SHRDLUとは、人工知能研究初期の研究開発プロジェクトである。1968年から1970年にかけて、テリー・ウィノグラードによって実施された。 コンピューターの中に仮想的に「積み木の世界」を構成し、そこに存在するいくつかの物体――ブロック、円錐、球など――を英語で指示を与えることで積み上げたり下ろしたり動かすことができる。自然言語により仮想世界の操作を行う事ができる。実装はソフトウエア面ではプログラミング言語LispとPlannerを用いて記述され、ハードウエア面ではDEC社のコンピュータ・PDP-6および同社のグラフィック端末上で動作した。後にユタ大学のコンピュータグラフィックス研究所によって改良され、SHRDLUの「世界」はフル3Dで描画されるようになった。 SHRDLUの名称はetaoin shrdluに由来している。
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