登録日:2024/12/02(mon) 21:39:34
更新日:2024/12/04 Wed 21:47:47NEW!
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この地球に危機が迫っておる。
ヘルナラクが狙っておるのじゃ。
【データ】
別名:冥府闇将軍獣
身長:67m
体重:測定不能
出身地:魔界
スーツアクター:桑原義樹
【概要】
宇宙獣ザディーメが残した次元の裂け目から現れた、この世とあの世の境界にある「魔界」に君臨する怪獣。
ヘルナラクを追って現れた
宇宙侍ザンギル曰く、自らの手先である「
幽体怪獣」を生み出して地球へと送り込み、「
怪獣幕府」なるものを作ろうともくろんでいる「
冥府の闇将軍」である……とのこと。
ただし以上はあくまでザンギルの弁であり、本人(?)は一切喋らないため、実際にはどのような存在で、具体的に何をしようとしていたのかは不明。
少なくとも「怪獣幕府」とか「闇将軍」とかは時代劇かぶれのザンギルさんが勝手にそれっぽいワードをチョイスしただけと思われる。
幽体怪獣同様復活させられたザンギル曰く、本来は「アーク」世界の地球に侵攻するはずだったが「とある勇者」によって食い止められているらしい。
【外見】
体型そのものはオーソドックスな爬虫類然とした姿ではなく、大きな頭部と高さのずれた目が特徴的な人型に近い体型。
だがそれ以上に異質なのが、
「アーク」の前作「ウルトラマンブレーザー」に登場した怪獣たちのパーツがごちゃ混ぜになっているようにくっついている、というものである。
怪獣のパーツは主に左半身に集中しており、左足にバザンガの外殻、左肩にゲードスの頭部、左胸にタガヌラーの前足、左腕にタガヌラーの鎌と
レヴィーラの触覚と
ニジカガチのウロコ、右肩はゲバルガという配置になっている。
【能力】
基本的な戦法は左腕のタガヌラーの鎌をメインとした肉弾戦と目から放つ光線「冥府闇眼光」。
アークを捕まえて盾にする等、知能的な戦術も得意とする。
だがヘルナラクの最も恐ろしい能力は、体を左右に分割しそこから幽体怪獣の卵を射出し、瞬時に孵化させて手駒として操るというもの。
幽体怪獣はその見た目通りブレーザー怪獣がメインで、幽体故に攻撃は通じず、あちらからは物理干渉可能という理不尽仕様だが、ザンギルの刀から出る音が干渉すると実体化し、それをSKIPが解析することで対処可能となった。
生み出せるのは1匹は勿論のこと、複数体同時召喚も可能で数の暴力で攻めたり、あえて小出しにして1日置きに送ることで消耗戦を仕掛けるといった戦略的な運用もできる。
卵を単純に遠距離用の武器として使うこともできる。
弱点はこの卵を生み出すコアそのものであるが、体を閉じてしまうと強固な外殻に阻まれてしまうため狙うのは非常に困難。
また、ザンギルのように知能の高い存在を復活させてしまうと反逆されてしまうという欠点もある。
一応ヘルナラクも闇のエネルギーの供給を停止するという対応は取ってはいるが…。
- モグージョン
- ゲードス
- タガヌラー(複数)
- バザンガ(2体)
- ザンギル
【活躍】
存在自体は第16話「恐れの光」にて自身が復活させたモグージョンが自分の光を浴びてしまい見た「恐怖のイメージ」で登場していたが、第18話「アーク協力要請」の終盤にて遂に登場。
閉じようとする次元の裂け目から現れようとしたが、アークに押し込まれて彼ごと次元の奥へ移動。
そこは「ウルトラマンブレーザー」なる戦士がいる世界で、その世界の防衛戦力であるロボット「
アースガロン」と戦闘し一蹴、続けて現れたブレーザーとも戦いを繰り広げる。
そこにこの世界に迷い込んだユウマが変身したアークも参戦。2対1になっても互角以上に渡り合うも、ブレーザーのスパイラルバレードとアークのアークファイナライズで胸に風穴を開けられ、コアが露出してしまう。
これを不利と見たのか、ヘルナラクはバザンガを召喚し撤退。ブレーザーにエネルギーを分けてもらったアークがブレーザーに投げられて後を追う。
そのままアーク世界に到着し、4日に渡って卵を産み続けて星元市を占拠し、防衛隊の総攻撃を待ち受けるが、その前にアークと交戦。
アークを圧倒するも卵をSKIPと防衛隊に破壊され、アークはブレーザーから授かったエネルギーからブレーザーキューブを生成、アークアイソードにセットして「アークスパイラルバレード」を放って再び風穴を開けられ、そこにアークファイナライズをコアにぶち込まれて爆散した。
それと同時にブレーザーもバザンガを撃破、卵もすべて消滅し闇将軍の野望を露と消えたのであった。
【余談】
- 名前の由来は「ヘル(地獄)」+「奈落」だと思われる。
- 「ブレーザー」とのコラボ回として4話に渡って展開されたが、ヘルナラク自身はほぼ終盤に登場し、2人のウルトラマンを苦戦させたものの、アークはギャラクシーアーマーどころか基本2アーマーすら使わずに倒しているため、「そこまで強くないのでは?」という声もある。また、「本気で攻めるならニジカガチやヴァラロンを復活させるべきだった」という疑問もあるが、前者に関しては苦戦自体は確かにさせているし、後者に関しても「どの怪獣を復活させられるかを任意で決められない」という制約があったのかもしれない。
おかげでタガヌラーが「ガチャの低レア」呼ばわりされる始末また、コラボ回ながら前作の登場人物が一切登場しないという珍しい展開がなされている。
- 「ナラク」「過去の怪獣の復活」とあの連中に酷似した特徴を持つが、関連性は不明。
- ヘルナラクが関わった16〜19話は本作のメインヴィランであるゼ・ズーの一派とは(今のところは)無関係で一見すると本筋から外れた話に思えるが、『全く関係ない地球に災厄を押し付けて自分たちだけ助かって知らん顔しようとしているゼ・ズー一派』に対して『アークの世界にヘルナラクが行けば一時的にせよ厄介ごとは去るのにあえて引きとどめて戦おうとしてくれたブレーザー世界の人々』という形で対比されている…と見ることが出来ると言える。
追記・修正は怪獣を復活させてからお願いします。
- なんでジェロニモンと同じミスしてんだこいつとなる -- 名無しさん (2024-12-02 21:47:36)
- デズナラク様の親戚ではないというか名前だけだとバグナラクの関係者かな?となる -- 名無しさん (2024-12-02 21:48:23)
- なんというかクソ厄介な怪獣だけど直接戦闘はそんなに強くないのか?とは思っちゃう怪獣でもあったなと -- 名無しさん (2024-12-02 22:06:56)
- 知能はあるけど感情はなさそうな感じの怪獣 -- 名無しさん (2024-12-02 22:15:15)
- ニジカガチは1匹限定の怪獣で、しかもブレーザー本編で魂を消滅させられてるから復活させられなかった可能性もあるかな。ヘルナラクはどちらかと言えば頭脳派みたいだから、ザンギルに裏切られた反省も踏まえて、ヴァラロンやニジカガチのような強すぎて制御できる保証が無い怪獣よりも、タガヌラーのような制御が容易で魂が大量に手に入る怪獣による物量戦を優先したとも考えられるけど -- 名無しさん (2024-12-02 22:30:31)
- 姿はブレーザーの怪獣で構成されているが、怪獣達で左半身を無理やり補っているようにも見える。本当の姿も見たい。 -- 名無しさん (2024-12-02 23:08:02)
- 俺自身がカチャポンになると言う事だ! -- 名無しさん (2024-12-02 23:14:22)
- 石川賢先生の魔界転生みたいに他の存在で身体が構成されてるみたいだ -- 名無しさん (2024-12-02 23:29:22)
- アブソリュートタルタロス「この怪獣使えるな、並行世界へ行きこいつを助けるとしよう。この前レイバトスを失ったばかりだこの怪獣も役立つだろう…」なんかウルギャラにレイバトスの代理の蘇生要員になりそうな気が… -- 名無しさん (2024-12-02 23:41:15)
- なんか設定の割にキャラクター性が希薄で肩透かしって感じ。ザンギル解釈が9割でこいつ自体は単に無感情にぼとぼと産卵しているだけの害獣でしかないのでは? -- 名無しさん (2024-12-03 08:35:53)
- ゼ・ズーの手下なのかどうかは不明 -- 名無しさん (2024-12-03 09:18:29)
- どっちかというとゼ・ズーみたいに別宇宙へヘルナラクを押し付けることも出来たのに、それをしなかったブレーザー宇宙の高潔さみたいなのが話の流れだった気はする -- 名無しさん (2024-12-03 14:16:07)
- 闇将軍とかいう肩書きだからヒューマノイド型怪獣かと思ってたらすげえゲテモノビジュアルで面食らったわ -- 名無しさん (2024-12-03 14:49:52)
- 話の都合とはいえ強豪怪獣っぽいのに双方とも強化形態で戦わなかったのが結構惜しい。ギャラクシーアーマーは販促期間だっただけに -- 名無しさん (2024-12-03 17:57:45)
- 2日前からブレーザー世界で暴れてたこと考えると最低一度はアースガロンとブレーザーを退けてると思われ。もしかしたら初戦でチルソナイトソードをへし折ってファードランに無視できないダメージ与えてたのかもしれんし -- 名無しさん (2024-12-03 20:31:28)
- ↑3 それこそ血祭ドウコクみたいな奴をイメージしちゃうよな -- 名無しさん (2024-12-04 07:33:54)
最終更新:2024年12月04日 21:47