◆明星食品の「五重塔戦略」!
「チャルメラ」や「一平ちゃん」でおなじみの明星食品は、物価高のなか、カップ麺などの値段を、5段階にわけて販売する戦略を立てている。その名も「五重塔戦略」。リーズナブルな物を求める消費者に対して「超低価格」「低価格」「格安プレミアム」という3つの階層をつくった他、売れ筋商品がそろう「レギュラー品」そして、街の人気のラーメン屋とコラボした商品などがある「高級品」の5層だ。
「高級品」から「超低価格品」まで、2.5倍以上の価格差があるというが…。
◆ダイナミックプライシング導入で稼働率が上がったコインランドリー
24時間営業のコインランドリー、混雑具合などの過去のデータから、時間帯によって価格差を付けている。これは、ダイナミックプライシング=変動価格制と呼ばれるもので、いまホテルや飛行機など、多くの業界で導入されている。
このコインランドリーで、取材を重ねると…実に面白いことがわかった。
◆野球場の座席の値段にもAI導入
プロ野球の福岡ソフトバンクホークスでも、ダイナミックプライシングが導入されている。過去の販売実績のデータなどから、試合ごと、1席ごとの需要をAIが予測して、値段を導き出している。
知っていれば得することもあるというが!?
MC:林修
進行:狩野恵里(テレビ東京アナウンサー)
解説:原田亮介(日本経済新聞論説フェロー)
ゲスト:段田安則、ふかわりょう、井上咲楽
ナレーター:大塚芳忠