Chromeのみ:わかっちゃいるけど、ついついやってしまうウェブでの「道草」。仕事のメールをチェックするために受信トレイを開けたはずなのに、Facebookに友人からメッセージが書き込まれたと知るや、仕事メールそっちのけでFacebookに直行してしまったり、Wikipediaで専門用語を調べていたつもりが、知らず知らずのうちに、サッカー選手のプロフィールページを見ていたりと、ウェブには誘惑がいっぱいです。そこで、こちらでは、そんな数多ある誘惑から自分を断ち切ってくれるChrome用拡張機能をご紹介しましょう。

「Chrome Nanny」は、指定したURLへのアクセスをブロックしたり、頻繁にアクセスしているURLの使用時間を示してくれる、ウェブ上でのセルフマネジメントツール。たとえば、午前9時から午後5時といった具合に、一定時間、指定URLのアクセスをブロックしたり、「60分まで」といったように、あるURLのアクセス可能時間を制限することで、時間浪費につながっているウェブサイトから、強制的に自分を断ち切ってくれます

 では実際、どのウェブサイトで時間を浪費しているのでしょう? だいたい想像はつきますが、正確にはわかりづらいですね。

そこで、この拡張機能では、アクセス時間を計測してほしいウェブサイトを指定しておくと、それらにどれだけの時間を費やしているのかを、データで示してくれます

「Chrome Nanny」は無料の拡張機能。Google Chromeにのみ対応しています。インストールはこちらのページからどうぞ。

同様のツールとしては、Firefox拡張機能「Leech Block」がメジャーですね。このほか、Chrome用拡張機能「StayFocusd」や、Mac用ソフトウェア『SelfControl』もありますよ。

「自制心がなかなか効きづらい」という方は、このようなツールで、自分に「強制ギプス」を付けるのも有効な手段でしょう。

Chrome Nanny [Chrome Extensions]

The How-To Geek(原文/訳:松岡由希子)