西園寺 鏱子(さいおんじ しょうし)は、第92代天皇・伏見天皇の皇后(中宮)。鎌倉時代後期から南北朝時代にかけての京極派の代表的歌人。従一位太政大臣西園寺実兼の長女。母は内大臣中院通成の娘、顕子。女院号は永福門院(えいふくもんいん/ようふくもんいん)。法名は真如源。 次妹の西園寺瑛子(昭訓門院)は亀山上皇の寵姫で、末妹の西園寺禧子は後醍醐天皇の皇后・二条派の有力歌人である。 現存する和歌だけでも387首が残り(重複入集も別個に数えると453首)、うち151首が勅撰和歌集に入集した。