2月21日(金)より配信を開始するFODオリジナルドラマ「今日のさんぽんた」。その完成発表イベントが2月19日(水)にフジテレビ本社で行われ、安田顕、新谷ゆづみ、柴犬・のこが登壇し、ドラマの撮影秘話や見どころを語った。
ポン太役“のこちゃん”に安田顕が生アフレコ!
本作は、「ゲッサン」(小学館)にて連載中の田岡りきによる同名マンガを実写化した作品。能天気でちょっと抜けている飼い主のりえ子に、柴犬・ポン太が心の中でツッコむシュールなお散歩コメディーだ。
イベントでは、「めざましテレビ」(フジテレビ系)内の人気コーナー「きょうのわんこ」のナレーションでお馴染みの西山喜久恵アナウンサーが司会進行を務めた。
まずは、りえ子を演じるゆづみと、ポン太の声を担当する安田顕が登場。続いて、ポン太を演じた柴犬・のこがステージに現れると、観客から「かわいい!」という歓声が上がった。
西山が「のこちゃん、今日は大勢の人がいるけど大丈夫かな?」と問いかけると、なんとも言えない表情ののこに安田が「お手洗いに行きたいんですけど…」とまさかの生アフレコ。そんな安田はもともと原作の大ファンで、本作のプロデューサーに話をしたところ、今回の実写化が決まったという。
自身もトイプードルを飼っており、いつか話してみたいという願望を抱いていた安田は「ある意味、夢が叶ったとも言えるんですが、犬に喋って欲しかっただけで自分が犬として喋るとは思わなかった(笑)」と率直な思いを語った。
原作者も太鼓判を押す新谷ゆづみの名演技
愛犬のポン太にお散歩中、一方的に話しかけまくるりえ子。イベントでは、そんなりえ子のキャラクターがよく分かる新谷おすすめのシーンが紹介された。
人が心を落ち着かせるために、犬の体に顔を埋め、大きく息を吸う“犬吸い”。犬を飼っている人なら誰もがやったことのある行動だが、該当のシーンでは「歩きながらでも犬吸える装置みたいなの開発されんかな?」というりえ子の妄想が具現化される。
同シーンを演じた新谷は「もう撮影しながら笑いが止まらなくなっちゃって。りえ子の頭どうなってるんだろう?って思いました」と振り返った。
そんな独特のキャラクターを見事に表現した新谷について、原作ファンの安田は「本当にりえ子がいた!と思いました」と大絶賛。
会場に来ていた原作者の田岡も「いい空気感で、いい塩梅のテンションの実写化、ありがとうございます。新谷さんと安田さんのおかげでりえ子と、僕の中のポン太の解像度が上がった気がします」と太鼓判を押し、新谷は「原作の良さを崩したくないという思いが強かったので、そう言っていただけて嬉しいです」と喜びを語った。
「今日のさんぽんた」(全8話)
配信:2月21日(金)FOD配信スタート 毎週金曜日20時に2話ずつ最新話配信
放送:2月22日(土)CS放送スタート 毎週土・日曜日11時~11時30分最新話放送
※配信・放送時間に関しては予告なく変更になる場合があります。
出演:安田顕(声)/新谷ゆづみ/越山敬逹/瀬戸琴楓/円井わん/のこ(犬)
原作:田岡りき「今日のさんぽんた」(小学館「ゲッサン」連載中)
主題歌:やまもとはると「散歩道」(Amuse)
脚本:益山貴司
音楽:小山絵里奈
企画・プロデュース:森谷 雄(アットムービー)
プロデューサー:鹿内 植/森本友里恵(アットムービー)
監督:小山亮太/益山貴司/國領正行
制作プロダクション:アットムービー
制作著作:フジテレビ
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※今回の完成発表イベントの模様は後日FODで配信の予定