沖縄諮詢会(おきなわしじゅんかい、Okinawa Advisory Council)または沖縄諮詢委員会(おきなわしじゅんいいんかい)は、1945年8月15日の石川民間人収容所において、琉球列島米国軍政府の招集による住民代表者会議の結果、同年8月20日に美里村石川に設けられた同軍政府の諮問機関。 太平洋戦争末期の沖縄戦により沖縄県庁が壊滅した後の、沖縄本島における最初の行政機構で、15人の委員からなる合議制諮問機関として機能し、1946年に沖縄民政府が創設されるまで米国軍政府と沖縄諸島住民との意思疎通機関としての役割を果たすことになった。なお、専門の庁舎は存在せず、石川収容所内にある委員の自宅が事務所として利用された。