100円ソックスの寿命
100円ソックスの寿命は短い。
ついこないだ買ったばかりの
100円ソックス4足が4足とも
だった1回洗濯しただけで
毛玉だらけになった
冬だからと
あったかモコモコ系ばかりを
買ったのが
敗因かもしれない。
私は昔からよく
100円ショップで靴下を
買っていた。
前は、100円ソックスでも
けっこう丈夫で
長く履けていたのになぁ。
これも円安の影響だろうか?
お菓子などの食品は
笑えるほどに小さくなってきた。
ステルス値上げ。
すぐなくなるから
何度も買わないといけなくて
パッケージだけがかさばっていた。
そのパッケージすらも
だんだんと簡素化され
小さくなってきた。
もはや実質値上げを
隠せなくなってきたんだな。
国が貧しくなるって
こういうことか。
今はなるべく買わないように
財布の紐を締めている。
ものを買わなければ
いっそう景気が悪くなりそうだが
国の経済よりも
自分の財布が大事だから。
背に腹はかえられない。
大丈夫。
私が買わなくても
お金持ちの人たちが買ってくれる。
外国人観光客が増えて
インバウンド効果は良いけれど
日本に住む私達が
買えない価格設定が増えてきた。
ホテルの料金も爆上がり。
もはやホテルに泊まれるのは
外貨を持つ人だけで
日本円で暮らす人々は
スタッフとして働くことでしか
ホテルに行けない時代かもしれない。
大変な時代だけど
何か新しい風も感じている。
昭和の根性論や
メンバーシップ型雇用、
個性を潰して組織に合わせる生き方は
もう古い。
これからは、個の時代。
組織に息苦しさを強く感じ
溺れかけていた私にとっては
チャンスかもしれない。
ボロボロに擦り切れるまで
履き潰されて
捨てられる靴下のように。
私も穴だらけ、毛玉だらけだった。
今は、穴を繕ったり
ワッペンを付けたりしている所。
毛玉は、取らない。
毛玉は、生きてきた証。
いろんな傷を乗り越えて
痛みを内側に抱えたまま
それでも今日も生きていく。
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