遠藤 守信(えんどう もりのぶ、1946年9月28日 - )は、日本の物理学者・化学者。長野県須坂市出身。 触媒化学気相成長法によりカーボンナノチューブの存在とその成長モデルを初めて示し(1976年)、多層カーボンナノチューブの量産技術を開拓した(1982年)。1991年の飯島澄男(現・名城大学終身教授)によるカーボンナノチューブの発見(構造の解明と決定)以来、当該製法によるカーボンナノチューブは、リチウムイオン電池電極、樹脂複合材料等に幅広く適用され、現在、日本、米国、欧州で1,000t/ 年以上生産されている。 フランス国立科学研究センター(CNRS)客員研究員、マサチューセッツ工科大学(MIT)招聘研究員などを歴任。