蕃人公学校(ばんじんこうがっこう)は、台湾に於ける日本統治時代の1905年以降、中央または地方政府の経費により原住民に対する義務教育を行なった初等教育機関である。「蕃人」とは「未開拓の地居住する台湾人」を意味し、1936年に「高砂族」に改称された。 1941年、蕃人公学校は公学校や小学校と共に国民学校と改称され、現在の国民小学の前身を形成する学校の一つである。