香取慎吾、松岡充、加藤浩次が共演した、23年前のドラマ「人にやさしく」(2002年、フジテレビ系)が、FOD・TVerで2月7日(金)まで第1話が無料公開中である。若い頃の生田斗真や上地雄輔、いいとも青年隊の岸田健作らが出演していた第5話と、ゲスト出演の高岡早紀が大人の女性の魅力を振りまいていた第6話を紹介する。(以下、ネタバレが含まれます)
元気のない祐介(生田斗真)たちのために前がお祭りで励ます
「人にやさしく」は、東京・原宿の街を舞台に「3ピース」と名付けた一戸建てに同居する前(香取)、太朗(松岡)、拳(加藤)の3人と、突如見知らぬ母親から「預かってください」の手紙と一緒に現れた小学生・明(須賀健太)が共に「明るく、楽しく、ファンキーに!」をモットーに暮らしていく青春子育てグラフィティ。FOD・TVerの「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」キャンペーン開催中は第1話のほか、全話を順次無料配信している。
香取は現在放送中の「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)で主演も務めている。
第5話、サブタイトルは「夢」。「3ピース」で節分の豆まき合戦を楽しんだ4人は、明がもっとやりたそうにしているのを見て、「明日オレの実家について来い」と言う前。
翌日、前は明を連れて原宿つぐみ学園にやってきた。つぐみ学園は、親のいない前が子ども時代に生活した養護施設だった。毎年、前は節分の時期になると、後輩の子どもたちを元気づけようとつぐみ学園を訪れていたが、今年は子どもたちのノリが悪く元気がない。親代わりの園長先生が疲れから糖尿病を悪化させ入院したためだという。前は子どもたちを元気付けようと、原宿の仲間にも声をかけ“つぐみ祭り”を開催することに。
100人もの仲間たちが集まり、「盛り上がるぞ」「騒ぎまくるぞ」とノリにノリまくる一同につぐみ学園を代表してやってきた佑介(生田斗真)たちは唖然とする。
原宿の仲間たちの中にいたのが、上地雄輔や、岸田健作らの面々で芸人もいた。老若男女集まってのお祭り騒ぎが描かれる中で、今見てもピンと来る顔を探すのも楽しい。第5話は施設育ちの前が、自身の過去を語りながら子どもたちを強く励ましていく姿が感動を誘う。