意外と知られていないExcelの小ワザ。前回は「知っているようで知らない、マウスを使ったExcel(エクセル)小ワザ集」をお送りしました。今回は、主にExcelのショートカットキーを中心に取り上げます。
ツールバーやメニューバーをクリックして操作するのはさほど時間はかからないとは思いますが、ショートカットキーを使えばExcel作業が少し楽になります。「セルの書式設定」を開いたり、罫線を引いたり消したりできるショートカットキーなど、すぐに役立つものばかりを集めました。ぜひExcelを開いて試してみてください。
1. 「Ctrl+Space」でその列全体を選択。「Shift+Space」でその行全体を選択。
2. 「Ctrl+Page Up(Page Down)」でワークシートの移動。
3. 「Ctrl+1」でセルの書式設定を開く。
4. 「Alt+Shift+=(イコール)」で、オートSUMを実行。行のオートSUMもできる。
5. 「Shift+F11」で新規シートの挿入。
6. 「Ctrl+N」で新規ファイルを開く。
7. 「Ctrl+Shift+#」で、選択しているセルの値を「日付」にする。
8. 「Ctrl+Shift+$」で、選択しているセルの値を「通貨(¥)」にする。
9. 「Ctrl+Shft+%」で、選択しているセルの値を「パーセント」表示(「1」と書かれたセルは「100%」と表示される)
10. 「Ctrl+Shift+&」で、選択しているセルの外枠に罫線を描く。
11. 「Ctrl+Shift+ろ」で、選択している罫線を削除。
12. 「Ctrl+:」で現在時刻を入力。
13. 「Ctrl+;」で今日の日付(年月日)を入力。
14. 「Ctrl+0」でその列を非表示にする。
15. 「Ctrl+9」でその行を非表示にする。
Excelファイルを2個同時に開こうとすると、同一ウィンドウ内で開くようになってしまいます。これだと開いたシートが重なってしなうので、とても見にくいですよね。
別々のウィンドウで開くようにするには、(1)あらかじめExcelのアイコンをダブルクリックして新規ファイルを複数起動させ、(2)そこにExcelファイルをそれぞれドラッグさせてみましょう。ファイルごとに違うウィンドウで閲覧できるようになるはずです。
(安齋慎平)