急勾配区間多い「都電荒川線」意外に大きな高低差 駅ごとにどのくらいの差があるのか調べてみた
東京の地形は西高東低
東京は意外に坂が多い。柿の木坂、四谷坂町、神楽坂など地名にも坂が付くほどで、駅名でも乃木坂や赤坂、中野坂上など、坂が付いた駅名も見られる。
東京の地形は、西側が武蔵野台地の高台で、東側が低地となっている。高台部分は富士山や箱根山、浅間山などの噴火による火山灰で覆われた関東ローム層で、低地との境は、階段状の地形となっている。武蔵野台地の範囲は、北側が北区の赤羽で、京浜東北線に沿う形で南下し、大田区の東海道新幹線・多摩川橋梁付近とされており、多摩川以西は多摩丘陵と関東山地の高台となる。東京23区はもともと低地部分が少なく、東京湾に向かって埋め立て、平坦地を増やしていった。
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