2009/01/08(Thu)
情報処理推進機構(IPA)30代職員が私物PCでファイル交換ソフトを使ってウイルスに感染し、以前、システム開発委託先の情報を流出させたのには、あきれ返った。
このうち、西武百貨店社員の個人情報には、2000年当時の社員6296人分の所属や名前、メールアドレスがはいっていたという。
このほか、この職員が以前勤務していたソフトウエア会社やその取引先の業務関連データ(大手食品メーカーや官庁、家電メーカーなど計10社のデータが流出したようだ。
おまけに、この職員の妻がネットで洗剤などの販売をしたことも、ばれてしまったらしい。
いわば、刑務所の職員が鍵を盗まれたようなもんで、こうなると、何を信じていいものやら、ってとこですね。
この職員が使っていたファイル交換ソフトは、Shareのようだとのことだが、情報処理推進機構(IPA)のサイトでは、昨年末12月15日に「漏れたら大変!個人情報」というコンテンツを公開していたというから、なんともはや–である。
なお、情報処理推進機構(IPA)のサイト「緊急対策情報・注意喚起 一覧」
には、いまのところ、自らの不始末の情報は記載されていないようだ。
「おいおい。自分(あえて「てめえ」とはいわない。)のところの注意喚起が先じゃないか。」ともいいたくなるのだが。
参考 情報処理推進機構(IPA)の2008年12月22日の「年末年始における注意喚起」より(クフフwwwうはwwwwおkwwww)
USB メモリ等の外部記憶メディアの利用における対策
利用者の不注意や利用目的の誤りにより、ウイルス感染および感染の拡大を招くことがあります。USB メモリ等の利用においては、被害を未然に防ぐため、できる限り以下の原則に従うようにしましょう。
(1)自身が管理していない USB メモリや所有者の不明な USB メモリは、自身のパソコンには接続しない。
(2)自身が管理していないパソコンや不特定多数が利用するパソコンには、自身の USB メモリを接続しない。
(3)自宅から職場にウイルスを持ち込んだりしないよう、個人所有の USB メモリを会社のパソコンに接続しない。また、会社所有の USB メモリを自宅のパソコンに接続しない。
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