LE-8はGXロケットの第2段用に宇宙航空研究開発機構 (JAXA) と石川島播磨重工業(現IHI)が設計開発した、推進剤の酸化剤に液体酸素 (LOX) を燃料に液化天然ガス (LNG) を使用する推力10 t級液体ロケットエンジンである。世界に先駆けて宇宙機用のLNG推進系の実用化を目指していたが、GXロケットの開発中止により実用化には至らなかった。