谷田部海軍航空隊(やたべかいぐんこうくうたい)は、日本海軍の部隊の一つ。搭乗員の初歩練習を推進するため、訓練を推進した。しかし昭和19年12月に要員を総入れ替えし、昭和19年2月15日に開かれた神ノ池海軍航空隊(こうのいけかいぐんこうくうたい)を迎え入れ、戦闘機操縦訓練隊に変貌した。一方、初歩練部隊は山形県北村山郡の神町飛行場に移転し、神町海軍航空隊(じんまちかいぐんこうくうたい)を立ち上げた。菊水作戦実施直前に、教官は特別攻撃隊を編成し、沖縄方面の特攻作戦に従事した。本稿では、二代の谷田部空に加え、神ノ池空・神町空についても述べる。