インストール
Debianを使っているので、APTで一発です。
ただし、途中でいくつかの設問があります。
ワークグループ名は「samba」と入れました。
暗号化パスワードを利用するかという問いにはもちろん「Yes」
WINSにDHCPからの設定を使うかという問いですが、今回はSambaサーバーを
WINSのマスターサーバーにしないので、この問いには「No」とします。
Sambaユーザーを保存する方法に従来の方式を使うかtdbsamを使うかを聞いてきます。
今回は使う方を選択しました。
問題がなければ、あとは勝手にAPTが設定してくれます。
無事に起動できていれば、sambaのインストールはひとまず成功です。
起動を確認するにはsmbstatusコマンドを実行します。
ユーザーの設定
現時点では、APTによってUNIXユーザーがSambaユーザーに自動的にコピーされます。
ただし、このSambaユーザーにはパスワードまではコピーされませんので、
管理者がパスワードを設定する必要があります。
HogeというUnixユーザーがいるとすると、Sambaをインストールした時点で、
HogeというSambaユーザーが作成されています。
ただし、パスワードが設定されていないので、ログインはできません。
まずはじめにすることは、このユーザーのSambaパスワードを設定することです。
# smbpasswd Hoge
New SMB password:
Retype SMB password:
エラーが出力されなければ、正常にパスワードが変更されました。
以上で、HogeによるSambaサーバーへのアクセスが可能になります。
最終更新:2006年07月03日 00:09