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Fortan のコードが一番扱い辛い2021年07月29日 12時51分55秒

最近古くて要らなくなったコードを部分削除している。ファイル毎に消せれば楽なのだが、一部はまだ利用されているようで、そうもいかない。

その中で Fortan のコードの削除が一番厄介。C/C++ や JavaScript/TypeScript 系などもほとんどのコードブロックは括弧で囲う。そのため、段落が揃っていなくても括弧の始点と終点を便りに一気に消せる。

python は珍しい段落そろえの言語だが、こちらは段落が揃っていないと実行時エラーになるので、見栄えはいい。

厄介なのは、if が end で終るからだろう。同じように文字で条件式を閉じるのはシェル系だが、Fortran は更に捻りが入る。大文字、小文字の区別がないので、多段式の条件式が全く左揃えでない Fortran の構文はとても追いづらい。対応する if と end が大文字と小文字でバラバラだったりすると、コードの除去作業もハラハラだ。

だいぶ前だが、身近で同じように積極的に未到達コードを削除していた人がいた。Fortran の間違った end を消してしまい、動作が完全に変わってしまい、大きな問題になったことがある。彼も気を付けてはいたのだが、変な段落揃えで、簡単に確認できなかった。私自身や彼もその事例以前から、気を付けてはいる事ではあったが、残念な結果になってしまった事だった。