登録日:2011/06/18(土) 22:47:21
更新日:2024/12/14 Sat 16:12:03
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ポアッ
ヤマタノオロチの封印が解けた事によりナカツクニの危機を感じた木精・サクヤによって、神木村に奉られていた白野威の像を依り代に降臨した大神で、雪のように白い毛に、赤い隈取りと背中に背負った神器が特徴的な姿をしている。
しかし、神への信仰心が薄くなった「大神」の世界の人々からはただの狼、もしくは犬にしか見えないので、「わんこ」や「シロちゃん」果ては「白毛布」等適当な名前で呼ばれている。
普段はボーっとしてたり、人の家の食料を勝手に食べたり(実際には食べないで「異袋」という四次元ポケットに入れてるだけ)、シャチ丸に乗ろうとしてコケる等、見ているだけで和む行動が目立つが、妖怪達との戦いで爺さんを武器に使う、巨大な妖怪相手に挑発的な態度をとる等、案外こちらが予想してもいない性格なのかも知れない。
その正体は百年前ヤマタノオロチを封印し命を落とした白野威(後述)の生まれ変わりである。
その昔、アマテラスは神々の國 タカマガハラを治めていた最高神であったが、突如として星の海(おそらく宇宙)から飛来したオロチとの戦いで下界に落下。
共に落下したオロチを退治すべく、戦友
ウシワカの『オロチを倒す予言の者の力が必要』という言葉を信じ、予言の者=イザナギの誕生を人間界で何百年も待ち続ける。
この間、神木村を徘徊したり、村人を遠巻きにつけたりとイザナギを探すも、この行為から生贄を品定めするオロチの使いの妖怪と勘違いされ気味悪がられてしまう。
そして、時が経ちオロチとの戦いで追い詰められたイザナギを助けるべくイザナギに加勢し、オロチを封印する事に成功するも大怪我(実際はモシレチクの攻撃からオキクルミを庇った時の怪我)を負ってしまい絶命。
自身の力である筆神もナカツクニ中に飛散してしまうが、サクヤによって再び人間界に降臨。
イザナギの子孫スサノオと共にオロチを完全に倒す事に成功し、筆神を探して旅を続けながら、「妖魔王
キュウビ」や「双魔神モシレチク・コタネチク」を打ち破り「箱舟ヤマト」に潜んでいた全ての災いの元凶であり、己の反存在とも言える「
常闇ノ皇」と対峙する事となる。
常闇ノ皇との戦いに勝利したアマテラスはナカツクニに真の平和をもたらすべく、ウシワカと共にヤマトに乗ってタカマガハラへ戻って行くのであった。
◆【白野威】
全盛期のアマテラスで、真の姿。
神々しい光を纏い、人々の神様を信じる心を源とした圧倒的な力を誇る。
ゲーム中では、コタネチク戦で助っ人としてこの姿の百年前の白野威が登場。
その力はまさに神そのもので、繰り出される攻撃の一撃、一撃の威力がハンパない。
筆しらべも強力で、特に「輝玉」は通常の倍の大きさで、その爆発は画面一面を真っ白な光で包み込む
核兵器。
常闇ノ皇戦でプレイヤーもこの姿のアマテラスが使えるが筆しらべは僅かな強化に留まり最盛期には遠く及ばない。残念…
◆【アマテラスの武器・能力】
アマテラスの武器は日本故事の
三種の神器を模した、鏡・勾玉・剣がある。
「表」と「裏」の2つの装備枠があり、「表」がメイン装備、「裏」がサブ装備となる。どちらに装備したかで挙動が変わる。
また、ストーリーが進むにつれ習得できるようになる「神業」の中に、表裏に同じ武器種を装備することで攻撃力上昇+特殊効果を得られるものがある。
●鏡
表装備は、リーチ・速度・威力のバランスが取れた扱い易い攻撃が出来る。
裏装備では盾の様に防御が可能で、ガード中に敵攻撃を受けると「天落とし(あまおとし)」(
攻略本では百舌落とし)という大技が繰り出せる。
表裏に同時装備することで発動する神業は「鏡鳴」。ジャストガードした場合に妖怪牙を1本得られるようになる。
●勾玉
表は多段ヒットするリーチの長い攻撃で、裏装備にした場合は勾玉を通常弾または散弾の様に撃ち出すが可能。
表裏に同時装備することで発動する神業は「魂継」。裏装備の攻撃で弾切れが発生しなくなり、特に通常弾タイプの場合マシンガンのように連射可能となる。
●剣
表裏装備共にチャージで威力が高くなる斬撃が繰り出せるがスキが大きい
ロマン神器。
表は4段までの連撃、裏では突進攻撃または斬り上げが可能。また、一部の剣は装備することで筆業「画点」が使用可能になる。
表裏に同時装備することで発動する神業は「剣舞」。チャージ速度を2倍にする効果があり、使い勝手が大幅に向上する。
高火力を即座に叩き込めるようになるので、剣をメインに使うなら同時装備を推奨。
●
筆しらべ(詳しくは別項目へ)
画面上に様々な記号を描く事で、戦闘での攻撃や謎解きに使える、本作の目玉といえるシステム。
◆【ゲスト出演】
マヴカプ3で参戦。
性能としては上記の3種類の武器を持ち替えて戦う所謂モードチェンジキャラ。
体力が標準の80%しかないが、当たり判定の低さ、画面の3/4以上を覆い尽くす攻撃判定を持つ1ゲージ技、それぞれの武器の長所を生かした時の期待値の高さから、ダンテや豪鬼、
マグニートーにも劣らぬ強キャラにランクインしている。
続編の
UMVC3にも参戦。自身の性能とゲームの仕様そのものが変更されたものの、アシスト能力の高さとXファクターとの相性の良さから、大将で起用されるキャラの一匹となっている。表裏のわからない
頭突きが当たれば死ぬまで相手を剣で切り刻む様はまごうことなき神。
北欧の神から勇敢な神だなー、とか言われたり、トノサマンのファンに家で飼われそうになっている。
他にもアニメ等、カプコン系の他メディアにも出演しており、最近では
MHRiseの自社コラボで、
ガルクがアマ公になりきれる重ね着装備がある。
さすがに尻尾や脚の筆のような部分や背負った神器が原作みたいに動くことはないが、それを差し引いても素晴らしい再現度であり、「待て!」で座らせると
奇怪な鼻くそのような妖怪イッスンまで現れる気合の入れよう。
重ね着装備の生産素材が手に入るイベントクエストも、受注参加条件なしの下位クエストと非常に簡単であり、実装直後から数多くのアマ公がカムラの里を走り回っている。
◆【余談】
作中の
巨乳やセクシーな姿の女性に興奮する描写や、奥義「無礼」のポーズから、アマ公は雄と予想出来るが、モチーフの天照大神が女神だからなのか、雌で擬人化されたりされることもある。
まあ雌でも足あげる犬はいる。
本家wikiに公式性別はわんこと載っていたことがあるが、ディレクターの神谷氏曰く「俺はそんなこと言ったことない」らしい。
追記・修正は神様に感謝をしてからお願いします。
- うん、家の飼い犬は雌だけど足上げるな -- 名無しさん (2013-10-31 20:50:34)
- 勾玉メインだったなームチ状とかマシンガンとかすごく使いやすくて…特に道返玉。剣は全然使ってないわ…。 -- 名無しさん (2013-10-31 21:05:37)
- 神様お願いしますじゃなくて神様ありがとうって神を労うのは日本だけだよなぁ -- 名無しさん (2014-09-08 09:01:58)
- Thank you Godとか英語圏で普通にあるが -- 名無しさん (2014-09-08 09:08:19)
- 女性じゃなかったっけ?魂の形が絶世の美女とかなんとか言われてた記憶ある -- 名無しさん (2015-04-17 13:31:52)
- ↑それは飽くまで発言者のイメージに過ぎない的な話を聞いたことがある -- 名無しさん (2015-04-17 19:34:08)
- ↑↑赤カブト戦の前に会う神主の霊にそう言われてたね。あと筆神たちからは「慈母」とか呼ばれてる。結局どっちかは分からず仕舞いだけど… -- 名無しさん (2015-04-19 01:13:24)
- 性別議論でほぼ確実にスルーされる、ハヤブサの「男と男の話」発言 -- 名無しさん (2015-04-21 20:11:32)
- 普通に雄前提で考えてたけどそういやそうだよな…別に公言されたわけでもなかったわ… -- 名無しさん (2015-12-22 10:26:56)
- 大神 擬人化で検索すると間違いなく女性として描かれているあたりプレイヤーからしたら女神なんだろうな。アマ公は。 -- 名無しさん (2016-03-18 18:46:46)
- 一般的に天照大神は女神だからね。男神説もあるけど、メジャーではない -- 名無しさん (2017-04-06 23:12:36)
- 神としては女で依り代にしているのが雄の狼って認識してるけどまあ性別はないと考えるのが一番妥当なんだろう -- 名無しさん (2018-10-03 18:34:38)
- ↑&↑2 月読(ツクヨミ)も両性具有説あるから本当に性別考察は油断できない。 -- 名無しさん (2019-07-19 15:53:58)
- 性別に関してはそれぞれが自由に考えていいんじゃないかな。自分は雌だと思っているけど、雄だと思う人がいても別に構わない -- 名無しさん (2020-02-20 22:07:25)
最終更新:2024年12月14日 16:12