竹永事件(たけなが じけん)(en:Takenaga incident)は、太平洋戦争末期の1945年(昭和20年)5月3日に竹永正治中佐が率いる日本軍部隊が、東部ニューギニア(当時はオーストラリア領、現在のパプアニューギニア)でオーストラリア軍に降伏した出来事である。捕虜となることを極度に嫌った当時の日本軍において、きわめて珍しい組織的な降伏の事例だった。