90-II式戦車 (MBT-2000/AL-Khalid) は、中国とパキスタンが共同開発を行った戦車である。中国は以前からパキスタンに戦車を輸出しており、戦車開発に関しても両国の連携は密なものであった。パキスタンの戦車生産能力に合わせて開発された90-II式戦車はパキスタンへの輸出には成功したが、行動距離の短さなどを理由に、中国国内での採用は見送られた。 輸出モデルのM型は別名MBT-2000ともよばれ、パキスタン国内でのモデルにはアル・ハーリド (AL-Khalid) の名称が付けられている。