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ハロルド・関&アロー・ノザワ

登録日:2024/07/20 Sat 23:45:45
更新日:2024/10/27 Sun 06:57:07
所要時間:約 6 分で読めます





血の謝肉祭(ブラッド・カーニバル)”予選終了

戦闘中止

ベスト8が出揃った


ハロルド・関とアロー・ノザワは超人気格闘漫画『TOUGH龍を継ぐ男』に登場するキャラクター。
主にコンビで活躍したため、本項目では二人まとめて紹介する。


C O N T E N T S






【概要】

二人ともNEO宮沢熹一が開催した血の謝肉祭(ブラッド・カーニバル)の参加者。
中国の権力者である呉白石に雇われた格闘家たちで、NEO坊にボコボコにされた甥っ子の仇討ちのために血の謝肉祭(ブラッド・カーニバル)に送り込まれた*1
完全な逆恨みでやんス
「キーボーを倒せば特別ボーナスが貰える」らしく、金を貰えて強くなれるということで後述する中国の怪しげな人体実験にも積極的に協力している。

あらかじめ二人で組んでの戦闘を想定しており、しっかりと息の合ったコンビネーションを見せる。
NEO坊に仲間だと悟られないようにするためか、予選の迷路サバイバルでは離れて行動していたが、決勝の船上バトルロイヤルでは連携のとれる距離を保っていた。

NEO坊への復讐と軍事用の人体実験も兼ねて彼らは中国式・人体改造術や薬物によるドーピングを施されている。
中国式・人体改造術とは、古来より伝わる東洋医学の気や整体術に最先端の西洋医学を融合させ、人体の運動機能を底上げするというもの。
その効果により靭帯と関節の可動域を大幅に広げ、あらゆる部位の関節を痛みを伴わずに外すことができるようになった。
例え首を捻り上げられたり顎が外れたりといった重傷を負っても、即座に自己修復して戦闘を続行できるタフさを身につけているのだ。


【ハロルド・関】


暴走ゴリラ

素行不良で廃業に追い込まれた元プロレスラー。
ひげ面にオールバックの髪型をした大男で、ゴリラと呼ばれるだけあって血の謝肉祭の参加者の中でも特に屈強な体格をしている。
噂では先輩レスラーを引退に追い込むほどの大怪我を負わせたこともあるらしい。

予選での獲得金額はガルシア28号の¥12,000,000、バッキー・亮の¥8,000,000に次ぐ¥6,000,000で、参加者の中では上位の実力者だと考えられる。
レスラーらしく得意技はタックルとぶっこ抜き式のバックドロップ
正面から組んだ状態からでも即座にバックドロップの体勢に入れる技術がある。


【アロー・ノザワ】


変幻自在のクソ野郎

地下格闘技場の現役王者。モヒカン頭に上向き矢印のフェイス・ペイントが目を引く。
予選での獲得金額は¥3,000,000。予選終了時に他の面々が返り血を浴びているのに対し、彼だけは服に少々付着しているくらいでほとんど返り血を浴びていない。

超変則的な攻撃を得意とし、薬物での強化もあってか残像のようなものを生み出す独特な動きができる。
自身を狡猾で卑怯者のクズ野郎と称するが、そのわりに2対1とはいえ武器等を使わず面と向かってNEO坊に挑むなど、根っからの卑劣漢ではなさそうに見える。

地下格闘技のチャンピオンではあるが、呉白石によれば格闘家としての強さは並レベルとのこと。
ハロルドよりも更に強化されているらしく、筋力増強剤の他に神経伝達速度を飛躍的に上昇させる新薬“フラッシュ・パンサー”を投与されている。

この薬物の効果により、拳銃の弾丸すら見て避けられるほどの反応速度を得ており、人間のキックなどスローモーションに見える。
またフラッシュ・パンサーには五感を強化するのみならず、痛覚や恐怖心を軽減する効果もあり、精神面でも強化が為されている。
中国式・人体改造術とドーピングでパワー・アップされた結果、並の格闘家だったノザワは世界レベルのプロ格闘家を凌ぐ力を身につけているそう。
しかし、五感の強化で反応速度を上げるフラッシュ・パンサーの効果と、ノザワの得意技であるノールックパンチはあまり相性が合っておらず*2、お互いの長所を存分に活かしているとは言えない。

この辺をよく考えず闇雲にノールックパンチを連打してるのも並の格闘家ってわけっスね
忌憚の無い意見ってやつっス
視覚に頼らず、聴覚や触覚だけでもパンチに反応できるように鍛えていれば、もっとNEO坊と戦えたかもしれない。


【主な活躍】

初登場は龍継ぐ第113話「ベスト8」。
予選が終了し、船上バトルロイヤルの出場者が決まったシーンに登場する。

バトルロイヤルが開始された直後は物陰に身を潜めてNEO坊の隙をうかがっていたが、とっくにバレていたようで、バッキー・亮を秒殺した彼に煽られる形でパイプの影から姿を現す。
二人で共闘することを宣言し、同時に跳び蹴りとタックルを仕掛けて襲いかかる。
だが相手はあのNEO宮沢熹一。ノザワの跳び蹴りはあっさり見切られ、ハロルドのタックルは容易く潰されて首を捻り上げて極められてしまう。

ノザワも後ろ蹴りで顎が外れてしまい勝負ありと思われたが、彼らもまた中国式・人体改造術によってパワー・アップした超人たち。
うぎゃぁあ(PC書き文字)とやられたと思わせて外れた関節を即座に治して復活する。
そしてNEO坊が中国の権力者に恨みを買っていること、自分等がNEO坊を倒すために送り込まれた刺客であることを明かし、ぶっこ抜きのバックドロップを仕掛けるハロルド。
NEO坊は硬い甲板(デッキ)に脳天から叩きつけられたかに見えた。

しかしNEO坊を甲板(デッキ)に叩きつける瞬間に喉に肘を入れられていたため、バックドロップの衝撃を自分で受けてしまった。
喉と脳天を潰されたハロルドは吐血してダウン。完全にノビてしまい脱落となった。

相棒がやられてもノザワは動じずにNEO坊に挑み、不意に得意技のノールックパンチを打つ。
更に「俺たちをザコキャラだと思ってると大怪我するぜ」と、意気揚々と蹴りの二度打ちを仕掛けるも、残念ながらどれも全く通用しなかった。
NEO坊の致命的なタイミングの蹴りを負けじと避けてみせ、物陰から観戦していた龍星を驚かせるがNEO坊の余裕は崩せない。

再びノールックパンチを起点に、跳び蹴りなどの変則的連続攻撃を仕掛けてNEO坊に対して優勢に見えた。
しかしNEO坊は反撃できずに押されていたわけではなく、攻撃のタイミングを窺っていただけだった。
一瞬目をそらして反応速度が落ちるノールックパンチの弱点を突かれ、顔面に手痛い反撃を受ける。
続けてローキック一発で左脚の頚骨(太い方の骨)を折られてしまう。
顎が割れて脚を折られても痛みを感じないため戦闘を続行しようとするが、あっさり背後を取られて絞め落とされた。

結局彼らはNEO坊に一撃も食らわせられずに完全敗北・脱落した。
その後は特に触れられることもなく退場し、以降の消息は不明。
マンモス西田のように負けた腹いせに消されている可能性もあるが…


【余談】

NEO坊vsハロルド&ノザワの裏で馮文宝異 常 性 愛 者であることが判明し、静虎vs馮の戦いが繰り広げられていた。





見つかったらしょうがねぇなあ

作戦変更して追記・修正することにした




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最終更新:2024年10月27日 06:57

*1 NEO坊によると龍星とガルシア以外の参加者はほとんどが中国のスポンサーが無理矢理ねじ込んできた格闘家らしい

*2 ノールックということで相手から視線を外すため、視覚による反応速度上昇の効果が殺されることになる