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PPLサマースクール2023
「正規表現研究の最先端」
 
日本ソフトウェア科学会 (JSSST) プログラミング論研究会 (PPL) 主催
日本ソフトウェア科学会第40回大会 併設企画
 
講師:千田 忠賢(NTT社会情報研究所)
講師:南出 靖彦(東京工業大学)
 
2023年9月11日(月) 9:30〜12:55
東京大学本郷キャンパスおよびオンラインのハイブリッド開催
 

ニュース

  • 盛況にてサマースクールを終えることができました.ありがとうございました (9/11)
  • 参加登録を開始しました (8/15)
  • Web ページを公開しました (8/2)

参加者向け情報

9月8日17:42頃、「PPLサマースクール2023 参加案内」というメールを参加登録者宛に発送しました.ご確認ください.

  • 現地会場は東京大学本郷キャンパス工学部2号館1階 212号講義室です.
  • Zoomでのオンライン配信を行います.接続情報は参加案内メールに記載されています.(大会本体のミーティングIDとは異なります.かならず参加案内メールをご参照ください.)

概要

文字列の集合を表記する方法の一つである正規表現は,理論計算機科学の重要な基礎であると同時に,実用的なプログラミングにおいても,文字列検査や検索における必須のツールとして広く使われています.とはいえ,大学の形式言語理論の講義で習うような綺麗に整った正規表現・オートマトン等の理論と,様々な拡張を施されたある種泥臭い現実のプログラミング言語の機能としての正規表現とは,どこか隔たりがあるように感じている方も多いのではないでしょうか.

本サマースクールでは,2名の講師をお招きして,後方参照などの拡張や,バックトラックにより実装された正規表現エンジンの計算時間の問題,文字列抽出の扱いなど,正規表現にまつわる発展的な問題について,どのような研究がなされているのか,ご講演いただきます.

受講にあたっては,形式言語とオートマトンなど,学部レベルのコンピュータサイエンスの知識を習得していることが推奨されます.

講師紹介(発表順)

千田 忠賢

NTT社会情報研究所・研究員.2023年早稲田大学博士後期課程修了.形式言語・オートマトン理論の技術の実世界への応用に関する研究に従事.

南出 靖彦

東京工業大学情報理工学院数理・計算科学系教授.博士(理学).ソフトウェア検証,プログラミング言語,形式言語理論に興味を持つ.

プログラム

9:30 - 9:35オープニング
9:35 - 10:35正規表現とその拡張について(講師:千田)
10:35 - 10:45休憩
10:45 - 11:45正規表現のDoS脆弱性(ReDoS)とその検査技術(講師:南出)
11:45 - 11:55休憩
11:55 - 12:55例を用いた正規表現の自動修正技術(講師:千田)

参加費・参加申し込み

PPLサマースクールの参加費は以下の通りです.

  • 一般会員:1000円
  • 一般非会員:2000円
  • 学生会員, 学生非会員:無料

参加申し込みは 日本ソフトウェア科学会第40回大会 参加申し込みページ からお願いします。PPLサマースクール2023 だけの登録も可能です。学生の方は参加費無料ですが、必ず参加登録をお願いします。

申し込みが完了すると、「参加登録受付メール」が送られます。「参加登録受付メール」に、「参加要領等の詳細」ページ(※9月6日(水)以降に有効)の URL が記載されていますので、参加方法についてはそちらをご参照ください。もし、その URL がわからない、という場合は、幹事までご確認ください。

問い合わせ先

PPLサマースクール2023 幹事
稲葉 一浩(Google)
E-mail: kinaba[at]google.com

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