泰安旧駅(たいあんきゅうえき)は、台湾台中市后里区泰安里にあった台湾鉄路管理局縦貫線(旧山線)の駅。台中線の新線切り替えにともない廃線になった旧山線とともに泰安旧駅は1998年にいったん廃止されており、台中市の市定古蹟(三級)に登録されるなどで観光名所となっている。駅構内の線路や分岐器は廃止前のまま保存されているが、架線は撤去されている。2010年6月5日より旧山線が観光鉄道として復活し、営業が再開されて12年ぶりに列車が乗り入れた。復活再開後には終着駅となったため、列車が通過することはない。