し、そのアーウィンに接触すると残機が1つ増える。
なおトップスのパーツには激突判定あり。
【ステージ】
ライラット系に存在する惑星や宙域がステージとなる。
惑星コーネリアからスタートして惑星ベノムへ向かうため、3つのルートから1つを選んで進んでいく。
レベル1:ベノムへの最短距離を進んでいく。強力な艦隊や前線基地が立ちはだかるが、アーウィンにとって相性の良い戦場なので難易度は低い。
レベル2:迂回して後方からの奇襲作戦で進む。敵や仕掛けの性質を頭で理解しないと突破は難しい。初見殺しが多く、闇雲に戦ってはいけない。
レベル3:敵軍の重要な拠点を敢えて潰して回る電撃作戦ルート。危険な地域を選んで進んでいるため当然難易度は高い。
ワレワレニ ノコサレタテハ ベノムヲ チョクセツタタクコトダ。
全レベル共通。レベル1~2は朝方。3は夕方。
最初のステージだけあって流石に簡単だが、近づくと倒れる青い柱、一定間隔で上下する巨大シャッター、動きを制限される建物群などギミックが豊富。
キミガ コノコースヲエラブナラ ワシハナニモ イワン!
ボス・・・アタックキャリア(レベル1~2)、デストラクター(レベル3)
アタックキャリアはオープニングにも大物感を出しながら登場しているが、最初のボスなので各兵装の弱点を適当に撃っていけばすぐ倒せる。
射出する戦闘機は放置すると何度もしつこく体当たりしてくるため撃破推奨。レベル2では戦闘機が至近距離でミサイルを撃ってくるいきなりの初見殺し。
レベル3ではファルコの活躍でアタックキャリアが破壊済みのため、代わってデストラクターが相手となる。
デストラクターはレベル3だけあって攻撃が激しい。更にカバーが存在する限り、弱点と体力を何度でも再生する。倒し方に工夫がいるのでなかなか強い。
アンドルフノグンゼイハ コノチイキニ キチヲ ケンセツシヨウトシテオル。
レベル1と3に登場。隕石群が沢山有る宙域。
レベル3の笑う隕石(顔面岩)はみんなのトラウマ。
テキハ アラユルモノヲハネカエス センカンヲ カイハツシタヨウダ。
ボス・・・ロッククラッシャー(レベル1)、ブレードバリア(レベル3)。
どちらも弱点を定期的に切り替える厄介なボス。
ロッククラッシャーは両端のレーザー砲が全破壊されるとボディを切り離し、ぐるぐる回りながらミサイルとプラズマボールを交互に撃つ。
ブレードバリアは回転板がブラスターをこちらに直接跳ね返してくる上、刃部分が弱点を隠して邪魔する。しかもこちらを捕えるトラクタービームを頻繁に繰り出し、引き寄せて機体をガリガリ削ろうとしてくる。
刃は回転を始めてなくても反射判定があるし、回転を始めてからはすり抜けが一切無いので、無暗な連射は厳禁。
最大強化したブラスターなら跳ね返されない。これはブレードバリアに限らず他の反射持ちボスにも共通する。
撃破後の最後っ屁に注意。
この面では、ある条件を満たすとブラックホールかアウト・オブ・ディス・ディメンジョンズのいずれかに行くことが出来る。
コノ スペースアマダハ ウチュウ サイキョウノ カンタイダ。
センカンニセンニュウシ ソノ エネルギーコアヲ ハカイシテクレ!
レベル1に登場。
ライラット系では宇宙最強の艦隊とうたわれる多数の戦艦が待ち構えている宙域。
布陣が厚いため正面からでは埒が明かず、部隊ごとの指令系統を破壊して混乱させ、その間に中枢部へと近づく必要がある。
戦艦内部に飛び込んでコアを破壊しないと無限ループに陥り、いつまでたってもボスに辿り着けない。
ボス・・・アトミックベース
周囲のバリア装置を破壊しなければならない。バリア装置と本体を繋ぐビームに触れるとダメージ。ブラスターを撃ち間違えると迎撃部隊がやってくる。
…が、スマートボム4発以上あれば確定でゴリ押し勝利できる。
ブレーキ・ブーストヲ ツカッテオルカネ ベノムハ スグソコダ。
レベル1に登場。
かつてはメテオランドと呼ばれるアミューズメント施設があった小惑星。今はアンドルフ軍の侵攻により、撤去されている。
視界がとても悪いうえに障害物や岩山が多く、物陰には強力な武装を施した陸軍が大量に配備されている。いちいち仲間の通信を聞いていられないほど、ブーストやブレーキの出番が多い。
具体的な使用箇所を教えてくれないので、自分の判断力が最後には頼りになる。
ボス・・・ダンシング・インセクター
蜘蛛のような多脚でカサカサ踊り、プロペラのように回転する奇天烈なボス。弱点は足であり、効かないようで効いている。
赤くなってからのファイアーブラスターに要注意。
アンドルフノグンゼイハ コノチイキニ キチヲ ケンセツシヨウトシテオル。
レベル2に登場。
元々はアステロイドベルトのうちの一帯だったが、アンドルフ軍の手により、隕石群は破壊されている。
建設資材と思われる無数の角材が行く手を阻む。
ブーストやブレーキが重要なのだが、このステージでは司令官含め誰もそれを教えてくれない仕様が祟り、多くのアーウィンが宇宙のチリと化した。
特に終盤の角材ラッシュはトラウマもの。しかしこれでもまだ上がある(後述)。
ボス・・・ロッククラッシャー
アステロイドで戦う機体と違い、平常時からミサイル攻撃が加わっている。片側のレーザー砲を全滅させると撃ち始める。
ココハカツテ ワガコーネリアノ シゲンワクセイダッタ。
テンコウソウサユニットヲ サドウサセ タタカイヲ ユウリニススメテクレ!
レベル2に登場。
濃い霧に覆われており、生命の繁殖はなかったが、沢山の鉱物資源に恵まれている。
天候操作ユニットの利用で霧が晴れ、昼から夜に切り替える事が出来る。
このユニットを利用しないと無限ループに陥るが、逆に利用しなければアイテム稼ぎに使える。
ボス・・・プロフェッサーハンガー
最初に基地内部で「BYE BYE!!」とこちらを挑発して逃走、その後多数の海洋生物をけしかけてからお出まし。
海洋生物をひたすら射出し、大技も分身と並んで体当たりを繰り出すだけだがやたら耐久力が高く、体当たり後の逃走を許すと海洋生物の群れを再度全滅させるまで出てこない。
隠れている間はエネルギーが徐々に回復されてしまうので早期決着が求められる。ブラスターの強化具合が結果につながりやすい。
レベル2に登場。
海洋生物によく似た宇宙生物が沢山生息している宙域。さながら宇宙水族館だが、アンドルフ軍にとっても警戒対象であり、そのため敵本拠地に近いにもかかわらず不気味なほど敵軍が配置されていない。
案の定この生物は下手な軍備よりよほど恐ろしく、特に振りほどき方を知らないと撃墜確定のアメーバに注意。司令官の言うことはよく聞こう。
小さいエイは撃ってもいいが、巨大エイには手を出してはならない。
ボス・・・プラズマヒドラ
ひょろ長い腕からプラズマボールを連射する。
しかしどちらかというと回転時の腕そのもののほうがよほど怖い。デフォルトで主観視点にならないのはこれがあるため。ブラスターで腕を千切ると回転攻撃をしてこないが、それはそれで腕の破片が問題になる。
通常は、エネルギーを腕に吸い込むパートと、プラズマボールにして腕から吐き出すパートに分かれており、吸い込むパートの時にブラスターを吸い込ませてやればダメージが入る。
吐き出すパートの時にブラスターを撃つと、腕の中でプラズマボールと衝突して千切れるが、時間経過で徐々に再生する。
一定ダメージを与えると両腕を捨てて発狂。最後っ屁もなかなか初見殺し。
アンドルフハ コノキョダイセイブツヲ アヤツリハジメタヨウダ
レベル3に登場。
自然に恵まれている惑星。巨大な花や蜻蛉、恐竜等が今でも生息している。
アンドルフはこの惑星の生物達を飼い慣らし、強力な兵器に仕立て上げた。
メスのフォーチュンサーペントはみんなのトラウマ。後ろからも撃ってくるなんて聞いてないです。
ボス・・・モナークドドラ
寝起きの振り向きアタックは誰もが通る道。ブレーキ+中空という微妙な距離感が必要になる。
早急に片付けないとブレスによる猛攻が恐ろしい。
レベル3に登場。
セクターXに続く前線基地を作るため、資材が大量に浮いている。したがってここも透明な角材やらが行く手を遮る宙域。
後半の角材ラッシュはセクターXのそれと違い、回りながら四方八方から迫ってくるというこのゲーム屈指のトラウマにして難所。
ブレーキかけっぱなしという解法があるのはいかにも任天堂らしい作り。
ボス・・・アトミックベースⅡ(改良版)
バリア装置がスイッチ切り替え式に変更されたので、壊す事が出来ない。1発撃ちこむたびにONとOFFが切り替わるので、一度OFFにしたスイッチは放置しておくこと。連射はやめよう。
流石にスマートボムのゴリ押しでも倒せないぐらい耐久力が上がっている。
本体のカバーは開いても時間経過で閉じてしまい、全てのバリア装置がONになるというセキュリティ機能が追加された。
激しい天変地異により、穴だらけになってしまった惑星。
空洞を持ち、天井にも火山が…
アンドルフ軍はこの惑星を倉庫として利用。
大量の兵器や爆薬を積み込んだ結果、惑星全体が爆弾の様になり、いつ爆発してもおかしくない、大変危険な惑星と化した。
ブロッケンミサイルとかトラックランチャーとか、先手を撃たないと厄介なことになるミサイル部隊が大量に配備されている。
ボス・・・スピニング・コア
前半と後半で形状を変えるボス。
前半はずんぐりした機体の砲門からプラズマボールを撃つだけだが、途中で機体上部が割れるように開き、ミサイルと交互に撃ち始める。
全ての砲門を破壊すると上空から真っ逆さまにボディプレスで突っ込んでくる。ここはブレーキが必須。
後半はコマのような形態と化し、時折レーザーを乱射するが、それよりも高度をホーミングしながら回転する鉄球がなかなかウザイ。
そこから更に体力が低下すると鉄球が消え、ひたすらレーザーを撃つだけの最弱状態に落ちぶれる。
テキグンノコントロールブレインヲ ミツケダシ ハカイシテクレ!
アンドルフが追放された惑星。
元々は高度な文明を持たず、コーネリアと同等の惑星だった。
が、アンドルフの手により、機械惑星と化してしまい、惑星の原住民は兵士として駆り出されていた。
宙域と地上(レベル2はハイウェイ)でそれぞれボスとの闘いがある。
地上では謎の技術によって何もない所から箱がボコボコ湧いたり、柱が伸び縮みしたり意思を持つかのように飛来して通せんぼしたり……と、予測のつかない奇想天外なギミックが非常に多い。
とりわけレベル1・レベル3共に、突然広範囲を遮ってくる巨大な壁は恐ろしく初見殺し。矢印をブラスターで撃てば回転方向が調整できるものの、撃ちすぎると再度変更されてしまうので要注意。
ハイウェイでは電柱が行く手を阻む程度だが、敵1体1体がタフであり、幅寄せをしてきたり、反射不能の強化リングレーザー砲を設置したりと、手数が少ないのにてこずらせるかなり意地悪な攻撃をしてくる。
ボス
(レベル1)・・・ファントロン(宙域)、ファントロン・ロボットタイプ(地上)
分身で惑わしてくる小型メカにして、大型ロボットへの変形機構を備える。
宙域ではスマートボムを撃つと一撃必殺のクリプトン・ミサイルで反撃するため、絶対に撃ってはならない。
パワーシールド状態でも最大値の半分を削り取ってしまうという最強のミサイルである。
万が一撃ってしまった場合は、一切攻撃せずにその場を動かないこと。
ロボットタイプは必殺の蹴り攻撃が強烈。
普段厄介になるのは縦横無尽に撃ってくるミサイル。正面から飛んで来るとは限らないので、本体より発射されたミサイルに注目したい。
(レベル2)・・・メタルスマッシャー(宙域)、ギャラクティックライダー(ハイウェイ)
メタルスマッシャーは2つの紙コップが合体したような迎撃マシン。
磁力でこちらを吸い寄せ、左右や上下からアーウィンを挟み込もうとしてくる恐ろしい敵。ブレーキの使いどころが重要である。
飛び道具はリングレーザー。オーバルビームやプラズマボールの嵐を越えた一行に今更リングレーザー?と思わせて、反射不能+倍威力の強化リングレーザーなのである。
それを大量に溜めて一気に発射してくるという初見殺しのLv2ルートを象徴する攻撃になっている。
どちらか片方に集中攻撃して破壊すると、残った方が後のハイウェイのボス、ギャラクティックライダーの機体を地上へ射出しながら勝手に自滅する。
ギャラクティックライダーは耐久力こそ高くないが、弱点を見せる時間が少なく、最大強化したブラスターでも普通は倒しきれない。更に意図的にブレーキや幅寄せでこちらに体当たりしてくる。
幅寄せ対策が難しく、ギリギリまで粘ってからブレーキをかけ、その間に手前から逆サイドへ退避するという非常識な動きを求められる。
アンドルフヲタオスノハ ヤハリキミノ シュクメイ ダッタノカモシレン。
(レベル3)・・・
グレートコマンダー・戦艦タイプ(宙域)、グレートコマンダー・ロボットタイプ(地上)
恐らく
全ボス中最強の合体戦艦。
その全貌はリンク先の項目で。
ラスボス・・・アンドルフ
川島教授アンドルフを模した巨大コンピュータであり、本人ではない。
ポリゴン板を吸い込んでは吐き散らす迷惑なラスボス。表面の装甲は最大強化以外のブラスターを直接こちらへ跳ね返す。
目が弱点だが倒しても終わりではなく、中から出てくるコアに撃ち込み続けないと本当に倒したことにはならない。
レベルが上がるにつれてコアの耐久力も上昇し、必然的にもう一度合体される。レベル3に至っては再合体すると発狂しはじめて…
【余談】
【仕様上の限界】
本項目でも言及されている本作のTVCMで紹介されていたプレイ映像は、実際のゲームよりも明らかに滑らかに動いていたため「詐欺CM」等とネタにされる事もしばしばあった。
おそらく、CMで紹介された映像は開発中のもので、開発環境とSFC実機ではグラフィック性能がかなり違い、実機に落とし込んだ際のマシンスペックの差が現れてしまったものと思われる。
【幻の続編】
本作の後に発売された後継作は「スターフォックス64」が有名であるが、実は本作の直接的な続編である「スターフォックス2」も計画されていた。(元々、スターウルフはこの作品でデビューする予定だった。)
しかし、2が完成した頃には既にSFC時代末期&ニンテンドウ64が発売されていたという事もあり、企画倒れになり結局発売されなかった。
(結果、スターフォックス64がシリーズ第2弾となり、スターウルフも64で初登場した。)
“幻の続編”と化したスターフォックス2は、情報が乏しかったこともあってか知る人ぞ知る存在として細々と語り継がれるに留まっていたが、ROMデータが海外に流出したことがあるらしく、YouTubeでプレイ映像が公開されてネットニュースに取り上げられるほどの騒ぎになった事もある。
そして発売中止からおよそ20年後、ファミコンクラシックミニシリーズ「スーパーファミコン」にまさかの収録。
尚、スターフォックス2には、以下のキャラが追加で登場。後の作品に登場しないメンバーのみ挙げる。
ミュウは山猫の女性キャラクター。フェイは犬の女性キャラクター。因みに当初は、山羊の男性キャラも考案されていた。
スターウルフのメンバーで、白い蝙蝠の男性。宇宙一のずる賢さを持つとされる。
【隠しステージ】
ブラックホール
キミノチチウエモ コノフシギナクウカンデ キエテシマッタ。
LEVEL1ルートのアステロイドベルトで、ステージ中盤で登場する5つ連なった形の小惑星のうち一つだけ色が違う物を破壊しその小惑星があった場所を通過。
成功すると笑う小惑星が出現し破壊すると行くことが出来る宇宙の墓場。
アンドルフ軍の兵器が廃棄されており、漂う物体の中にはボスキャラのパーツが混ざっている。
アイテムに恵まれており、脱出も可能。ゲートによって行き先が違い、レベルを無視したルート進行が可能。
脱出先はレベル2のセクターY、レベル3のセクターZ、そしてレベル1のベノム。
アウト・オブ・ディス・ディメンションズ
…アーウィン イッタイ ドコヘキエテシマッタノダ…
ブラックホールはマップ上に表示されているがこちらはステージに進んで初めてマップに表示される。
LEVEL3ルートのアステロイドベルトで本来破壊不可能な小惑星のうち一つだけ破壊出来るものがあり、破壊すると謎の鳥が出現し触れると行ける狂気の世界。
マップ上に出現するアイコンは次元の裂け目にしか見えないだけあって、嫌な予感しかしない別次元の世界である。
そこには歪む背景に顔のある惑星、敵も紙飛行機という明らかに異質な空間が広がっている。
そしてボスはなんと「スロットマシン」いくら打っても倒すことはできず倒すには777を揃えるしかない。
なんとか数字を揃えると爆散し無事脱出…するはずがなんとスタッフロールが流れ始める。
この時点で嫌な予感がするが最後に「THE END」を揃う必要がありこれがそれって無事に脱出…するはずが再び「THE END」が出現する。
つまりこのステージは撃墜されるかリセットしないと一度入ると二度と出られない。
ペパー将軍がステージ前に「アーウィン、一体どこへ消えてしまったのだ…」という台詞や友軍からなんの無線もないことからステージ突入時点で行方不明になっており
ボスを倒すと背景の空間の歪みがなくなる=異空間に閉じ込められたのが確定したと判断できる。
このステージはスタッフがポリゴン作成練習のために作ったオブジェクトなどを再利用して作られたステージである。
あまりにも異質すぎたためこのような隠しステージは以後シリーズでは登場していない。
ツイキ・シュウセイセヨ。
- セクターYは曲もステージも美しくて好き -- 名無しさん (2014-01-14 08:59:40)
- 仲間が撃墜されると復活しないシビア仕様 -- 名無しさん (2014-02-12 07:44:41)
- ↑帰るべき母艦が無いからね -- 名無しさん (2014-02-20 16:15:37)
- 64で世界観リセットされてたんだな。第1作が一番好き。 -- 名無しさん (2014-10-24 15:26:02)
- 今じゃポリゴン()なグラフィックだけど本当に飛行機を飛ばしているような操作性と合わさって当時は画期的な作品だった -- 名無しさん (2015-03-26 23:30:42)
- 帰るべき母艦があるスターフォックス2でも撃墜されたら復活できない。こういう設定は母艦の有無関係なくSFCの世界観らしい。 -- 名無しさん (2017-10-25 03:55:15)
- 2がswitchのSFCにも来たね。 -- 名無しさん (2019-12-16 18:13:20)
- SFC版のちょっと殺伐としてて無機質な雰囲気好きだから、64じゃなくてこっちのストーリーと世界観を引き継いだ新作も見たいな…なんて思ったりする。絶対無理だけど -- 名無しさん (2020-11-20 08:50:32)
- SFCからプレイしてたせいか、64のレーザーの事も未だにブラスターと呼んでしまう -- 名無しさん (2021-09-28 13:16:10)
最終更新:2024年12月13日 00:34