池袋演芸場(いけぶくろえんげいじょう)は、東京都豊島区・池袋駅前・西一番街中央通り入口にある寄席である。都内に4軒ある落語定席の一つで、落語を中心に、漫才、奇術などの色物芸が多数執り行われている。城北興業株式会社の経営である。 池袋は戦後遅くに発展した歴史の浅い新興の商業地であったため、客足が悪かった時代があり、落語協会の落語家が、「人が誰も居ないさま」「客が全く入らないさま」を「まるで池袋の芸協のようだ」と形容することがある。当寄席は地下室であり、あたかも客数人に対して密談をするような形になることから「池袋秘密倶楽部」という異名がある。当寄席の裏手には池袋歓楽街が広がっている。