『蚤の王』(のみのおう)は、2001年に講談社の『モーニング新マグナム増刊』に連載された、安彦良和の漫画。 相撲の始祖とされる野見宿禰(のみのすくね)を主人公とし、多くの仮説・創作を盛り込んだ歴史作品。 『古事記巻之三』という副題が冠されており、『ナムジ』『神武』の続編という扱いになるが、前2作が登場人物等の面で相互に関連があったのに対して、本作品は宿禰の一族がナムジ(=大国主)およびツノミ(=賀茂建角身命)を祖とする出雲族の末裔であるという関連を除き、ほぼ独立した作品であると言える。