関戸本古今和歌集(せきどぼんこきんわかしゅう)は、名古屋の豪商・素封家関戸家に伝来する『古今和歌集』の零本。関戸家所蔵の冊子本(27丁)と諸家蔵の断簡数十点ほどが確認されている。書写は11世紀後半か。伝称筆者は藤原行成。平安古筆の代表的遺品の一つで、書家に人気の高い一品。