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ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

旅人だったら誰でも知りたいあんな疑問やこんな疑問を、プロフェッショナルたちに直撃してみた「プロフェッショナルに聞いてみようシリーズ」。今回は医者に旅先での病気に関する疑問を聞いてきました!

今回のプロフェッショナル:医者・柿本卓也

柿本卓也

大学在学中から長期休暇の度に海外旅行をし、旅行医学にも興味を持ちました。現在はその経験も生かし、あらゆる症状・疾患に対応するべく「総合診療科」の道に進み、日々多くの患者さんを診ています。既存の医師の生き方に捉われない「エクストリーム総合医」として、医療情報やライフスタイルなどについて今後も発信していこうと思います。

質問:海外で怪我をしましたが日本で治療を受けたいです。どの程度の怪我なら帰国できますか?また、飛行機に乗れない怪我ってどの程度ですか?

あんなに気をつけていたのに、気づいたら車にはねられてしまっていた…。保険は入ってるけどやっぱり海外の病院って怖い…言葉も通じないし、治療は日本で行いたいなあ…。

そこで怪我をした時、日本に帰って治療ができるかどうか、さらに飛行機に乗ってはいけない怪我はあるのかなど、医者に質問してきました。

回答:骨折なら飛行機に乗れますが、噛まれた傷や汚れの強い傷などは一刻を争うかもしれません。すぐに現地で処置を受けましょう。


photo by unsplash

航空会社の基準は明確なものはなく、例えば骨折をしていても搭乗できます。優先搭乗となる場合もあるので、空港職員に一声かけておくとよいでしょう。

帰国してからの受診でも大丈夫かどうかに関しては、実際に診ないと判断できないことも多く、その判断には複雑な要素が絡むため、簡単な基準を設けることはできません。

 

怪我の場合、動物・人に噛まれた傷や汚れの強い傷、関節や骨に達するなどは処置までの早さが命ですので帰国まで待たずに受診して下さい。また骨折や脱臼などで変形を伴う場合、早めに整復しないと変形が残ってしまうため、見た目が変だなと思った場合は受診して下さい。

 

次回のプロフェッショナルに聞いてみよう〜医者編〜は「海外で持病の薬が切れました!無くしました!どうすればいいでしょうか…?」。お楽しみに!

プロフェッショナルに聞いてみよう」は、弁護士・キャビンアテンダント・医師・航空会社・旅行会社編で順次更新中です。すべてのバックナンバーは「プロフェッショナルに聞いてみようシリーズ」で今すぐチェック!

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桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。