発想の転換です。
Androidには、いろんなバージョンがありすぎるのが問題です。最近の主なものだけでも、1.5、1.6、2.0、2.1と乱立しています。何が問題って、たとえば、2.0で動くアプリが、1.5では動かないとか。みんな混乱しています。この問題に対し、グーグルの解決策は?
グーグルは、次のメジャーなバージョンアップ、FroyoとGingerbreadでは、主要機能をOSから切り出して、Android Marketからダウンロードすることでアップデートできるようにするらしいです。今すでにMapsもそんな風になっていますが、今後はたとえばGmailも、さらにEngadgetの情報源によると、入力手段のようなコアな部分まで、切り出されるらしいです。つまり、グーグルがたとえば画期的なキーボードをリリースしたら、ダウンロードすれば使えるということです。
そうなれば、キャリアとかメーカーがAndroidのアップデートについていけるかどうかに関係なく、Gmailなどのアプリの最新機能を使えるようになるわけですね。この情報が正しくて、また、そんな仕組み自体うまくいけば、「XperiaとかIS01は1.6だけど、Desireは2.1らしい!どうしよう!」とか、悩まなくてもよくなりそうです。
[Engadget]
matt buchanan(原文/miho)