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多摩六都科学館について

 

多摩六都科学館は、直径27.5mのドームに1億4000万個の星々を映し出すプラネタリウムと、観察・実験・工作が楽しめる体験型ミュージアムです。
小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市の5市で運営しています。

館長から

【地域から世界を観る・世界から地域を観る】
 現在、私たち人類が信じている宇宙観は、天に対する大地を意識した地理的世界の観察から始まり、人間の観察する世界が広まるにつれ、天動説、地動説、天の川銀河へと宇宙を見る視点の変遷を経て生まれてきました。世界を知りたいという好奇心は、科学という人間の営みとして発展し、現在では自然界に存在する物質、生命、宇宙は密接に関係して誕生してきたことを私たちは理解しています。現代の科学技術の智とも言える文化遺産を人類は手に入れたのです。
 地域から世界を観ることで、世界から地域を見る視点を手に入れて来た科学の発展の事例はいくつもあります。地域の環境を地球規模で調べる現代環境科学の手法もその一つです。人間の文化の中でそうした科学が果たす役割を地域の人々とともに知り、考える、そんな機会を生み出すことを多摩六都科学館は願っています。その際、地域から世界を観る科学の視点と科学が発見した世界から地域を観る視点を交えることで、一般社会での科学技術のあり方を皆さんと考える機会も生まれてくると信じています。

高柳館長

高柳 雄一(たかやなぎ ゆういち)
1939 年4月、富山県生まれ。1964年、東京大学理学部物理学科卒業。
1966年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了後、日本放送協会(NHK)にて科 学系教育番組のディレクターを務める。1980年から2年間、英国放送協会(BBC)へ出向。その後、NHKスペシャル番組部チーフプロデューサーなどを 歴任し、1994年からNHK解説委員。
高エネルギー加速器研究機構教授(2001年~)、電気通信大学教授(2003年~)を経て、2004年4月、多摩六都科学館館長に就任。2008年4月、平成20年度文部科学大臣表彰(科学技術賞理解増進部門)

多摩六都科学館の使命ならびに将来像

館の沿革
1987年 1月 多摩北部の6市(小平市、東村山市、田無市、保谷市、清瀬市、東久留米市)で多摩北部都市広域行政圏協議会を設置。
      子供科学博物館の建設を構想し、東京都の財政支援を受け6市による共同設置が決定
1988年 7月 (仮称)子供科学博物館基本構想検討委員会による「基本構想書」答申
1990年 6月 多摩北部広域子供科学博物館一部事務組合(多摩六都科学館組合前身)を設置
1994年 3月 3月1日に開館。平成6年度の年間利用者数16万8千人
2000年 10月 科学館ボランティア制度を発足
2001年 1月 展示リニューアルオープン・休憩室増設
2003年 12月 多摩六都科学館基本計画策定(10年間)
2004年 4月 多摩六都科学館組合事業評価委員会 発足
2004年 4月 髙柳雄一館長が就任
2012年 4月 指定管理者(株式会社乃村工藝社)による管理運営を開始
2012年 7月 プラネタリウム・リニューアルオープン(10月「ケイロンⅡ」世界一に認定)
2013年 3月 展示リニューアルオープン・年間利用者数18万人1千人(過去最高)
2014年 3月 開館20周年記念式典・イベントの実施 年間利用者数20万9千人(過去最高を更新)
2017年 3月 年間利用者数約25万4千人(過去最高を更新)
2019年 3月 開館25周年
2019年 4月 累計利用者400万人記念セレモニー実施
2020年 5月 博物館相当施設に指定
2024年 3月 開館30周年記念式典・イベントの実施

 多摩六都科学館は小平市東村山市清瀬市東久留米市西東京市の5市(以下、圏域)で運営しています。
 多摩六都科学館組合が、圏域住民の生涯学習の推進を図り、圏域の文化の振興に寄与することを目的として、

 多摩六都科学館の設置、管理及び運営に関する事務を行っています。(多摩六都科学館組合については、こちらをご覧ください。)

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