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更新日:2006.11.22 バックナンバーへ
野球部新グラウンド「明治大学 内海・島岡ボールパーク」が竣工
第一球場
「明治大学 内海・島岡ボールパーク」第一球場


 明大硬式野球部が45年間にわたって使用してきた「島岡球場」(東京・調布市)の老朽化にともない東京・府中市に建設が進められてきた「明治大学府中グラウンド」の竣工式が10月27日行われ、大学役員役職者、野球部関係者ら役80名が出席した。

長吉理事長の挨拶 新グラウンドの通称は「明治大学 内海・島岡ボールパーク」で、約7万5000uの敷地に、センター125m、両翼100mの第一球場、明治高校硬式野球部・明治中学野球部と準硬式野球部が使用する第二球場のほか、室内練習場、合宿所などを併設している。第一球場の左翼後方には、明大硬式野球部の創設者で東京六大学リーグの結成に尽力した元明大教授の故内海弘蔵氏と「人間力野球」をかかげ総監督時代を含め37年間明大硬式野球部の指揮をとった故島岡吉郎氏の銅像がグラウンドを見守っている。

 神事、施設見学に続いて行われた竣工披露宴では、長吉泉理事長が事業主として施工業者に謝辞を述べるとともに、「充実した施設ができた。グラウンドを使う学生、明治高校・中学校の生徒が、この府中の地でかわいがられながら育っていくことを願う」と挨拶。納谷廣美学長は「六大学で明治が優勝して、神宮にたくさんの学生を集めてほしい」と野球部への期待を語った。また、野球部OBとして出席した星野仙一阪神タイガースシニアディレクターは「申し分ない施設。これで負けたら言い訳はできない。嫌われるぐらい強くなってほしい」と後輩にエールを送った。

納谷学長 星野SD
納谷学長 星野阪神タイガースSD

 披露宴後には野球部員による紅白戦が行われ、学生たちは新グラウンドの感触を確かめていた。
長吉理事長による始球式


明治大学府中グラウンド「明治大学 内海・島岡ボールパーク」
 
建物概要
所在地 : 東京都府中市若松町5−6−1
敷地面積 : 75,075u
■第一球場
規  格 : センター125m、両翼100m
舗  装 : 人工芝(外野)、混合土(内野)
施  設 : ブルペン(1塁側5人投、3塁側3人投)
スコアボード(LED方式)
第一球場
■第一球場スタンド
延床面積 : 680u
構  造 : 鉄筋コンクリート造+鉄骨造
階  数 : 地上2階、222席
■第二球場
規  格 : センター105m、両翼90m
舗  装 : 天然芝(外野)、混合土(内野)
施  設 : ブルペン(1塁側3人投、3塁側2人投)
スコアボード
■硬式野球部合宿所
延床面積 : 3,373u
構  造 : 鉄骨造
階  数 : 地上2階
寮  室 : 64室
合宿所外観
寮室
■室内練習場
延床面積 : 4,596u
構  造 : 鉄筋コンクリート造+鉄骨造
階  数 : 地下1階、地上3階
その他 : トレーニングルーム(282u)
室内練習場
■投球練習場
延床面積 : 450u
構  造 : 鉄骨造
階  数 : 地上1階
投球練習場
■第二球場更衣棟
延床面積 : 192u
構  造 : 鉄筋コンクリート造
階  数 : 地上1階
 

内海先生銅像 島岡総監督銅像
グラウンドを見守る内海(左)・島岡両氏の銅像


◎島岡球場
 1961年に、当時、監督だった島岡吉郎氏が私財を投じ、東京・調布市に土地を購入して開設。同氏が亡くなった89年に「島岡球場」と名づけられ親しまれてきたが、併設の合宿所とともに老朽化が進んでいた。


第二球場の球場開きを行う

吉田校長による始球式 明治高校硬式野球部は11月19日、「明治大学 内海・島岡ボールパーク」第二球場において、この夏の選手権大会で全国制覇を果たした早稲田実業学校野球部を招き、球場開きを兼ねた記念試合を開催した。試合に先立ち行われた開会式では、吉田善明明治高等学校長の挨拶に続き、明治高校野球部後援会「明治高校を甲子園に送る会」の山浦晟暉会長、早実・和泉実監督の祝辞があり、吉田校長による始球式が行われた。なお、試合結果は次のとおり。

第一試合 第二球場 早実6−0明治
第二試合 第一球場 明治0−3早実(5回降雨コールド)
第二球場球場開き(明高対早実)


硬式野球部ホームページ





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