NESカセットをスーパーファミコンで遊べる変換器「CC-16PHN-GR」を試す
こんにちは、月好きです。 今回、以前から気になっていたNES-SFC変換器「CC-16PHN-GR」を購入したので、実際に使用できるかレビューしていきます。
商品概要
コロンバスサークルより発売されているSFC互換機「16ビットポケットHDMI」の拡張コンバータとして発売されている、NESのカセットをスーパーファミコンで動作できる変換アダプタになっています。 現在も新品が販売されており、Amazonやヨドバシ等から3000円前後で購入できます。入手性は非常に良いです。
購入理由
NESは海外版のファミコンなのでファミコンで使える変換アダプタが多く発売されています。 その中でもサイバーガジェットから販売されていたNES-FC変換アダプタは品質が良く、値段も2000円ほどでおすすめだったのですが、こちらは現在製造・販売を終了しており、中古もプレミア価格(定価の5倍ほど)で取引されています。 これに代わる品質の良さそうな変換アダプタがないか探していたところ、今回の商品を見つけました。
外見
レトロゲームの変換アダプタにありがちな基盤むき出しではなくしっかりとした外装で覆われているため、実際にスーパーファミコンに挿して触ってもぐらつきはありません。新品3000円以下で買える変換アダプタとしてはかなり良い見た目をしています。 アダプタの左側には付属の映像ケーブル差し込み口があり、ここから映像を画面に出力することになります。この際、SFC本体の映像ケーブルは使用できないため注意してください。
使用感
実際に使用してみます。今回動作を確認したのは、Nintendo版TETRISになります。 ※テトリスしかないのはこれ以外にNESカセットを持っていないためです…すみません
映像については、ブラウン管の画面越しだと黄色が緑色に見えるなど、色味はかなり変わっていそうです。キャプチャーボード越しではそこまで色味は変わっていないようです。 遅延についてはほとんど感じられませんでした。SFCでNESを起動して、変換アダプタに接続するケーブルから映像を出力するという通常あり得ない状態ですが、思った以上に快適にプレイできています。 音も効果音などに少し違いがあります。 操作はXYとLRボタンは反応せず、ファミコンに存在するボタンのみ反応します。スーパーゲームボーイのようにボタン割り当てを変更するなどの設定はできません。 youtu.be ↑サイバーガジェット製NES-FC変換を使用した画面 youtu.be ↑コロンバスサークル製NES-SFC変換を使用した画面
まとめ
新品3000円以下で購入できる変換アダプタとしてはとても品質が良く、おすすめできる商品です。 スーパーファミコンを使用するため、周辺機器を安価で揃えやすく、コンポジット出力なのでキャプチャーが簡単にできるのも強みだと思います。