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Kitamura
生命科学概論
旧 生命科学と倫理
Life Science and Ethics
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/ac/kyomu/gaku/onlinesyllabus.htm
立命館大学
生命科学部
manaba+R
このファイルは、北村個人が作成したものであり、文責はすべて北村にあります。
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last update:20240101
■
烏賀陽弘道の解説動画ライブ配信(略称・ウガ金)原則金曜日配信
◆
HIRO UGAYA 20230830「12 Misdecisions and Misinformation of the Treated Radioactive Water Ocean Discharge from Fukushima」
https://www.youtube.com/watch?v=zPYyWS16lbc
◆
烏賀陽 弘道 20230826「ALPS水・海洋排水に関する12の誤りを指摘する」
https://www.youtube.com/watch?v=Q4199GGE20U
◆
烏賀陽 弘道 20210423「福島第一原発汚染水問題の論点」
https://www.youtube.com/watch?v=F9eTCMNry9k
軍事利用(研究)と民間利用(研究)の連続性
◆
北村 健太郎 20060331
「血液利用の制度と技術――戦後日本の血友病者と血液凝固因子製剤」(pdf)
『コア・エシックス』2:75-87
◇
サイボーグ
◇
他者/他者性
◇
戦争と医学
◇
医学史・医療史
◇
医療と社会
◇
科学技術と社会
■2022年度オンライン教材
第2回 4月18日(月)「生命科学と社会」1
あなたの身体についての設問
ELSIとは / よくわかる!はじめてのELSI講座 / ゲノム医療研究におけるELSIとは
原子力緊急事態宣言 / ALPS処理水の定義変更 / 汚染水を海に捨ててはならない理由 / トリチウムの人体への影響
「10分でみる感染症の歴史――家畜のはじまりからパンデミックまで」
放送大学「新型コロナウイルス流行の中で――放送大学教員からのメッセージ」
烏賀陽弘道の解説動画
烏賀陽弘道のnote
障害学や社会学と関連する「Chiki's Talk」
ボイスコミック『ヤンキー君と白杖ガール』音声ガイド風ナレーション付
オンライン講演会『テクノロジー的全体主義――AI・DNA・GAFA』戸谷 洋志・百木 漠
立命館大学生存学研究所データベース「arsvi.com」
荻上チキ「Chiki's Talk」Dialogue for People(D4P)
「生命科学と社会」参考書
TOP
「生命科学と社会」関連情報
新型コロナウイルスと #NoBagForMe / 生理用品 / 性教育
新型コロナウイルスとウーバーイーツ、労働、貧困
レオナルドダヴィンチと感染症を含むルネサンス期の知的背景――絵画と解剖図
身体規範と「性的な身体」
JR東日本の乗車拒否
#Choose大学「政治とは何か?」1月/2月/3月
TOP
■担当教員(2022年度)
加藤 稔、
北村 健太郎
、木津川 尚史、下妻 晃二郎、白壁 恭子、竹田 篤史、中川 浩行、前田 大光、宮崎 栄二
■開講期間(2021年度)
月曜/5限 ※補講・講義日の変更に注意!
■授業の概要(オンラインシラバスより)
21世紀は『生命科学』の世紀といわれる。これは、20世紀に急速に蓄積した“生物に対する知識”を基盤にして、21世紀には人類の福祉に役立つ技術が開発され、 実用化されるであろうことへの期待の表われである。この分野は人間を含む生物(生命体)を研究・実験の対象にするものであり、 研究者ならびに技術者には高い倫理観が求められる。本講義では、生命科学部ならびに薬学部の学生の初期教育の一環として、 生命科学分野で求められる倫理観の涵養に資する論考を行う。なお、幅広い話題を提供するために、オムニバス形式の講義とする。
■到達目標
生命科学研究の現場にいる人たちの研究動機および社会から求められる規範に触れることにより、どのように問題を理解し対処すべきか、 判断するための基盤を獲得する。
■授業回数・予定日
◆前期
第1回 4月6日(月) 「授業の概要と導入」
■第2回 4月18日(月) 「生命科学と社会」1 北村 健太郎
あなたの身体についての設問 提出先→
manaba+R
「はい」「いいえ」で答えてください。設問1〜3までその理由を書いてください。設問4はどのようなときにそう思うか書いてください。設問5は自由記述です。
設問1
あなたの身体はあなたのものだと思いますか?その理由を書いてください。
設問2
あなたの身体はコントロールできると思いますか?その理由を書いてください。
設問3
あなたの身体は加工したり、処理したりできると思いますか?その理由を書いてください。
設問4
あなたの身体が他の人の身体とつながっていると感じることはありますか?はいと答えた人は、どのようなとき、つながりを感じますか?
設問5
あなたの身体はどのような身体ですか。書ける範囲で自由に書いてください。
cf.
◆
浮ヶ谷 幸代
20101103
『身体と境界の人類学』
,春風社,233p. ISBN-10: 4861102448 ISBN-13: 978-4861102448 \2200+税
[amazon]
/
[kinokuniya]
※ma
TOP
ELSIとは / よくわかる!はじめてのELSI講座 / ゲノム医療研究におけるELSIとは
◆
ELSIとは
https://elsi.osaka-u.ac.jp/what_elsi
◆
よくわかる!はじめてのELSI講座
http://platform.umin.jp/elsi/elsi.html
◆
ゲノム医療研究におけるELSIとは
https://www.researchethics.amed.go.jp/genome/gelsi/index.html
TOP
原子力緊急事態宣言 / ALPS処理水の定義変更 / 汚染水を海に捨ててはならない理由 / トリチウムの人体への影響
◆
原子力緊急事態宣言
https://www.kantei.go.jp/saigai/pdf/kinkyujitaisengen.pdf
◆
東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の定義を変更しました
https://www.meti.go.jp/press/2021/04/20210413001/20210413001.html
◆
【ダイジェスト】大島 堅一(龍谷大学政策学部教授)「汚染水を海に捨ててはならないこれだけの理由」
https://www.youtube.com/watch?v=LGZuh70SPKk
◆
河田 昌東(かわた・まさはる)「トリチウムの人体への影響を軽くみてはならない」
https://www.youtube.com/watch?v=GCeIMmP9-Dk
TOP
「10分でみる感染症の歴史――家畜のはじまりからパンデミックまで」
◆
「10分でみる感染症の歴史――家畜のはじまりからパンデミックまで」
https://www.youtube.com/watch?v=Q-WWk1yjBpQ
放送大学「新型コロナウイルス流行の中で――放送大学教員からのメッセージ」
◇大橋 理枝「はじめに」第0回
https://www.youtube.com/watch?v=PpkEdrhS_to
◇二河 成男「新型コロナウイルスとは」第1回
https://www.youtube.com/watch?v=_M1fR45Hej4
◇田城 孝雄「ウイルス感染への対応」第2回
https://www.youtube.com/watch?v=nXjKxxI_WmM
◆
森 津太子「社会的な距離をとるということ」第3回
https://www.youtube.com/watch?v=ujNl07BGX-Q
◆
辰己 丈夫「緊急時だからこそ忘れないで欲しい、情報の入手と発信の基本」第4回
https://www.youtube.com/watch?v=8lvlerkIrao
◆
北川 由紀彦「多様な人びとがおかれた状況への想像力を」第5回
https://www.youtube.com/watch?v=eiQbWe-l1LM
◆
近藤 成一「読書のすすめ」第6回
https://www.youtube.com/watch?v=y-Jd-8GNpt8
◇関根 紀子「運動不足の弊害と運動実施時の注意点」第7回
https://www.youtube.com/watch?v=lyXm7cHyDX4
◇奈良 由美子「リスク管理の観点からみたウイルス感染リスクとつきあう生活の姿――まとめにかえて」第8回
https://www.youtube.com/watch?v=gjxrakFl0G4
◇大橋 理枝・二河 成男・田城 孝雄・森 津太子・辰己 丈夫・北川 由紀彦・近藤 成一・関根 紀子・奈良 由美子「総集編」
https://www.youtube.com/watch?v=Xp7aecal-Jo
◆
木田 智佳子 20200701
「「言葉忘れる」「一人でしんどい」外出自粛中の高齢者の不安浮き彫り」
, 『毎日新聞』
TOP
■
烏賀陽弘道の解説動画ライブ配信(略称・ウガ金)原則金曜日配信
◆
HIRO UGAYA 20230830「12 Misdecisions and Misinformation of the Treated Radioactive Water Ocean Discharge from Fukushima」
https://www.youtube.com/watch?v=zPYyWS16lbc
◆
烏賀陽 弘道 20230826「ALPS水・海洋排水に関する12の誤りを指摘する」
https://www.youtube.com/watch?v=Q4199GGE20U
◆
烏賀陽 弘道 20210423「福島第一原発汚染水問題の論点」
https://www.youtube.com/watch?v=F9eTCMNry9k
◇
◇
◇
◆
烏賀陽 弘道 20220311「フクシマの原発事故被害地でウクライナ戦争を考えた」
https://www.youtube.com/watch?v=uOqpX2bdxxA
◆
烏賀陽 弘道・松本 英雄 20220401「停戦へ両国実務協議に入る 新しい段階を迎えたウクライナ戦争 そもそもウクライナはロシアとどう違う?」
https://www.youtube.com/watch?v=1vXF_yzvxRM
◆
烏賀陽 弘道・松本 英雄 20220408「ウクライナはロシアとどう違う?」
https://www.youtube.com/watch?v=8mjPUadoLsE
◆
烏賀陽 弘道・林 克明 20220420「チェンチェン戦争を取材した林克明(まさあき)記者に聞く ウクライナ戦争との共通点」
https://www.youtube.com/watch?v=gcUVE8oOXpA
◆
烏賀陽 弘道・林 克明 20220430「チェチェン戦争とウクライナ戦争は何が違うのか」
https://www.youtube.com/watch?v=prec6avWehk
◆
烏賀陽 弘道・松本 英雄(後半参加) 20220506「ウクライナ戦争はソ連崩壊の最終段階」
https://www.youtube.com/watch?v=rTQ6CxY7pS8
cf. 烏賀陽 弘道 Twitter
https://twitter.com/hirougaya
烏賀陽 弘道 note
「ウクライナ戦争に関する私見メモ」は、特別公開されています。
◆
2022年3月4日 私見メモ1
「ウクライナ戦争の今後 キエフ包囲戦はあるのか? Twitterへの投稿まとめ」
https://note.com/ugaya/n/n287d90806870
◆
2022年3月6日 私見メモ2
「ロシア軍は得意の「恐怖戦略」を実行 抵抗すればするほど殺戮されるウクライナ ゼレンスキーを国民はどこまで信頼する?」
https://note.com/ugaya/n/n2271b4904f8a
◆
2022年3月9日 私見メモ3
「キエフ市街戦の犠牲者は数万人? 回避にはゼレンスキー撤退しかない 欧米は亡命を計画」
https://note.com/ugaya/n/n271fda134365
◆
2022年3月23日 私見メモ4
「スマホ+SNS時代の戦争ニュースを理解するためのメディアリテラシー 国際世論を戦場に「ハイブリッド・ウオー」が進んでいる」
https://note.com/ugaya/n/ncf1296fa8a44
◆
2022年3月25日 私見メモ5
「ゼレンスキー国会演説から学ぶ「外交言語のリテラシー」 本当に重要なのは「何を言ったのか」より「何を言わなかったのか」」
https://note.com/ugaya/n/n58842e343fd9
◆
2022年3月27日 私見メモ6
「ウクライナは欧米の軍事介入を諦めロシア経済の息切れを待つ ロシアは世界経済を人質に瀬戸際戦略」
https://note.com/ugaya/n/n25ff74876c8e
◆
2022年3月31日 私見メモ7
「ウクライナがロシアの要求を受諾 両国は戦争終結のコースに入った ロシア国債の返済期限は4月4日 欧米日vsロシアはチキンゲーム大詰め」
https://note.com/ugaya/n/n14cfcb58cd75
◆
2022年4月1日 私見メモ8
「自国の歴史すら調べない日本マスコミは戦争のようなクライシスに対処できない 報道貧困国ニッポンで戦争を読むためのメディアリテラシー」
https://note.com/ugaya/n/n5304de38b13b
◆
2022年4月21日 私見メモ9
「ガス輸出で「戦争経済」が回転 ロシアに経済制裁効かず 戦争は「月」「年」単位に長期化」
https://note.com/ugaya/n/n5abd1381841b
TOP
障害学
や
社会学
と関連する「Chiki's Talk」
◆
荻上 チキ「021 クレイム申し立てとコンフリクト理論」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=nCWv06HFBrM
◆
荻上 チキ「022 概念の力」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=ldFeruSlVVo
◆
荻上 チキ「035 全面的懐疑と条件付き懐疑」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=DZAGHpWxgsI
ボイスコミック『ヤンキー君と白杖ガール』音声ガイド風ナレーション付
◆
『ヤンキー君と白杖ガール』1
https://www.youtube.com/watch?v=ELapf97nCig
◆
『ヤンキー君と白杖ガール』2
https://www.youtube.com/watch?v=lkCQ92hZVGw
TOP
オンライン講演会『テクノロジー的全体主義――AI・DNA・GAFA』戸谷 洋志・百木 漠
◆
オンライン講演会1
アーレント
ってどんな人?(百木漠)『テクノロジー的全体主義――AI・DNA・GAFA』
https://www.youtube.com/watch?v=pstKms-5YpY
◆
オンライン講演会2
ヨナス
ってどんな人?(戸谷洋志)『テクノロジー的全体主義――AI・DNA・GAFA』
https://www.youtube.com/watch?v=obA3WL1-EWk
◆
オンライン講演会3 21世紀の私たちが直面する「テクノロジー的全体主義」とは?(ITテクノロジー GAFA 監視社会……) 『テクノロジー的全体主義――AI・DNA・GAFA』
https://www.youtube.com/watch?v=RUmhWsnx6U0
◆
オンライン講演会4 知らず知らずのうちに私たちの行動が画一化されている?20世紀のアーレント・ヨナスはどう捉えたのか 『テクノロジー的全体主義――AI・DNA・GAFA』
https://www.youtube.com/watch?v=hsQF4jshYWA
◆
オンライン講演会5 対話から始める テクノロジーとの付き合い方『テクノロジー的全体主義――AI・DNA・GAFA』
https://www.youtube.com/watch?v=GE2lYzHNStU
◆
オンライン講演会6 質疑応答編 コロナ禍で浮かび上がる人間の自由と生命の対立『テクノロジー的全体主義――AI・DNA・GAFA』
https://www.youtube.com/watch?v=Daezoy1DZRg
TOP
立命館大学生存学研究所
データベース
「arsvi.com」
◆
感染症(Infectious Disease)
◆
免疫(Immunity)
◆
連帯(Solidarity)
◆
差別(discrimination)
◆
デモクラシータイムス 新型コロナウィルス / COVID-19 関連動画
◇
世界
◇
生活・生存
◇
家族(Family)
◇
性暴力/DV:ドメスティック・バイオレンス(Domestic Violence)
◇
性(Gender/Sex)
◇
ホームレス/寄せ場(Homeless/Yoseba)
◇
居住/住居
◇
住む
◇
貧困
◇
労働(Labour/Work)
◇
医療的ケア/医療行為
◇
医療経済学
◇
経済学
TOP
荻上チキ「Chiki's Talk」Dialogue for People(D4P)
◆
荻上 チキ「001 ヘイトスピーチ」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=zpRIfaddHyw
◆
荻上 チキ「002 問題校則(頭髪編)」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=7o9D640xB8E
◆
荻上 チキ「003 問題校則(今と昔編)」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=UEA7gFYceVA
◆
荻上 チキ「004 問題校則(理不尽指導編)」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=5UpyrQe9mwY
◆
荻上 チキ「005 問題校則(制服編)」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=3FkGEW29Oi4
◆
荻上 チキ「006 流言の仕組み――新型コロナウイルスの事例から」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=FbB-mX_ThdI
◆
荻上 チキ「007 コーピング」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=6-a5pYr4poI
◆
荻上 チキ「008 自殺報道ガイドライン」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=dVIfxS0bPm8
◆
荻上 チキ「009 感情カード」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=jw3nkJbAFhU
◆
荻上 チキ「010 メディア論1 メディアリテラシーとは何か?」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=ufFpsrbMBM8
◆
荻上 チキ「011 メディア論2 メディア論とは?」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=R5ZsYk32Vp0
◆
荻上 チキ「012 戦争といじめ」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=JSDbOkD0u8o
◆
荻上 チキ「013 メディア論3 議題設定効果」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=oXVtaa_r6eI
◆
荻上 チキ「014 メディア論4 態度摸倣効果(ミメーシス)」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=4suoeyamMpY
◆
荻上 チキ「015 メディア論5 フレーミング効果」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=PzFoPYRI0HE
◆
荻上 チキ「016 メディア論6 没個性化」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=Vdih2bZHcyY
◆
荻上 チキ「017 ゴールドウォーター・ルール」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=vABP1QLkQyQ
◆
荻上 チキ「018 パパゲーノ効果」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=QMvy85s0N28
◆
荻上 チキ「019 オピニオンリーダーの役割」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=l_rpKaQDvlQ
◆
荻上 チキ「020 沈黙の螺旋とクリティカル・マス」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=e00DD7Ap7jM
◆
荻上 チキ「021 クレイム申し立てとコンフリクト理論」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=nCWv06HFBrM
◆
荻上 チキ「022 概念の力」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=ldFeruSlVVo
◆
荻上 チキ「023 セントリズム」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=fO-yf3LOYwA
◆
荻上 チキ「024 社会改革の選択肢」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=MTrAIFK261c
◆
荻上 チキ「025 ネットワーク理論」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=-q-pRmIti8g
◆
荻上 チキ「026 社会調査支援機構チキラボ」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=AtEH8Fp1tlM
◆
荻上 チキ「027 ストーカー被害の実態」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=nwowm2aOyro
◆
荻上 チキ「028 攻撃行動」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=Je5fRniNybw
◆
荻上 チキ「029 接触仮説」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=QUNtlNyHj8k
◆
荻上 チキ「030 戦争とシステム正当化」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=MMNtN7H4lqY
◆
荻上 チキ「031 トニー・ブルース「15のルール」」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=GOLt7imwBck
◆
荻上 チキ「032 ヒドゥン・カリキュラム」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=2r6IXzHQ5-s
◆
荻上 チキ「033 相補的ステレオタイプ」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=6UInyEGHb8I
◆
荻上 チキ「034 システム正当化と相補的ステレオタイプ」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=W2j8mB29nl0
◆
荻上 チキ「035 全面的懐疑と条件付き懐疑」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=DZAGHpWxgsI
TOP
■「生命科学と社会」参考書
◆Ackerknecht, Erwin H, 1953,
Rudolf Virchow: Doctor Stantesman Anthropologist
, University of Wisconsin Press. =1984,舘野之男・村上陽一郎・川本英夫・溝口元共訳『19世紀の巨人=医師・政治家・人類学者 ウィルヒョウの生涯』サイエンス社.
◆荒俣 宏 20000123
『万博とストリップ――知られざる二十世紀文化史』
,集英社(集英社新書0011),238p. ISBN-10: 4087200116 ISBN-13: 978-4087200119 680+税
[amazon]
/
[kinokuniya]
◆Davidow William H.(ウィリアム・H・ダビドウ) 2011
Overconnected: The Promise and Threat of the Internet
,Levine Greenberg Literary Agency. =2012,酒井 泰介 訳
『つながりすぎた世界――インターネットが広げる「思考感染」にどう立ち向かうか』
,ダイヤモンド社,270p. ISBN-10: 447801521X ISBN-13: 978-4478015216 \1800+税
[amazon]
/
[kinokuniya]
◆Diamond, Jared 1997
Guns, Germs, and Steel: The Fates of Human Societies
, W.W. Norton & Co. = 20001002 倉骨 彰 訳
『銃・病原菌・鉄――1万3000年にわたる人類史の謎』
, 草思社, 317+332p. ISBN-10: 4794210051(上); 479421006X(下) 1995円(上・下)
[amazon]
(上);
[amazon]
(下)
◆Esposito, Roberto, 2008,
Termini Della Politica, Comunita, Immunita, Biopolitica
, Mimesis Edizioni (=2009,岡田 温司 訳,
『近代政治の脱構築――共同体・免疫・生政治』
,講談社.)
◆古井 透,2003,「リハビリテーションの誤算」『現代思想』31-13(2003-11):136-148.
◆
Haraway, Donna J.
1991
Simians, Cyborgs, and Women: The Reinvention of Nature
, London: Free Association Books and New York: Routledge (=20000725
高橋 さきの
訳,
『猿と女とサイボーグ――自然の再発明』
,青土社.)558p. ISBN-10: 4791758242 ISBN-13: 978-4791758241 3600
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※ b02.
◆古川 隆久 19980315
『皇紀・万博・オリンピック――皇室ブランドと経済発展』
,中央公論社(中公新書1406),247p. ISBN-10: 4121014065 ISBN-13: 978-4121014061 700+税
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/
[kinokuniya]
◆原 克,2010,「二〇世紀型人工装具と機械鎧(オートメイル)――脱出不可能な身体表象としての『鋼の錬金術師』」『ユリイカ』42-14(2010-12):144-151. (荒川弘――『鋼の錬金術師』完結記念特集)
◆細見 和之,1999,
『アイデンティティ/他者性』
,岩波書店(思考のフロンティア).
◆
ホーキング青山
20171220
『考える障害者』
,新潮社(新潮新書746),189p. ISBN-10: 4106107465 ISBN-13: 978-4106107467 720+税
[amazon]
/
[kinokuniya]
riv d04
◆
石川 准
・
長瀬 修
編 19990331
『障害学への招待――社会、文化、ディスアビリティ』
,明石書店,321p. ISBN:4-7503-1138-3 2940
[amazon]
/
[kinokuniya]
cf.
障害学(Disability Studies)
◆
川口 有美子
20091215
『逝かない身体――ALS的日常を生きる』
,医学書院,270p. ISBN-10: 4260010034 ISBN-13: 978-4260010030 \2100
[amazon]
/
[kinokuniya]
◆
河合 雅司 20170620
『未来の年表――人口減少日本でこれから起きること』
,講談社(講談社現代新書2431),208p. ISBN-10: 4062884313 ISBN-13: 978-4062884310 760+税
[amazon]
/
[kinokuniya]
◆
北村 健太郎
20060331
「全国ヘモフィリア友の会の創立と公費負担獲得運動」(pdf)
『コア・エシックス』2:89-102
◆
北村 健太郎
20140930
『日本の血友病者の歴史――他者歓待・社会参加・抗議運動』
,生活書院,304p. ISBN-10: 4865000305 ISBN-13: 978-4-86500-030-6 3000+税
[amazon]
/
[kinokuniya]
/
[Space96]
/
[Junkudo]
/
[Honyaclub]
/
[honto]
/
[Rakuten]
/
[Yahoo!]
※
◆
ましこ・ひでのり
20120331
『社会学のまなざし』
,三元社,201p. ISBN-10: 4883033112 ISBN-13: 978-4883033119 \1700+税
[amazon]
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[kinokuniya]
◆森岡 浩之 1996 『星界の紋章』(全3巻)『星界の戦旗』(5巻刊行),早川書房(ハヤカワ文庫JA)
◆
中山 茂
20031120
『大学生になるきみへ――知的空間入門』
,岩波書店(岩波ジュニア新書452), 211p. ISBN-10: 4005004520 ISBN-13: 978-4005004522 \740+税
[amazon]
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[kinokuniya]
◆
荻野 美穂
19941215
『生殖の政治学――フェミニズムとバース・コントロール』
,山川出版社 266+21p. ISBN-10: 4634480603 ISBN-13: 978-4634480605 2600+税
[amazon]
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[kinokuniya]
※
◆
岡田 憲治
20101030
『言葉が足りないとサルになる――現代ニッポンと言語力』
,亜紀書房,223p. ISBN-10: 4750510203 ISBN-13: 978-4750510200 \1600+税
[amazon]
/
[kinokuniya]
◆
岡田 憲治
20140530
『ええ、政治ですが、それが何か?』
,明石書店,273p. ISBN-10: 4750340170 ISBN-13: 978-4750340173 \1800+税
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[kinokuniya]
◆大塚 善樹 20021115 「知的財産権の政治学――プロパテント政策下のゲノム特許と公共性」, 小林 傳司 編,
『公共のための科学技術』
,玉川大学出版部,294p. ISBN-10:4472402742 ISBN-13:978-4472402746 3500+税
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[kinokuniya]
※ ss
◆
椹木 野衣
(さわらぎ・のい) 20050225
『戦争と万博』
,美術出版社,349p. ISBN-10: 4568201748 ISBN-13: 978-4568201741 2800+税
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[kinokuniya]
◆篠田 節子 20021100=20120325
『静かな黄昏の国』
,角川書店(角川文庫),382p. ISBN-10: 4041002907 ISBN-13: 978-4041002902 \667+税
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/
[kinokuniya]
◆
多田 富雄
19951220
『生命へのまなざし――多田富雄対談集』
,青土社,350p. ISBN-10: 4791753704 ISBN-13: 978-4791753703
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[kinokuniya]
※
◆
多田 富雄
20071210
『わたしのリハビリ闘争――最弱者の生存権は守られたか』
,青土社,172p. ISBN-10: 4791763629 ISBN-13: 978-4791763627 1260
[amazon]
※ r02
◆
利光 惠子
20121130
『受精卵診断と出生前診断――その導入をめぐる争いの現代史』
,生活書院,339p. ISBN-10:4865000038 ISBN-13:978-4865000030 \2940
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[kinokuniya]
◆
利光 惠子
20130528
「出生前診断について考える」
,
『SYNODOS-シノドス-』
◆
利光 惠子
20140331 「新型出生前検査について考える」,
『生存学』7
:177-198. ISBN-10: 4865000216 ISBN-13: 9784865000214 2200+税
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[kinokuniya]
※
◆
利光 惠子
著・
松原 洋子
監修 20160331
『戦後日本における女性障害者への強制的な不妊手術』
,立命館大学生存学研究センター,130p. ※
◆
浮ヶ谷 幸代
20101103
『身体と境界の人類学』
,春風社,233p. ISBN-10: 4861102448 ISBN-13: 978-4861102448 \2200+税
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[kinokuniya]
※ma
◆
Wexler, Alice 1995
Mapping Fate: A Memoir of Family, Risk and Genetic Research
, University of California Press =20030925
武藤 香織
・額賀 淑郎 訳
『ウェクスラー家の選択――遺伝子診断と向きあった家族』
,新潮社,361p. ISBN-10: 4105434012 ISBN:4-10-543401-2 2730
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[kinokuniya]
◆八代 嘉美,2010,「パラケルススの『裔』として――錬金術と幹細胞」『ユリイカ』42-14(2010-12):160-167.(荒川弘――『鋼の錬金術師』完結記念特集)
◆
山本 由美子
20140331 「いわゆる『新型出生前診断検査』で語られないこと──妊娠中期中絶と『死産』の関係」
『生存学』7
::166-176. ISBN-10: 4865000216 ISBN-13: 9784865000214 2200+税
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[kinokuniya]
※
◆
山本 由美子
20150320
『死産児になる――フランスから読み解く「死にゆく胎児」と生命倫理』
,生活書院,272p. ISBN-10:4865000356 ISBN-13:978-4865000351 2800+税
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[kinokuniya]
be a08 r01
◆
山中 美智子・
玉井 真理子
・坂井 律子 20171130
『出生前診断受ける受けない誰が決めるの?――遺伝相談の歴史に学ぶ』
,生活書院,242p. ISBN-10:4865000747 ISBN-13:978-4865000740 2200+税
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[kinokuniya]
※
◆
優生手術に対する謝罪を求める会
編 20180228
『優生保護法が犯した罪――子どもをもつことを奪われた人々の証言〔増補新装版〕』
,現代書館,326p. ISBN-10:4768458270 ISBN-13:978-4768458273 2800+税
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[kinokuniya]
※ eg
TOP
■過去の講義内容
◆北村 健太郎 20070331
「血友病者から見た「神聖な義務」問題」(pdf)
『コア・エシックス』3:105-120
◆
利光 惠子
著・
松原 洋子
監修 20160331
『戦後日本における女性障害者への強制的な不妊手術』
,立命館大学生存学研究センター,130p.
◆
広瀬 一隆 20180205
「優生思想と私たち――旧優生保護法から出生前診断まで」
,
SYNODOS-シノドス-
◆
「神聖な義務」
◇
出生前診断
◇
優生 2020(日本)
◇
不妊手術/断種
◆
血友病(Hemophilia)
◇
一般社団法人ヘモフィリア友の会全国ネットワーク
◇
World Federation of Hemophilia(世界血友病連盟)
◇
優生学・優生思想(eugenics)
◇
遺伝相談
◇
遺伝子検査
◇
産・生
TOP
新型コロナウイルスと #NoBagForMe / 生理用品 / 性教育
◆
#NoBagForMe PROJECT 2020 supported by ソフィ
https://www.youtube.com/watch?v=n2mIZD_3h_w
◇#NoBagForMe 初めてタンポンを使った日の思い出 / ゆうこす&ハヤカワ五味&シオリーヌ
https://www.youtube.com/watch?v=wZ6S_Kx3AGk
◆
性的同意って何だろう?恋人とのより良い関係のために大切なこと / Genesis ジェネシス&シオリーヌ
https://www.youtube.com/watch?v=gLKq6bMmrT0
◆
彼氏に「避妊して」としっかり伝えるには? / シオリーヌ&ハヤカワ五味
https://www.youtube.com/watch?v=zL5K55n0p3Q
◇【本音】日本の性教育のここがヘン!を真剣にお話ししました
https://www.youtube.com/watch?v=RoCpa1IVZtc
*
性教育YouTuber シオリーヌ
*
ハヤカワ五味 HayakawaGomi
*
Genesis ジェネシス
◆
なまもの 20200611
「性教育(の一端)を、もう少し、もう少し理科でやりませんか。」
note
cf. 20200608
「コロナ禍で浮かんだ日本の性教育の欠陥――中高生の妊娠相談急増、子ども責める前に考えて」
『47news』
◆
広畑 千春 20200418
「休校・外出自粛長期化で10代の妊娠相談相次ぐ…家に居づらく「彼氏の家に」、 バイト失い「パパ活」も?」
『まいどなニュース』
cf.
性暴力/DV:ドメスティック・バイオレンス(Domestic Violence)
新型コロナウイルスとウーバーイーツ、
労働
、
貧困
◆
鈴木 堅登・土屋 俊明・竹信 三恵子 20200610 「ウーバーイーツな世界――究極の「自己責任」」 竹信三恵子の信じられないホントの話
https://www.youtube.com/watch?v=jO-GVykZqFw
cf.
デモクラシータイムス 新型コロナウィルス / COVID-19 関連動画
◆
20200629
「ウーバーイーツ、自粛特需の素人参入で、荒れるマナーに古参が激怒。女性配達員は思わぬ恐怖も」
『HARBOR BUSINESS Online』
cf.
労働(Labour/Work)
◆
「新型コロナウイルスと貧困、最悪の組み合わせ?」
BBC News Japan
https://www.youtube.com/watch?v=E25XPdHWCQs
cf.
貧困
レオナルドダヴィンチと感染症を含むルネサンス期の知的背景――絵画と解剖図
◆
レオナルドダヴィンチの『ウィトルウィウス的人体図』を徹底解説
https://www.youtube.com/watch?v=YR4daTIdOh0
TOP
身体規範と「性的な身体」
◆
安田 聡子 20210423 「性的な対象として扱われることに抗議。女性体操選手が足を覆うボディスーツで競技」『Huffington Post』
https://www.huffingtonpost.jp/entry/sarah-voss_jp_60823987e4b0dff254040cf1
◆
M田 理央・安田 聡子 20190610 「スポーツ界の女性差別や偏見。立ち向かい、歴史を変えた50人のアスリートたちから学べること」『Huffington Post』
https://www.huffingtonpost.jp/entry/female-athlete_jp_5cfb82e1e4b02ee347778e51
TOP
JR東日本の乗車拒否
◆
伊是名 夏子 20210404「JRで車いすは乗車拒否されました」
http://blog.livedoor.jp/natirou/archives/52316146.html
◆
伊是名 夏子 20210407「JRの合理的配慮への改善を求める補足」
http://blog.livedoor.jp/natirou/archives/52316357.html
cf.
◆
荻上 チキ「021 クレイム申し立てとコンフリクト理論」Dialogue for People
https://www.youtube.com/watch?v=nCWv06HFBrM
◆
かわさき りょうた@車椅子からの言葉 20210406「車椅子ユーザーはそれでも負けない」
https://note.com/kangaeru2018/n/n0a2bf1ab0bbb
◆
安積 遊歩
20210412「乗車拒否という差別とは何か 1 ――無人駅で起きたこと」
https://tcy.co.jp/blog/8607/
◆
安積 遊歩
20210415「乗車拒否という差別とは何か 2 ――公共交通機関を使いこなす」
https://tcy.co.jp/blog/8786/
◆
共同通信 20210406「無人駅の車いす介助検討 JR6社、車掌ら対応」『佐賀新聞』
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/656280
◆
荒井 裕樹
×九龍 ジョー 20180929 第2回「本当に「障害者は自分の人生に関係ない」と言えるか」『cakes』
https://cakes.mu/posts/22514
◆
荒井 裕樹
×九龍 ジョー 20180922 第1回「脳性マヒ者団体「青い芝の会」が主張した、障害者の自己」『cakes』
https://cakes.mu/posts/22513
cf.
荒井 裕樹
×九龍 ジョー 対談「青い芝」の戦い
https://cakes.mu/series/3916
◆
塚田 賢慎 20210413「「伊是名さんはわきまえなくていい」全盲弁護士が受け止めた「捨て身の覚悟」」『弁護士ドットコム』
https://www.bengo4.com/c_18/n_12944/
◆
塚田 賢慎 20210418「「駅のベビーカーを当たり前にしたのは、障害者の声」車イスの弁護士が語る「移動の差別」」『弁護士ドットコム』 cf.
東 俊裕
https://www.bengo4.com/c_18/n_12959/
◆
日本弁護士連合会 20210422「「障害者の定義を広げるべき」日弁連、差別解消法改正案の審議に向けて提言」『弁護士ドットコム』
https://www.bengo4.com/c_18/n_12978/
◆
ダブル手帳 20210422「周囲の舌打ち、改札から乗車まで20分…健常者が知らない“車椅子移動のリアル”」『文春オンライン』
https://bunshun.jp/articles/-/44948
TOP
#Choose大学「政治とは何か?」1月/2月/3月
◆政治とは何か?ーー古代ギリシャの民主制から考える
◇第1回「「政治」を問うということ」講師:隠岐-須賀麻衣(政治学者)
https://www.youtube.com/watch?v=dc_Y5YStF0E
◇第2回「古代アテネのデモクラシー」講師:隠岐-須賀麻衣(政治学者)
https://www.youtube.com/watch?v=wcVrx41XpwE
◇第3回「ソフィストとソクラテス」講師:隠岐-須賀麻衣(政治学者)
https://www.youtube.com/watch?v=Jjp1Ih6aGSY
◇第4回「プラトンによる民主主義批判」講師:隠岐-須賀麻衣(政治学者)
https://www.youtube.com/watch?v=X_QMEEzoFdM
◆政治とは何か?ーー代表制から考える政治
◇第1回「代表制民主主義」講師:網谷壮介(政治思想史研究者)
https://www.youtube.com/watch?v=_ikP0Lg7X3U
◇第2回「代表制への批判」講師:網谷壮介(政治思想史研究者)
https://www.youtube.com/watch?v=UdnZganS7v8
◇第3回「代表の概念」講師:網谷壮介(政治思想史研究者)
https://www.youtube.com/watch?v=KftE3hfxfic
◇第4回「ポピュリズムと代表制」講師:網谷壮介(政治思想史研究者)
https://www.youtube.com/watch?v=y-hKVzQKee8
◆政治とは何か?ーーフェミニズムと政治
◆
第1回「イントロ 森発言から」講師:菊地夏野(社会学者)
https://www.youtube.com/watch?v=s-E7x9pAxOo
◆
第2回「ネオリベラリズムとフェミニズム」講師:菊地夏野(社会学者)
https://www.youtube.com/watch?v=vD-J3eTOCSQ
◆
第3回「セクシュアリティの政治」講師:菊地夏野(社会学者)
https://www.youtube.com/watch?v=fJBFLdIk0eQ
◆
第4回「99%のためのフェミニズム」講師:菊地夏野(社会学者)
https://www.youtube.com/watch?v=llNnbpObZA0
TOP
オンライン公開講義
「立ち止まって、考える」
京都大学人社未来形発信ユニット
◆
出口 康夫「オリエンテーション――立ち止まって、考える」
https://www.youtube.com/watch?v=XX_8IAWRl3c
◆
第1回 瀬戸口 明久「「災害」の環境史――科学技術社会とコロナ禍」(7月4日11:00-)
https://www.youtube.com/watch?v=QYZ03nSClD0
◆
第2回 瀬戸口 明久「「災害」の環境史――科学技術社会とコロナ禍」(7月11日11:00-)
https://www.youtube.com/watch?v=dV7lALUiHvU
◆
第1回 出口 康夫「自己とは何か――「われわれとしての自己」とアフターコロナ」(7月4日14:00-)
https://www.youtube.com/watch?v=RBitOoWODr4
◆
第1回 児玉 聡「パンデミックの倫理学」(7月5日11:00-)
https://www.youtube.com/watch?v=UL14YlKEglc
◆
第2回 児玉 聡「パンデミックの倫理学」(7月12日11:00-)
https://www.youtube.com/watch?v=5E2Pp7yqLSo
◆
第1回 山本 博之「メディアとコミュニティ――東南アジアから考える」(7月5日14:00-)
https://www.youtube.com/watch?v=h0uaWjgd6Yk
◆
第2回 山本 博之「メディアとコミュニティ――東南アジアから考える」(7月12日14:00-)
https://www.youtube.com/watch?v=QTiSIpXBo1s
cf. 京都大学人社未来形発信ユニット
https://www.youtube.com/channel/UCIEFeMhUfTbeIvVWX8ZUaJQ
TOP
新型コロナウイルス基本データ、参考記事
◆
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019
◆
https://www.worldometers.info/coronavirus/
◆
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/
◆
https://covid19-osaka.info/
◆
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/pref/osaka.html
◆
【ダイジェスト】
稲場 雅紀
20210424「新型コロナワクチンは国際公共財として考えるべきだ」
https://www.youtube.com/watch?v=FCo1Iuq_R6M
◆
上 昌広 20210113「厚労省「PCR拡充にいまだ消極姿勢」にモノ申す――あの中国が国内感染を抑え込んだ本質は何か」『東洋経済オンライン』
https://toyokeizai.net/articles/-/403436
◆
連載「新型コロナ、長期戦の混沌」『東洋経済オンライン』
https://toyokeizai.net/category/corona-virus-chaos
新型コロナウイルスの6カ月
BBC News Japan
◇「東京圏の病院は「感染患者でひっ迫」 新型ウイルス専用治療室の内部」
https://www.youtube.com/watch?v=xHtr08e5YJc
◇「COVID-19の末期患者を診続けた医師たち 「死」をどう考える」
https://www.youtube.com/watch?v=JM1T_EDTFk8
◇「私たちの脳はパンデミックをどう処理しているのか」
https://www.youtube.com/watch?v=jm4_kZFmEaU
◇「新型コロナウイルスの6カ月 「パンデミックは加速」」
https://www.youtube.com/watch?v=LYzjwbOhZQ8
TOP
2020/07/10-10/31 限定公開→公開終了
第84回日本循環器学会学術集会(JCS2020)
記念対談「新型コロナウイルスの流行における意思決定――未曾有の状況下でどう考え、どう判断すべきか」
◆
山中 伸弥・西浦 博「記念対談 新型コロナウイルスの流行における意思決定――未曾有の状況下でどう考え、どう判断すべきか」
https://www.youtube.com/watch?v=BIinba7Rd58
◆
20200710
「コロナ、山中氏「対策なければ日本で死者10万人以上」」
,『日本経済新聞』
TOP
第15回 7月20日(月) 「授業の総括」
■授業外学習の指示
予習:事前に指示された参考書を読んでおくこと
復習:講義時間中に指示された参考書を読むこと
■成績評価方法
定期試験 0% 定期試験は行わない。
レポート試験 0% 科目全体としてのレポートは課さない。
平常点評価 100% 科目全体としての検証テストは行わない。レポート課題を適宜提示する。小テストを適宜実施する。 出席、質疑応答等、講義への積極的な参加を評価に加味する。
■教科書
なし。
■参考ウェブサイト
◆
「正しく恐れる」ことのむずかしさ
◆
地震とメディア
(別ファイル)
◆
医薬品ネット販売規制 ―― ネットとリアルの狭間
◆サイボーグ・ライフ ※
ギズモード・ジャパン
◇
普通なんて退屈だ! 新しい物の見方とは
◇
自分の体が電池になってガジェットを動かしちゃう日が来る!
◇
私と外骨格パワードスーツ:スーパーパワーの落とし穴
◇
肉のバンドエード、生きた組織を大量生産する人
◇
釘や硬貨を食べまくってサイボーグになろうとした男、胃に穴が開いて緊急入院!【番外編】
◇
人と技術の関係を考える
◇
携帯電話の電磁波の影響はいかに
◇
目で描くグラフィティ(動画)
◇
ラボで臓器を作る人(動画あり)
※
サイボーグ・ライフに関する記事一覧
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Newsweek斜め読み
「正しく恐れる」ことのむずかしさ
2011年04月05日(火)16時06分
池上彰(ジャーナリスト)
東京電力福島第一原子力発電所の事故は、依然状況が深刻であるにもかかわらず、テレビでの報道時間が減少しつつあります。 NHKニュースの視聴率も事故直後より低くなっています。まあ、平常時の数字に戻ったということなのでしょう。視聴者の側にも疲れが見えます。
こういう事故が起きると、人は、自分の考えを補強する情報ばかり欲しがる傾向になるのだなと思います。放射能や放射線が恐い人は、 今回の事故がいかに危険かという情報ばかりを集めて読みたくなるのでしょう。放射線が人体にどれだけ危険か、その情報を見て得心すると、 テレビで「直ちに健康に影響が出るレベルではない」と伝えられても安心できません。むしろ、「政府やマスコミは危険なデータを隠しているのではないか」 と疑心暗鬼に駆られてしまいます。不安の悪循環です。
一方、楽観視している人は、私たちが自然界で日常から放射線を被曝していることなど安心情報を求めます。 成田〜ニューヨーク間の航空機に搭乗することでどれだけ被曝するか、今回初めて知った人も多いのではないでしょうか。
今回の事故の報道内容を見ていくと、「本当に恐れなければならないこと」と、「それほど心配のいらないこと」が、一緒くたにされているきらいがあります。 その2つをしっかり分けて理解すること。この大切さを痛感します。「正しく恐れる」ことが必要なのです。
その点、本誌日本版4月6日号の「日本を惑わす基準値パニック」は、私たちが何を恐れなくてはならないか、冷静な視点を提供してくれています。
しかし、テレビに出る専門家は、むずかしい専門用語を乱発。聞き手のキャスターも理解できず、何を質問していいのかわからないまま。その結果、 一般視聴者が、不安に取り残されてしまいます。
と思っていたら、不安に怯えるのは海外メディアの記者やキャスターも同じだったのですね。同じ号の「そのとき、記者は...逃げた」の記事は秀逸でした。 「世界で最も名を知られた大手経済紙の記者」が「敵前逃亡」したり、私が敬愛していたCNNキャスターのアンダーソン・クーパーが、 仙台からの中継中に取り乱したり。なんだ、海外の大手メディアの連中も、たいしたことないのね、と認識されられます。
よく「日本のメディアはお粗末だが、その点、海外(アメリカ)のメディアはしっかりしている」という類の言説を聞きますが、それは、 実情を知らなかっただけなのかも知れません。
日本のメディアの取材を受けてみて、メディアのお粗末さを知ったという経験をした人もいると思いますが、今回私たちは、 海外メディアの報道の対象となったことで、その実態を垣間見てしまったのではないでしょうか。
遠くから見ると美しく整っているけれど、近くで見ると穴だらけ、というのは月だけではないのですね。
http://www.newsweekjapan.jp/column/ikegami/2011/04/post-307.php
日経ビジネスオンライン
医薬品 ネット通販 省令 ケンコーコム 東京地方裁判所 判決 厚生労働省
2010年4月23日(金)
後藤玄利
医薬品ネット販売規制 ―― ネットとリアルの狭間
おかしいことは、「おかしい」と言い続ける
なぜ医薬品をネットで販売してはいけないのか
1/3ページ
ヒトはネットとどう向き合うべきか。
インターネットが普及し、今や生活や仕事に欠かせない社会インフラの役割を担いつつある。この新しいツールの登場は、従来の制度や仕組みに一石を投じる。
例えば、ネットと選挙。国会議員がブログやツイッターなどを通じて発信する影響力は、もはや無視はできない。一方で、現在の公職選挙法は、ネットの存在を想定 していない。こうした現状を問題視する声が上がっており、今国会ではネット選挙に関する議論が行われることになる。
ネットの存在感が増すにつれて、目立ってきた現実とのギャップ。それは、ネットと選挙だけにとどまらない。こうした動きを先んじたと言えるのが、医薬品のネット 販売だ。
3月30日、東京地方裁判所は、厚生労働省による医薬品の一部についてネット販売を禁じた省令を「合法」とした。
なぜ医薬品をネットで販売してはいけないのか。
日経ビジネスでは、この問題をこれまでも取り上げてきた(「ネットの『常識』司法に通ぜず」2010年4月12日号、「薬事法規制を嗤う“脱法”の真意」2009年11月9日号、 「改正薬事法、犠牲にされた1億3000万人の利便性」2009年6月29日号)。
国を相手取って訴訟を起こした後藤玄利氏は、医薬品・健康食品などのネット通販大手ケンコーコムの社長である。今回の判決に納得が行かず、4月12日、 正式に東京高等裁判所に控訴することを発表した。
図らずも“ネットとリアルの狭間”に立たされた後藤氏は、現在進行形の事態に何を思うのか。ここに至った一連の出来事を、本人が振り返る。
「インターネットは危険あふれる不法地帯である」
そのように断じたと言っても過言ではない内容の判決が下された。3月30日、東京地方裁判所の法廷で岩井伸晃裁判長が「原告の訴えを却下する」と判決文を読み上げた のを耳にした時は、正直ショックだった。最後の最後まで、司法は法の番人だ、と信じていた――。
ケンコーコムは、2009年5月25日、国を相手に訴訟を起こした。発端は、医薬品のインターネットを含む通信販売を一律規制した厚生労働省が出した省令だ。「省令」 というのは、その名の通り、省庁の一存で決められるルールである。役人が自分たちの判断で作ることができるルールである、と言ってもいいかもしれない。
今回の省令ができる前は、医薬品のネット通販は何の問題もなく行われていた。電話やファクス、電子メール、ウェブサイトなどを使って、薬剤師などの専門家が 日本全国の利用者に対して説明責任を果たす形で販売していた。利用者側も、近くに薬局がなかったり、近くで売っていないような医薬品を買いたかったりする場合など、 ネット通販で購入していた。
体に不自由があったり、人と対面すること自体に苦痛を感じたりなど、薬局やドラッグストアなどの店頭まで出向くこと自体が難しいという人もいる。店頭で買うのが はばかられるような医薬品もある。利用者はそれぞれの事情や都合から、ネット通販で医薬品を購入し、健康を維持していた。この意味では、医薬品のネット通販は、 既に社会に根付いた必要不可欠なサービスとして地位を確立していた。少なくとも、私自身はそう信じている。
突然、出現した「対面の原則」
ところが、厚労省は突然「対面の原則」なるものを省令の段階で出現させ、医薬品のネット通販を禁止した。ちなみに、国会議員によって審議される改正薬事法には、 「対面の原則」は一言も記載されていない。にもかかわらず、公務員である官僚(と一部の既得権益団体)が、「医薬品は店頭で買うべし、それができなければ置き薬や 配置薬を使えばいい」という、乱暴としか思えない規制を打ち立てた。それが、施行されてしまったのである。
この省令については、対抗手段として意を同じくする仲間たちと一緒に、「パブリックコメントでちゃんと意見を言いましょう」というキャンペーンを張った。すると、 ネット通販に関して2300件以上の意見が寄せられ、しかも約97%が規制に反対という結果を得た。にもかかわらず、厚労省は強行突破したのだ。
2002年から今日まで、ケンコーコムではネットを通じて医薬品をできる限り安全に、そして安心して購入してもらうために創意工夫を凝らしてきた。お客様に活用して もらうことで成長してきた。もちろん、私たちだけではない。医薬品をネットで販売する多くの事業者は、それぞれが工夫を凝らし、お客様のニーズに応えてきた。 そのような中で強行されたこの省令は、到底、納得できるものではなかった。
そこで、「この省令は営業の自由を侵害する違憲・違法なものであり、無効である」として、ケンコーコムと同じように薬剤師が医薬品を適正に販売してきた ウェルネット(横浜市)とともに訴訟に踏み切ったのだ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100419/214060/
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裁判において、被告である国、そして厚労省の言い分は、ポイントをまとめると、おおむね次のような内容であった。
1. 対面販売では、購入者の「属性」(年齢、性別、体格、身体上の特徴など)、購入者の「様子」(表情や行動、態度、しぐさなど)、そして購入者の「症状」 (顔色など)を見聞きできる。また購入者が自分で申し出る情報についても、対面であれば、薬剤師や登録販売者は、それが嘘か真実か、見抜くことができるだろう。 一方、ネット販売では購入者の「属性」「様子」「症状」を見聞きできない。そのうえ、購入者が自分でそれらを伝えたとしても、それは自己申告だから、その内容が 嘘であるかどうか、確認が難しい。
2. 対面販売では、薬剤師などは名札をつけているので見れば確認できる(恐らく名札が嘘であるかどうかも、対面ならば分かる、と考えるのであろう)。一方、 ネット販売では、応対している相手が本当に薬剤師であるかが確認できない。
3. インターネットで、いくら医薬品の使用上の注意について、チェックボックスを設けたところで、それを購入者が正しく理解しているか分からない。対面ならば、 相手の目線やしぐさから、正しく理解しているかを推測できる。
4. 対面販売の場合、たとえ実際の使用者ではなく代理人が購入に来ていたとしても、対面していれば、店に来た代理人の様子を見ることで、薬の使用者の情報をも 把握できる。一方、ネット販売では、たとえ代理人ではなく、使用者が自分で購入する場合であっても、結局それは自己申告である。だからその申告が嘘かどうかを 見抜けない。
以上のような具合である。
基本的に、対面であれば、優れた専門家が正直な購入者または代理人に対して販売することを前提としている。また、たとえ嘘をつく購入者が買いに来ていたとしても、 対面ならば専門家がその嘘を見抜けるという。それに対して、インターネット上では、ペテン師が嘘つきに販売していることを想定している、と言って良い。合理的な 比較だとは、全く思えない。
しかも驚くべきことに、東京地裁が下した判断は、これら厚労省の言い分をすべて認めるというものだった。それどころか、これらの主張をすべて丁寧になぞり、 判決文として明文化するということまで行った(ケンコーコムでは、裁判所がつけた判例要旨を公開している。ぜひご一読いただき、ご自身で判断していただきたい)。
司法が「対面販売と非対面の販売とを比べると、情報提供の難易、実現可能性に有意な差がある」と断じた、ある意味で歴史的瞬間だった。
ネットは利便に走り安全を蔑ろしている?
インターネットは危険あふれる不法地帯だというのだろうか?
そうだとするなら、そんな信頼の置けない危険なツールを使い、我々は日々、ニュースや情報を仕入れ、ネットバンキングで支払いを行っているのだろうか。 突き詰めていけば、国税電子申告・納税システム(e-Tax)を使って税金を納めたりするのは大丈夫なのだろうか?
ネットが信頼できないツールであるならば、なぜ我々は何か分からないことがあるとネットで調べるのだろう。もし対面するよりもネットの方が、情報の質が悪いと するならば、なにか情報を仕入れたければ、ネットで検索するのではなく、毎回その分野の専門家のところに出向き、教えを乞いに行くべきなのではないだろうか (この論で行けば、図書館も利用できないだろう。なぜなら本はインターネットの情報と同様、いくら著者の名前が記してあるからといって、本当にその本人が書いたか どうかの判定は難しいのだから)。
そもそも厚労省は医薬品のネット通販に対して、「とにかく規制ありき」という姿勢であったように私の目には映る。「安全性vs利便性」という構図を打ち立て、 「店頭での対面販売は安全」「ネット通販は利便性のみ重視」という“見せかけのロジック”を作り上げた。「ネットは利便に走り安全を蔑ろにしている。対面販売ならば、 ちょっとは不便かもしれないけれど、対面こそが安全なのだから我慢しなくては」と喧伝した。
しかし果たして、店頭はそれほどまでに安全で、ネットはそんなにも安全を蔑ろにしているのだろうか?
省令が施行された2009年6月以降、薬局やドラッグストアなどで医薬品を買う機会があった人の多くは、以前と比べて、情報提供などにさほど大きな差がないことを 既に体験しているだろう。ここで、私は店頭での医薬品販売の現状がいかなるものかを、いちいち述べるつもりはない。「対面販売も安全ではない」とか「情報提供は ネットと変わらない」とか、比較してどうこう言うのは本意ではない。リアルにせよ、ネットにせよ、ほとんどの事業者は安全性の確保についてそれぞれ努力している ことだけを理解してほしい。
ケンコーコムでは、これまでもすべての医薬品について、提供できうる限りの情報を掲載してきたつもりだ。箱の中に折りたたんで入っている医薬品の説明書 (添付文書)もすべてウェブサイトに掲載している。医薬品を購入する際には必ず医薬品の使用について「妊娠していますか」や「アレルギーを起こしたことは ありますか」といった質問の画面が現れ、それに該当すると先に進めないようにしている。つまり、その医薬品を使用するのは危険である、と注意を喚起している。 さらに、その後に出てくる画面では、使用上の注意についてのアラートが現れる。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100419/214060/?P=2
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これらのステップをクリアしないと、消費者は医薬品を「買い物カゴ」に入れることすらできない。加えて、決められた個数以上は注文することもできない。 専門家の意見が聞きたい時には、「購入する」「購入しない」に関係なく、電話やメールなどで薬剤師に相談できる体制も整えている。
今回、岩井裁判長は判決文の終わりに「副作用に関する消費者の意識や情報通信技術に変化が生じた場合には、規制内容を見直すほうが良い。今回の規制が 未来にわたってずっと続くべきだという判決ではない」というような意味合いのコメントをつけて、「いつの日か規制内容を見直すように」と記した。
しかし、このように「情報通信技術が進歩したら」などという曖昧な言い訳で問題を先送りし続けてきたのは、私に言わせれば、まさしく厚労省なのである。 そんなところまで厚労省の受け売りなのかと、判決文の最後まで落胆させられた。
日本の衰退と空洞化に拍車
全く合理的な根拠のないまま、「なんとなく危険そう」というイメージで医薬品のネット販売は規制され、それが司法にてお墨付きを得てしまったのである。
もちろん、対面で医薬品を購入して薬害の被害に遭う確率がネット通販に比べて著しく低い、などの明らかな事実が存在するならば別だ。しかしそのような根拠は 一切ない。裁判でも提示されることはなかった。
また、「顔色を見ることができる店頭はネットよりも安全」と言いながら、薬を飲む本人でなくとも医薬品が買えるというのはひどく矛盾しているというのは 万人が思うことだろう。対面販売を義務づける理由が、本当に使用者の安全のためなら、使用者以外の購入や医薬品の譲渡なども禁ずるべきではないか。
この規制は、全く筋が通らないのである。 こんなばかげた詭弁が司法の場で認められるはずがない、と本気で信じていた。もちろん、国を相手の行政訴訟は、 たいへんな困難であることは十分に承知していたから、楽観視をしていたわけではない。けれども、第1回の法廷では、岩井裁判長の「重大な憲法事件である」 という発言もあった。加えて、被告である国の反論で「なるほど」と私が納得するような主張は、裁判中、何ひとつ出てこなかった。
そのような状況で、自分たちの主張が却下されるなど、考えられなかった。国の言っていることがおかしいのは自明で、裁判所もそれは分かるだろう、と信じていた。 それが見事に打ち砕かれた。
こう書くと、大げさに感じる方もいらっしゃるかもしれない。それでも、はっきりと主張しておきたい。
「日本の衰退と空洞化を止めるすべは、もうないのではないだろうか」
私は日本で生まれ、日本で起業し、そして多くの社員やお客様とともにケンコーコムという会社を育ててきた。「健康」というキーワードで、自分が日本でできることを 一生懸命にやってきたと自負している。そこに、今回の判決である。
日本という国に貢献することは、ビジネスの継続性や発展性を考えた時に、もう諦めざるを得ないのか。拠点を日本以外の国に求めるしか方法はないのか。そう思い、 落胆した。
立法や行政だけでなく、司法までもが“堕落”しているこの国に将来はあるのだろうか? このような国に、新しいビジネスが生まれる土壌はあるだろうか? そして何よりも、自国民の能力や判断力を信用することなく、様々な規制でがんじがらめに自国民を縛りつけ、新たなサービスが利用できる可能性を封じようとする国に 発展の見込みはあるのだろうか?
諦めることは、考えられない
しかし、仮にケンコーコムとウェルネットがここで諦め、今回の判決を受け入れてしまえば、今後はこの結果が悪しき判例となってしまう。将来、新たに生まれるで あろう産業に関するおかしな規制を打ち立てる際に、行政や立法にとって都合の良く使うことのできる材料となってしまう可能性があることは否めない。
だからこそ、ここで諦めてしまうという選択は、到底考えられない。2010年4月13日、ケンコーコムとウェルネットは東京高等裁判所に控訴した。
今回、東京地裁が下した判断には、繰り返しになるが、本当に落胆されられた。しかし、まだ第一ラウンドが終わったばかりである。まだ自分たちには立ち向う余地が ある。この理解しがたい障壁を打ち崩すチャンスが残されている。そうであれば、おかしなことには「おかしい」と、とことんしつこく言い続けていくことが重要である。 今はその思いを新たにしている。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100419/214060/?P=3
(次回は、ここに至るまでの経緯についてです)
後藤玄利(ごとう・げんり)
ケンコーコム社長。1967年大分県生まれ。89年3月、東京大学教養学部を卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)、うすき製薬を経て、94年11月に ヘルシーネット(現ケンコーコム)を設立、社長に就任。2000年5月に健康関連サイト「ケンコーコム」を開設、2004年6月に東証マザーズ上場。NPO法人日本オンライン ドラッグ協会の理事長も務める。(写真:村田 和聡)
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