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ライター
Nao 空飛ぶ会社員

学生時代ベルギーに留学し、現地ツアーガイドになる。帰国後、仕事で月の半分以上を日本・世界各国を飛び回って過ごしている。現在47都道府県・46カ国訪問。好きな場所は、おとぎ話に出てきそうな建築物がかわいいロシアと住んでいたことのある沖縄本島中部。

将来外国に住みたい!と考えている方は多いと思います。でも漠然した憧れはあるけれど、実際どうしたらいいのかはあまり想像つかなかったりしますよね。

そんな方に、将来のために今できることやキャリアを考えるヒントのひとつとして、実際に現在海外に住んでいるさまざまなジャンルの30〜40代女性5人のリアルな経歴をご紹介します。

少しでもイメージしていただけると嬉しいです。

1、日本語教師資格を取得し現地で就職/ベルギー

photo by Nao

■ベルギー・ブリュッセル在住歴15年のOさん

移住のきっかけ:旦那さんの転勤

キャリア:日系メーカー勤務→結婚→日本語教師

学生時代にアメリカに留学したこともあり、世界に興味があったものの日本で大手メーカーに就職し、そのまま日本人男性と結婚したOさん。その後旦那さんのベルギー転勤が決まり、一緒について行くことに!現地でかねてから興味があった日本語教師の資格を取得し、現地の語学学校や個人レッスンで日本語を教えるようになりました。

あまりベルギーに日本語クラスがないことや、アニメブームもありOさんのクラスは人気を博し、そのやりがいと楽しさからなんと永住を決意!家を買い、毎日テラスでビールを飲みながら友人達と語ったり踊ったりする楽しい日々を送っています。

初めてベルギーに来た時は言葉も分からず(フランス語、オランダ語、ドイツ語が公用語)まさかこんなに長居するとは思っていなかったけど、来てみたらとても空気があっていて離れられなくなった。

世界中から来た友人達に囲まれて毎日楽しい!

きっかけは旦那さんの転勤でも、現地でしっかり勉強し資格を取得するバイタリティがあってこその充実感ですね。

2、日系企業から同業他社の外資企業に就職/ドイツ

photo by Nao

■ドイツ・フランクフルト在住8年のAさん

移住のきっかけ:ドイツ企業に転職

キャリア:日系企業勤務→ドイツ企業転職

新卒で日系航空会社の客室乗務員になり、3年間働いたAさん。そこでは職場の仲間にも恵まれ、仕事もやりがいがあり楽しく働いていました。しかし、多くの外国人のお客様と接するうちに英語以外の語学力をつけたいと感じ、外国企業への転職を考えるようになったそう。

そこで気になったのは、知人が住んでいて何度か訪ねたことがあったドイツ。タイミングよくドイツの航空会社が中途採用を行っておりすぐに応募、見事採用されフランクフルトに移住しました。

同じ仕事内容でも、日本人とドイツ人では仕事に対する考え方や姿勢がまるで違う。戸惑う事や怒りたくなることもあるけど、働き方は日本よりもだいぶ余裕があって自由な時間がたくさんあります。

おかげで休みの日はヨーロッパ各地を気軽に旅行できるのが楽しい!いつかは日本に帰りたいけど、ドイツ語というスキルを身に着けられただけでも来て良かった。

まずは日本で経験を積んだからこそできた転職と移住ですね!

3、渋谷のクラブで出会い結婚、移住/ニュージーランド

photo by unsplash

■ニュージーランド在住9年のMさん

移住のきっかけ:ニュージーランド人男性と結婚

キャリア:日系企業勤務→結婚

日本の大手企業に就職し、やる気にあふれていた社会人1年目の時、たまたま遊びに行った渋谷のクラブでMさんは運命の出会いを果たします。お相手は、旅行で日本を訪れていたニュージーランド人男性。

初めての日本で、日本語も分かりませんでしたが二人はすぐに意気投合!彼は帰国してしまいましたが数か月後には結婚を決意、思い切ってニュージーランドに移住します。子供にも恵まれ今では3児の母。 愛する家族と、雄大な山々、やぎや羊といった動物たちに囲まれた穏やかな日々を送っています。

就職したばかりで、これからだっていう時に会社を辞めて外国に移住するっていう決断をするのはかなり勇気がいった。

あのままバリバリ働いていたら…って思うこともあるけど、今はあの時思い切ってこっちに来て良かったって思う。

渋谷のクラブでたまたま出会った二人が山間の家でハイジのような生活をしているなんて、人生何が起きるか分かりませんね。

ライター
Nao 空飛ぶ会社員

学生時代ベルギーに留学し、現地ツアーガイドになる。帰国後、仕事で月の半分以上を日本・世界各国を飛び回って過ごしている。現在47都道府県・46カ国訪問。好きな場所は、おとぎ話に出てきそうな建築物がかわいいロシアと住んでいたことのある沖縄本島中部。