デンマークのモニター情報サイト「FlatPanelsDK」ではモニター調整用の無料ツール一式が用意されてます。ポータブルダウンロード用とウェブベースツールとがあり、一瞬にしてモニターを調整できます。
オンライン版は解像度1280x1024のフルスクリーンモードまでのテストが可能。解像度がそれ以上の場合は、スタンドアローン版をダウンロードするとモニターのフルサイズまで大きく設定することが出来ます。このテストではモニターの色の範囲、粒度、トレーリング、均一性などを検証。その他にもピクセルマッピングやテキストコントラストツールが。使用の際に気をつけるべきことが一つ。ツールバーが、最初から自動的に隠れる設定になっているので、マウスをテストウィンドウの右上の方へ当てないと、ツールバーを見つけることが出来ないのです。知らないで探していると、かなりイライラする可能性があるので、テストする際には頭の隅で覚えておいてください。
モニターテストツールとして取り上げておくべきなのは、この入力時差テスト。基本的には大きなタイマーが表示されるだけなのですが、モニターをすべてクローンモードに設定し、同じ画面が表示されます。その後、タイマーをスタートさせ、すべてのモニターの画面が写るようにデジカメで写真を撮影します(カメラのフラッシュはOFFで)。撮った写真に写るそれぞれのモニターの数値を見て下さい。時差がある場合は表示されている数値が異なっているはずです。スクリーンテストや入力時差テストは、オンライン上から可能でHTMLまたはFlashで提供、またはスタンドアローンとしても提供されています。他にもスクリーンツールを試してみたい方は『Calibrize(日本語記事)』や「Screen Check」をどうぞ。
Online Monitor Test [via AppScout]
Jason Fitzpatrick(原文/まいるす・ゑびす)
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