迷って待ってた人は、間違いなく即買いでしょう!
より薄く、より軽く、より機能的になった第2世代「iPod touch」の第一印象はいかがでしたか? ちょっとそそられますよね。なかなか各アップグレードポイントの評価も高いようですよ。
まずは米ギズ編集チームの速攻レビューを、その美しいデザインフォルムのギャラリーと一緒に、続きに置いておきますので、チェックしてみてください。
初代iPod touchとの変更ポイントの中でも、特に好評価だったのは、ボリュームコントロールボタンの追加でしたよ。日常的にiPod touchを使っていると、この音量調節が結構ストレスだったりしたんですよね。アプリケーションの中には、例えば、RPG的パズルゲームの「Aurora Feint」にはまったりすると、このゲーム画面上にはボリュームコントロールのスライダーが表示されませんから、気に入らない音量でも、そのままプレイし続けるしかありません。でも、これで、一体いつ音量を調節しておこうかと、ある意味で無駄なことに気を回しつつ、iPod touchを使い続けなくてよくなるのがうれしいですね。
もう1点、ハードウェア面で評価できるアップグレードポイントとしましては、iPhoneと同じく、スピーカーが内蔵されるようになった点が挙げられます。だって、せっかくいい音楽があって、友だちに聞かせたくなったのに、この自分が使ってるイヤホンを貸すのはちょっとな…なんて、もう思いとどまらなくっていいですもんね。ただし、間違っても、電車やバスの中で、このスピーカーで音楽を聴くなんて迷惑な行為はしないように。
あとは、スクリーンが初代よりも見やすくなったなんて感想もありますよ。明らかにiPhone 3Gのデザインを採用したと思われる、丸みを帯びたクロームメッキボディも、カッコいいですね。ただし、ベタベタと指紋もつきやすいので、ケースに入れるかどうか迷うところかもしれません。せっかく高級感あふれる仕上がりになったのですが、鋭い指摘としましては、新しい「ホーム」ボタンが、意外にもチープな感じにしか見えないのが残念とのことです。
2.1バージョンへのソフトウェアアップグレードで、「Nike 」との統合が進んだのも大きいですが、これはスポーツアクセサリなので、またしっかりと運動して、詳しいレビューをお届けするとしまして、もう1つの目玉である、iTunes 8の「Genius」プレイリストへの対応を紹介しますね。これ、本当によくできてまして、どんどんと自分のセレクションに合いそうなアーティストや楽曲を紹介してくれます。スクリーンの「プレイ」ボタンの下に、新たにGeniusのアイコンが表示されるんですが、ここをタッチするだけで、いつでもレコメンデーションリストを確認し、確認後は自動保存してくれますよ。ざっと今回のアップグレードポイントをおさらいすると、どうやら新iPod touchは、第2世代というよりは、”1.5世代”へのマイナーアップグレードくらいに収まっているような気がします。だから、これまでiPod touchを使ってたユーザーに、絶対に買い替えるべきだと唸らせるほどのものではないんですけど、これからiPod touchを買おうかな~、どうしようかな~と迷ってた人にとっては、今こそ買い時でしょうね。
Adrian Covert(原文/湯木進悟)
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