高野 新笠(たかの の にいがさ、生年不詳 - 延暦8年12月28日(790年1月17日))は、光仁天皇の宮人、後に夫人。桓武天皇・早良親王・能登内親王の生母。桓武天皇の即位後、皇太夫人。薨去後に贈皇太后、贈太皇太后。諡号は天高知日之子姫尊(あめたかしるひのこひめのみこと)。 先祖は百済の武寧王である。父は百済の夫餘氏の子孫で和氏の史姓の和乙継(やまとのおとつぐ)、母は宿禰姓の土師真妹(はじのまいも)(真姝とも)。高野朝臣(たかののあそん)は光仁天皇即位後の賜姓。