[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/
ライター
緒方 涼子 フリーランスMC

日本のひなた、宮崎県出身の22歳です。大学進学を機に福岡へ、そして今年3月卒業しました。趣味は、本を読むこと、写真を撮ること、ドラマを見ること、アクセサリーを作ること。近々「minne」で発売予定です。ぜひ、ご覧ください。

「日本のひなた」あなたは、この言葉をどこかで聞いたことがありますか?これは今から4年前、宮崎県を全国へPRするために生まれたプロジェクトのキャッチフレーズです。宮崎では、至る所で“ひなたロゴ”を見つけることができます。

「ひなた」を漢字で書くと「日向」になります。地名でもあるように、宮崎県は神話の時代から「日向(ひゅうが)」と称されてきた土地でした。

気象庁によると、宮崎県は平均気温17.4℃、日照時間2.116時間、快晴日数53日。このデータと「日向」を合わせて、独自に設けた総合指標“ひなた指数”で全国第1位と謳っています。「宮崎を、日本のひなたのような存在へ」そんな願いを込めてプロジェクトを始めました。

しかし、悔しいことに友人の多くが「行ってみたいけど行ったことがない」と口を揃えて言います。実際に「来てくれる」人がいなければ“ひなた”を感じてもらうことはできません。

「行ったことはないけど行きたい都道府県ランキング」でおそらく上位にいるだろう宮崎県の魅力を伝えるため、あなたの背中をポンっと押せるような、そんな記事を心を込めて書きました。ぜひ、お付き合いください。

見出し

宮崎のグルメを味わう

幼少期の贅沢な定番オヤツは、“しろくまとポテトフライ”でした。

photo by Ryoko Ogata
まるでコンデンスミルクを直で飲んでいるような、甘党には堪らない「しろくま」と、好みで塩加減を調整できる少し太めに揚げられたホクホクのフライドポテト。これはもう、止まることを知らない甘味と塩味の永遠ループ。最後は、溶けたしろくまをストローでズズズッーっと綺麗に吸い上げて、やっとごちそうさま。

季節限定「しろくま」は950円、「こぐま」は530円。メニューに「こぐま」はお一人様用と書かれていますが、二人で食べても結構大満足の量です。実物を見たとき、そのインパクトにあなたもきっと驚きます。

■詳細情報
名称:コーヒーの田中
住所:宮崎県都城市西町3693
営業時間:11:00〜22:00 日曜営業
定休日:不定休
電話番号:0986-23-9671
サイトURL:https://tabelog.com/miyazaki/A4503/A450301/45000118/

夏にぴったり、シャーベット状“ハチミツアイス”は少し懐かしい味がします。

photo by Ryoko Ogata
蜂兵衛館には、「国産純粋はちみつ」を使用した商品がたくさん。蜂蜜はもちろん、ソフトクリームやコーヒー、コーヒー牛乳、ボーロなど、全て蜂蜜を使っています。特にほんのりと甘くてサクサクとしたシャーベット状の「ハチミツアイス」は、これからの季節にぴったりです。「はちみつソフト」と「はちみつバナナソフト」のミックスソフトもオススメ。甘すぎず、ふんわりと蜂蜜を感じられる絶妙なバランスがたまりません。

■詳細情報
名称:蜂兵衛館
住所:宮崎県宮崎市高岡町浦之名3224−8
営業時間:9:00〜18:00 日曜営業
定休日:無休
電話番号:0985-82-0211
サイトURL:https://tabelog.com/miyazaki/A4501/A450102/45004039/

青島「豊漁丸」、太平洋を眺めながら海の幸で“まんぷく”に。

6月中旬までの限定で、旬のウニウニ丼が食べられます。かつおだしを使用したコクのある“ウニ丼専用醤油”をかけていただきます!!!

店主は、漁師として毎朝海に潜ってウニを採ってくるこだわり。採れたての素材そのまま、あの濃厚な甘みが口の中に広がります。

また、伊勢海老やホタテ、サザエなど海の幸がどっさりと盛られた「豊漁丸セット」もあるんです。テラス席もあるので、太平洋を眺めながら宮崎の海の幸を、口いっぱいに頬張ってみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
名称:豊漁丸(ほうりょうまる)
住所:宮崎県日南市大字富士1726
営業時間:11:00〜15:00(LO14:00)日曜営業
定休日:火曜日・水曜日
電話番号:0987-67-5299
サイトURL:https://tabelog.com/miyazaki/A4502/A450201/45007084/

他にも、宮崎のグルメを味わう方法

高さ60センチの巨大かき氷、実は“通”な食べ方があるんです。
・「百姓うどん」のメニューにあるうどん10人前、“将軍盛り”とは一体!?
・和やかなご夫婦が営む、青島「フジヤマプリン」。
・“食べる楽しみ”を追求した果物屋さんだからできる、宝石箱のような鮮やかなパフェ。
・「MARILIA」100%マンゴージュースは、まるで丸かじりしたような贅沢な味。
・なんと宮崎に日本一がありました。「手羽先番長」。
・「喜夢良」のトロトロチャーシューが絶品でたまらんのです。
・「うなぎの入船」のうなぎは、“ご汁”と一緒に。
・パスタなら、気さくな店員さんが丁寧に作る「わふうぱすた ガマの森」へ。
・柔らかいお餅と甘辛い胡桃味噌の相性が抜群「高千穂峡谷団子 くるみ味噌」。
・「冷汁」は、こう見えて意外と手間がかかっているご当地グルメです。

●冷汁の作り方はこちら!
【材料】
いりこ、ゴマ、味噌、きゅうり、大葉、小ネギ、豆腐、生かつお節
【作り方】
1.いりこ出汁をとる。
2.すり鉢でゴマをする。
3.味噌を足し混ぜる。ゴマと味噌を混ぜ、すり鉢の底にベターっと貼り付ける。
(ひっくり返しても落ちないようにするため)
4.ガスコンロに、すり鉢をひっくり返して少し焦がす。
5.4に1の出汁を入れ、味噌をとく。
6.5に具材(きゅうり、小ネギ、大葉、豆腐、生かつお節)を入れる。
7.好みで七味、一味を入れて、出来上がり!

宮崎の穴場スポットを訪れる

「飫肥城下町」江戸時代へタイムスリップしませんか?

photo by PIXTA
九州の小京都とも言われる「飫肥城下町」。明治初期までの280年間、飫肥藩・伊東氏の城下町として栄えた場所で、江戸時代の武家屋敷や商人町が今もなお多く残る美しい歴史の町です。飫肥城大手門の前は、無料で人力車に乗車することができます。昔から愛されてきた「飫肥天」を片手に、風情がある町並みを歩きながら、ゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
名称:飫肥城下町
住所:宮崎県日南市飫肥

街から少し外れた「四季通り」は、まるで猫の道。

photo by Ryoko Ogata
市街地「橘通り」から少し小道に入ると、おしゃれなレンガ通りとして親しまれている「四季通り」があります。「四季が感じられる通り」「おしゃれな雰囲気の通り」「安心して歩ける通り」などを基本に、建築物や広告物、緑化などのルールが決められているそうです。昔ながらの喫茶店や今風のおしゃれなカフェ、定食屋さんやパン屋さん、お洋服屋さんなど様々なお店が並んでいます。宮崎駅から歩いていける距離なので、ちょっとしたお散歩にオススメ。人懐っこいのんびり猫ちゃんがたくさん住んでいます。

■詳細情報
名称:四季通り
住所:宮崎県宮崎市橘通り東3丁目

無形民族文化財に指定、美郷町西郷の「御田祭」

photo by PIXTA
約980年の伝統を持つ田植え祭り「御田祭」は、無病息災と豊作を祈願して行われています。牛馬入れは、神田(しんでん)を駆け回り田んぼを代かき(田植えしやすいように田んぼをたいらにする作業)するもの。神田の泥しぶきを浴びると無病息災が約束されると言われています。

牛馬入れが終わると、一般公募で集まった町内外の女性90人が「早乙女」として同じ衣装を身にまとい、左右一列に並んで神田いっぱいに苗を植えます。事前に申し込みをすれば、誰でも「早乙女さん」としてお祭りに参加できるそう。受け継がれる伝統を、是非自分の目で肌で感じてみませんか。

■詳細情報
名称:御田祭
住所:宮崎県美郷町西郷
令和元年の御田祭:7月6日(土)7月7日(日)の2日間

他に、宮崎の穴場を観光するなら

・霧島酒造でほろ酔い気分。「霧島ファクトリーガーデン
・「田元神社」で心地よい音と揺れる風鈴に願いを込めて。
・有志の手で作られたロボット兵とキタキツネが佇む、延岡市の「天空の城ラピュタ」。
・東京ドーム17個分、1100万本にのぼるヒマワリが圧巻「キャベツ畑のヒマワリ祭り」。
・振り向かずの坂「鬼岩階段」で願いを叶える。
・飫肥杉を使用した世界に誇る美しい駅舎、アート作品のような「JR日向市駅」。
・街中で鳴り響く「ストリートピアノ」の音色。
・「幸せの黄色いポスト」あなたは、いくつ見つけられますか?
・「池巡り自然探勝路」は、手軽なトレッキングコース。
・「北きりしまコスモドーム」では、“星ソムリエ”が宇宙の神秘をご案内いたします。
・九州で唯一登れる灯台は「都井岬灯台」だけなんです。
・宮崎で唯一りんご狩りができる観光農園「生駒高原りんご園」

宮崎で自然を満喫する

樹齢800年「去川の大イチョウ」は、隠れた場所で人々を守っているようです。

photo by PIXTA
車も通るのが難しいくらいの細道を行くと、圧倒的な存在感を放つイチョウの木が姿を現します。空に向かって大きく伸びている、その幹の周囲は約10m、高さはなんと41m。枝張りは東に約6m、西に約7m、南に約9m、北に約15mです。

太い枝が少ないのがこのイチョウの特徴で、秋には多くの実をつけ、足元には黄色の絨毯が広がります。夜にはライトアップもされており、更に幻想的な空間を作り上げます。

■詳細情報
名称:去川の大イチョウ
住所:宮崎県宮崎市高岡町内山3705
見頃時期:11月下旬

高千穂の絶景を「グランドスーパーカート」から見渡してみませんか?

photo by PIXTA
あまてらす鉄道を走る「グランド・スーパーカート」は、2017年3月から運行を開始しました。2005年の台風被害で廃線となった高千穂鉄道の線路を活用しています。1日10便、定員30名で、高千穂駅と高千穂鉄橋を繋ぐ約5.1キロ、絶景30分の電車旅です。

運転手のガイドを聞きながらトンネルを抜けると、高さ105mの「高千穂橋梁」へ。強風でない限り、その橋の上で電車は一旦停車。スタッフがシャボン玉を飛ばし、手作りの夢のような世界を演出します。春は山桜、秋は紅葉、季節によって見える色が変わるのも、“絶景電車”の魅力の一つ。

■詳細情報
名称:高千穂あまてらす鉄道株式会社
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1425–1
営業時間:(運行時間)9:40〜15:40 (受付時間)9:25〜15:25
定休日:毎月第3木曜日
電話番号:0982-72-3216
サイトURL:https://amaterasu-railway.jp

“平和・幸せ”な「イペーのまち」を全国へ。

photo by PIXTA
桜が散り始めると、次は「キバナイペー」の出番。宮崎市内は、春の時期になると鮮やかな黄色い「イペー」の花が至るところで見られます。ブラジル生まれの落葉樹ですが、比較的温暖な気候の宮崎県でも育てやすく、黄色は平和・幸せの色でもあることから、「イペーのまち」として全国にPRしたいと考えているそう。昨年は、市民の森ボランティアが種から育てた苗木を先着500名にプレゼントし、各家庭にもっとイペーを増やす活動を続けています。

他に、宮崎の自然を満喫する方法

・荒波がすぐ目の前に!大迫力の「波切神社」。
・八百万神が「天安河原宮」で会議を開きました。
・マリンスポーツの宝庫・宮崎で「サーフィン体験」。
・宮崎神宮の本殿から少し外れた場所には「オオシラフジ」が咲いています。
・「関之尾滝」に行くなら、赤く染まる木々を背景にゆっくりとした時間を。
・「七ツ島展望所」でリアス式海岸を一望。
・環境省が選定!美しい白砂が広がる九州No. 1の「下阿蘇ビーチ」
・カラフルな春の景色が見られる「西都原古墳群」。
・日向灘に突き出た小さな岬「馬ヶ背」で、地球の丸さを実感。
・樹齢200年、まるで神の手が潜む場所・高千穂。
・約80種、200万本が咲く「桃源郷岬」の紫陽花。
・天照大神様が生まれた「み池」には、今はホタルが住んでいます。

ライター
緒方 涼子 フリーランスMC

日本のひなた、宮崎県出身の22歳です。大学進学を機に福岡へ、そして今年3月卒業しました。趣味は、本を読むこと、写真を撮ること、ドラマを見ること、アクセサリーを作ること。近々「minne」で発売予定です。ぜひ、ご覧ください。