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【日本三大水族館】「沖縄美ら海水族館」と「横浜・八景島シーパラダイス」もう1カ所は?それぞれの人気スポット

Posted by: あやみ

掲載日: Jun 18th, 2024

日本は水族館の数が多い国です。2010年10月の「マンボウなんでも博物館」の調査によると、アメリカに次いで2番目に水族館が多い国にランクインしています。今回は、そんな数ある水族館のなかで、日本三大水族館に挙げられる、沖縄県の「沖縄美ら海水族館」、神奈川県の「横浜・八景島シーパラダイス」、大阪府の「海遊館」の人気スポットをご紹介!

日本三大水族館 トップ画像

容量7,500立方メートルの大水槽でジンベエザメやナンヨウマンタが泳ぐ「沖縄美ら海水族館」(沖縄県国頭郡)

美ら海水族館 サンゴ礁

海洋博公園のなかにある「沖縄美ら海水族館」は、沖縄の生き物たちの雄大な世界が広がる水族館です。

太陽の光が降り注ぐ「サンゴの海」の水槽には、約80種440群体のサンゴを展示。この水槽は、飼育員が地元の本部町の海に潜って実際に見たサンゴ礁の風景を参考にして、つくられたそうです。

サンゴの大規模飼育を可能にしたのは、沖縄美ら海水族館の目の前の海から、絶えず新鮮な海水を供給するオープンシステムを採用しているから。水槽内のサンゴは水族館のオープンから10年以上、成長し続けています。

美ら海水族館 ジンベエ

また、「沖縄美ら海水族館」の大人気スポットといえば「黒潮の海」。ジンベエザメとナンヨウマンタたちが群泳する、容量7,500立方メートルの大水槽は圧巻です。

正面の巨大アクリルパネルのほか、「アクアルーム」など多方向から観察できます。大水槽を水面から自由に観覧できるコース「黒潮探検」も!

沖縄の深海を再現したエリア「深海への旅」も必見。これまで紹介される機会が少なかった深海の多様な生き物たち約150種をガラス越しに観察可能です。沖縄の海といえば、サンゴや熱帯魚の印象がありますが、それとはまったく異なる、静かな世界が広がっています。

美ら海水族館 ウミガメ

人魚伝説のモデルとなったアメリカマナティーが飼育展示されている「マナティー館」や、タイマイ、アカウミガメ、アオウミガメ、日本では珍しいヒメウミガメ、クロウミガメを飼育している「ウミガメ館」も、チェックしてみてくださいね。

初めて訪れる方はもちろん、何度訪れても新しい発見があるココロ踊る水族館ですよ。

沖縄美ら海水族館
住所:沖縄県国頭郡本部町字石川424
電話:0980-48-3748
入館時間:時期・施設により異なるため、詳しくはこちらをご覧ください。
休館日:毎年12月第1水曜日とその翌日に休館予定
料金:大人2,180円、中人(高校生)1,440円、小人(小・中学生)710円、6歳未満無料
交通アクセス:那覇空港からバス(高速バス使用)で約2時間30分
公式HP:https://churaumi.okinawa/

国内最多5万尾のイワシの大群泳が見られる「横浜・八景島シーパラダイス」(神奈川県横浜市)

横浜・八景シーパラダイス 外観
©️kuremo / Shutterstock.com

「横浜・八景島シーパラダイス」は、テーマの異なる4つの水族館のほか、アトラクション、レストラン、ショッピングストアなどがある複合型海上レジャー施設です。子どもから大人まで1日遊べます。


日本最大級の水族館「アクアミュージアム」には、700種類・12万点の生き物が生活。LABO5『大海原に生きる群れと輝きの魚たち』の、国内最多5万尾のイワシの大群泳は迫力満点です。

好奇心がそそられるのは、LABO7『未知なる海底谷 深海リウム』。太陽の光が届かない漆黒の深海にたくましく生きる、タカアシガニやオオグソクムシ、マツカサウオなどを観察できます。高水圧・低水温・低酸素・餌の乏しい過酷な環境で生活する生き物を眺めていると、生命の神秘を感じますよね。

また、LABO8『海の王者サメ~五感で知るサメの世界~』には、飼育員からサメの解説を聞きながら学べる「サメ体感カウンター」も! サメのアゴや歯、肌、卵殻などに触ったり、顕微鏡で観察できたりします。サメの卵殻を初めて目にすると、その不思議な形状に驚くかもしれません。

癒されたくなったらLABO9『くらげりうむ』へ。ミズクラゲのほか、アマクサクラゲなど10種類以上を観察できます。ゆったりと水中を漂うクラゲを眺めていると、日常を忘れてリラックスできそうですね。

そのほか、頭上180度を水槽が覆い、大水槽で暮らす生き物を間近で観察できるエスカレーター「アクアチューブ」や、イルカやペンギンが活躍する大人気のショーも見逃せません。


森のオアシスをコンセプトとした「フォレストガーデン」には、自由気ままに暮らしているように見えるプレーリードッグがいますよ。体の骨が透けて見えるトランスルーセントグラスキャットフィッシュ、腹部がアーチ状に張り出した三角形の体が目を引くシルバーハチェットといった個性的な生き物も要チェックです。

島内にはホテル(事前予約不可)もあり、全室から海を一望できます。宿泊者限定でホテルに隣接している「ふれあいラグーン」を、宿泊日翌日の朝、開館前にゆっくり見学できる特典も! 気になる方はぜひ訪れてみてくださいね。

横浜・八景島シーパラダイス
住所:神奈川県横浜市金沢区八景島
電話:045-788-8888
開館時間:時期・施設により異なるため、詳しくはこちらをご覧ください。
料金:1日のスケジュールや利用する時間によって異なるため、詳しくはこちらをご覧ください。
交通アクセス:シーサイドライン「八景島駅」からすぐ
公式HP:http://www.seaparadise.co.jp

環太平洋生命帯の海を巡る旅に出ることができる「海遊館」(大阪府大阪市)

大阪海遊館 外観
©️cowardlion / Shutterstock.com

世界最大の海、太平洋とその周辺海域の自然環境を忠実に再現した「海遊館」。館内の水槽は、それぞれが実際の太平洋の地理的な位置に相当するように配置されており、約620種30,000点の生き物たちを飼育展示しています。

滝が流れ草木が茂る「日本の森」では、かわいらしいコツメカワウソを観察できます。コツメカワウソの生息地は東南アジア。もし日本にコツメカワウソが暮らしていたら、このような情景が見られるのでは? とワクワクさせられます。

「太平洋」には、ゆったりと泳ぐジンベエザメの姿も! 優雅に泳ぐイトマキエイ、群れをなすグルクマも見ることができます。

また、オーストラリアとニュージーランドの間に位置するタスマン海を再現した「タスマン海」では、カマイルカたちがダイナミックに泳ぐ姿を観察可能です。その速いスピードで気持ち良さそうに泳ぐ姿に魅了されますよ。

大阪海遊館 アザラシ

人気の水槽のひとつ「北極圏」は、上下のフロアで北極圏の氷上と海中を再現。ここには、輪のような斑点模様からその名がついたワモンアザラシがいます。陸上ではコロコロ転がっているイメージが強いアザラシですが、水中だと驚くほど俊敏! 陸上と水中では別の生き物のように感じるかもしれませんね。

大阪海遊館 くらげちゃん

宇宙の銀河のような空間「海月銀河」には、ミズクラゲの水槽があり、クラゲの美しさや透明感、浮遊感を楽しめますよ。

さらに週末には、パーソナルバックヤードツアーを開催。長靴に履き替えて、ジンベエザメが泳ぐ「太平洋」水槽の上にある作業用通路のほか、生き物たちの餌を保管しているー30℃の冷凍庫といった、いつもなら飼育員しか立ち入ることができないエリアを見学できます。水族館マニアや、海洋生物が好きな方、垂涎のツアーですね。

17時以降は「夜の水族館」として、館内の照明と音楽が変わるのも「海遊館」の魅力のひとつ。まるで水中にいるかのような神秘的な雰囲気を堪能できますよ。

大阪旅行ついでに訪れたいスポットですね。

海遊館
住所:大阪市港区海岸通1-1-10
電話:06-6576-5501
入館時間:10:00~20:00(入館は閉館の1時間前まで)※季節により変動あり
休館日:不定休(1月に計2日の休館日あり)
料金:大人 (高校生・16歳以上)2,700円、小中学生1,400円、3歳以上700円 ※2歳以下無料
交通アクセス:Osaka Metro中央線「大阪港駅」より徒歩約5分
公式HP:https://www.kaiyukan.com/

[参考]
横浜市観光情報サイト
OSAKAINFO|大阪公式観光情報
海洋博公園

[Photos by Shutterstock.com]

 


 

PROFILE

あやみ

Ayami ライター

フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。

フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。

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