橋本 正数(はしもと せいすう、生没年不詳)は、江戸時代初期の和算家である。別名「伝兵衛」。1650年(慶安3年)頃に活躍した。出身地は大阪。日本で最初に天元術を習得した人物とされ、弟子に沢口一之や(正数の息子)らがいた。師弟はの始祖である。生没年は不詳だが、1683年(天和3年)以前には没したとされている。なお、吉隆は『』(1675年)を著し、暦学にも詳しかったという。